最終更新日:2024/7/25

三興メイビス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(複合)
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 商社(その他製品)
  • ガス・エネルギー

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ロシア、中国、東南アジアを舞台に多彩なビジネスに挑戦し、成長できる環境

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管理職・営業職・事務職の仕事とそのやりがい

ロシア、中国、東南アジアを中心に、幅広いビジネスを手掛ける総合商社「三興メイビス株式会社」。同社で活躍中の管理職・営業職・事務職に、仕事内容やキャリア、今後の目標について聞きました。

第一営業本部 営業第二部 部長 M.O.さん(1998年入社)
第一営業本部 営業第一部 T.S.さん(2021年入社)
第一営業本部 営業第二部 M.H.さん(2022年入社)

先輩社員から一言!

「『このビジネスは儲かりそう、儲からなさそう』といった具合に、若手社員とはたわいない会話を含め、日頃からいろんなコミュニケーションを取っています」(M.O.さん)
「日頃からオンオフの切替を意識しており、 仕事とプライベートを両立できています。休日はサイクリング等のアウトドアスポーツでリフレッシュをしています」(T.S.さん)
「英語や中国語を使う場面は主にメール上です。 ビジネス英語もビジネス中国語も勉強中です」(M.H.さん)

若手の意見を積極的に取り込みながら、新たなビジネスを創り上げていく!(M.O.さん)

三興メイビスはカメイグループの一員として、中国やロシア、東南アジアを中心に、水産品や資源・インフラ、機械設備や工作機械といった、多種多様な商品の貿易を行っている総合商社です。当社の強みは、多様なバックボーンを持った人材が、これまでに培ってきた知識や経験を最大限に生かしながら、小回りの利いた対応を実践できる点にあります。東京本社はもちろん、北京現地法人、香港、シンガポールの支店、モスクワ、ウラジオストク、カムチャッカ、上海、バンコク、ハノイ、マニラの現地事務所の駐在員、ナショナルスタッフを含めて、あらゆるスタッフが世界各国のニーズ、動向にアンテナを張り巡らせ、必要とされる商品を仕入れて供給する。どのような状況に直面しても常に明るく、元気に仕事に取り組むことができる社員が成長し、活躍している会社です。

1998年に入社した私は、約7年間のタイ駐在を含め、人事総務、保険業務やアパレル・学習机、石炭、ガソリンスタンドの給油機の輸出入業務に携わった後、2022年から営業第二部の部長に就任。現在は二輪用ワイヤーハーネスの電装部品や給油機の東南アジア各国への輸出入業務に携わっています。営業第二部のスタッフは8名。現地事務所には日本語のできるスタッフもいますので、外国語が苦手でもなんとかなりますが、営業第二部には英語だけでなく、中国語など第三言語に長けた人材もいます。マネジメントに当たっては、全てのスタッフがストレスを感じることなく、集中して仕事に取り組むことができる環境づくり、新規ビジネスの開拓に向けて、スタッフ一人ひとりが自らのアイデアや意見を積極的に提案できる雰囲気の醸成に努めています。

国内外のお客さまのご要望にきめ細かに対応し、信頼関係を築き上げていくのは容易ではありませんが、自分の取り扱った商品を海外の人々に使ってもらい、喜んでいる姿をみたときには大きなやりがいを感じられる仕事です。自分の仕事の成果や手応えを肌で感じることができるのも、中堅規模の総合商社ならではの魅力だと思っています。私自身の今後の目標は、現在挑戦中の給油機の三国間貿易を成功させること。将来的には、若手の意見を積極的に取り込みながら新たなビジネスを立ち上げ、会社の成長に貢献していきたいと思っています。

アジア諸国への機械輸出業務を経て、ロシアの水産品の輸入業務へ!(T.S.さん)

大学では外国語学部のロシア語学科に所属。約1年間ウラジオストックに留学したり、ロシア語の演劇サークルに参加したりと、ロシア漬けの学生生活を過ごしました。就職活動でもロシアと取引のある会社を見て回っていましたが、気の合う人が多く、仕事がしやすそうな雰囲気に魅力を感じ、当社への入社を決めました。

入社後、約2ヶ月間の新入社員研修で、各部署の業務内容や社内の承認プロセス等について学ぶとともに、外部研修で基本的なビジネスマナー、ビジネススキルを学習。貿易実務講座の受講、Excelの資格(MOS)を取得した上で、営業第四部に配属となりました。営業第四部では数ヶ月間、国内営業に携わった後、検査測定機器の輸出業務に従事。主に金属検査機や各種測定機器等を、アジア諸国向けに輸出する業務を担当していました。この製品に関しては、国内の仕入れ先にカスタマイズを依頼したり、オーダーメイドの製品をつくり込んでもらったりする機会もありましたね。輸出先企業へのきめ細かなヒアリングを通して、ニーズをしっかりと汲み取るように心掛けていました。現地の工場を訪問して現場の改善に取り組むケースもあり、高いモチベーションをもって仕事に取り組むことができました。

2023年4月からは営業第一部に異動。現在は主に、ロシアの水産品の輸入業務に携わっています。具体的には輸入通関のサポートや乙仲業者さんとのやり取り、ウラジオストック及びカムチャッカの現地事務所から送られてくる漁業日報・週報の和訳、資料作成、現地のロシア人スタッフとのやり取り等を担当。生活必需品の輸入・供給を通して、日本の食料自給率の低下、漁獲量の減少といった社会的課題の解決に寄与できること。そして、人々の豊かな生活に貢献できるのでやりがいがあります。

ロシアに関わる仕事がしたいと思って当社に入社しましたが、現在はロシアのスペシャリストというよりは、ゼネラリストとしてのキャリアを歩んでいきたいと考えています。それは、入社以来、国内営業やアジア諸国との取引を担当させていただき、自身の知見や興味の幅が広がったと考えているからです。そのためにも、今後も相手国をロシアに限定せずに、貿易の経験を積み重ね、貿易商社の仕事をさまざまな角度から考えられる人材になりたい。これが現時点での私の目標です。そして当社には、その環境が整っていると感じています。

学生時代は2年間中国に留学。落ち着いた環境で貿易・営業事務の仕事に挑戦!(M.H.さん)

学生時代は文学部で中国語を専攻。大学4年間のうち2年間は中国・北京の大学に留学し、日中2つの大学の学位を取得することができました。基本的なビジネススキルも身に付き、中国に関わる仕事に取り組むこともできる企業を軸に会社選びを展開。当社への入社を決めたのは、事業内容はもちろん、先輩社員の人柄やオフィスの雰囲気に魅かれたことが大きかったです。商社=体育会系でアグレッシブな雰囲気で、熱血タイプの社員が活躍しているようなイメージを抱いていたのですが、当社はこうした雰囲気とは一線を画しています。落ち着いた雰囲気の中でパソコンに向き合う先輩社員の姿を見て、自分に合う会社だと思ったのです。

入社後は新入社員研修を経て、営業第二部に配属。給油機の輸出や三国間貿易に関わる伝票の起票や船積書類(インボイスやパッキングリスト、船荷証券や保険証券など)の作成、取引先や乙仲業者とのスケジュール調整など、営業・貿易事務全般を手掛けています。専門的な知識が求められる仕事ですが、研修と、配属後の業務の中で学んでいきました。また、営業第二部には年齢が近く、優しい雰囲気をもつ先輩が揃っています。わからないことがあれば気軽に質問できるので、安心して仕事を覚えることができました。

普段から心掛けているのは、どんなときも焦らず、丁寧に、落ち着いて仕事に取り組むことです。ミスや間違いをしたら、それを修正するのに多大な時間がかかってしまいますし、チームや上司、取引先に迷惑をかけることにもなってしまいます。そのため書類の作成に当たっては、多少時間がかかっても入念なチェックをするように心掛けています。入社以来、一人でできる仕事は確実に増えており、新しい仕事を任せてもらえる機会も多くなってきました。自らの成長を実感する場面がたくさんあるので、やりがいをもって仕事に取り組むことができています。今後の目標は、日本・中国・東南アジアの三国間貿易の流れを頭に入れることです。商品や取引先に関する知識に磨きを掛け、目の前の業務だけでなく、幅広い視野で物事を考える力を身に付けていきたいと思っています。

学生の皆さんへのメッセージ

【M.O.さん】
当社は若い力、新しい考え方を積極的に取り込もうという社風の根付いた会社です。貿易ビジネスでは、若手のアイデアや、未経験者ならではの発想が生きる場面も少なくありません。幅広い分野にアンテナを張って、ともに新しいビジネスを創り上げていきましょう。

【T.S.さん】
社会人になって振り返ってみて思うのは、大学時代は自分の好きなこと、興味のあることだけでなく、色々なことを経験できる最後のチャンスだということです。私自身はロシア語やロシア文化を学ぶことに力を入れていましたが、もっと幅広いテーマに触れておけばよかったなという思いもあります。その意味で、現時点ではあまり興味のない事柄にも積極的にチャレンジしていただきたいですね。

【M.H.さん】
自分は何をやりたいのか悩む方も多いと思いますが、やりたいことや向いていることは、やってみなければ分かりません。忘れてはいけないのは、就職は“終わり”ではなく、社会人生活の“始まり”だということです。最初のうちは、大学で学んだ知識やスキルを十分に活かすことができないかもしれませんが、焦る必要はありません。「入社=“社会大学”への入学」という気持ちで、基礎固めに力を入れていただきたいと思います。

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上司や先輩のサポートのもと、仕事を通して成長できる環境。新入社員研修のほか、グレード別研修や役職者研修など教育・研修体制も充実している。

マイナビ編集部から

企業理念「Value Creator for Tomorrow~私たちは貿易を通して豊かな未来に貢献します~」のもと、ロシア、中国、東南アジアとの貿易ビジネスを展開している総合商社「三興メイビス株式会社」。今回、管理職、営業職、事務職として活躍中の社員にお話を伺って感銘を受けたのは、仕事内容やそのやりがいについて実に明快に語ってくれるコミュニケーション力の高さ、仕事について語るときの楽しげな雰囲気だった。

文化も価値観も異なる外国人とのやり取りや輸出入に関わるトラブルなど、国際ビジネスならではの苦労も少なくないだろうし、ミスや失敗をすると多大な損失につながりかねない仕事など、集中力や緊張感が求められる仕事も多いと思われるのだが、それでも明るく、楽しそうなのである。その背景には、少数精鋭の会社でビジネスを創り上げているという手応え。そして、困ったときには互いにサポートし合える、メンバーとの信頼関係があるのではないか。筆者はここに、1947年の会社発足以来、70年以上にわたって発展を続ける同社の底力を見て取ったのである。

総合商社の仕事に興味関心をお持ちの方や外国語のスキルを活かしたいという方はもちろん、若手のうちから幅広い仕事に取り組み、専門的な知識、スキルに磨きを掛けていきたいという志ある方にお勧めしたい会社である。

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本社オフィスは新宿区左門町。ロシア、中国、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピンの各拠点には1~2名の社員が駐在。活躍のフィールドは広い。

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