(株)てらす

(株)てらす（旧：山田建設興業(株)）は2020年5月に社名変更した建設会社です。宝塚を中心に、兵庫県や京都、和歌山などのお客様とのパイプも築いています。当社の強みは保育所や介護施設、病院のMRI棟など、特殊な建築・施工から一般家庭のリフォーム・工事まで幅広く対応できること。これまで類まれなる発想力と行動力で社員を引っ張ってきた寺本社長ですが、社名変更と同時に俯瞰した経営を心がけているそう。その意図とは？

「これまでは名前を聞けば、どんな会社かわかるでしょ？でも、“てらす”は何をやっている会社？ってなると思う。そうなると名前だけで食べていくのが難しくなる。どうしたら自分の会社に興味を持ってもらえるかを社員は考える。自分で考えるクセをつけて欲しいから、社長の自分が前に出るのはやめたんですよ。

実務面もそうで、社員に気づかせる。経験とスキルがあれば仕事はできるようになるけど、人間的成長はまた別物。高校野球を見ててそう思う。後輩が入ってきた時に先輩としてどう振る舞うのか。キャプテンシーが芽生えるってよく言いますよね。新卒採用も同じでこの効果って凄く大きいんですよ。新入社員の育成を通じて既存社員が育つ。新入社員は最初から利益を生まない。未来への投資だとよく言われますけど、私の持論ではそんなことはない。入社時点で会社に新しい風を吹かしてくれてる存在なんです。先輩たちは人を育てるという経験を積むことができる。それだけで十分価値あると思ってますよ。

今、頑張ってくれている坂尾（設計・入社3年目）もそう。彼女、この前、地元の児童館でDIY教室を開いてくれたんですよ。それも今までのウチにはない価値になってるよね。

採用したい人物像？うーん、明るくて元気で・・・ってありきたりやね。とりあえず私の話を聞きにきて欲しいです。できる限り会社説明会に参加するようにするし、どんな会社か、知ってもらった方が早いと思う。ああこれだけは約束して欲しい。初任給で親でも兄弟でも姉妹でも、おじいちゃん、おばあちゃん、友達でもいい。これまで自分がお世話になった人を食事に連れて行ってほしいな。で、それを私に言って欲しい。社員が喜んでくれる姿が、またモチベーションになるしね。そんなことを気軽に言える雰囲気っていいと思うんですよ。」

• 1964年
  • 尼崎市昭和通り2丁目47番地に資本金100万円にて
    本社を置き、山田鉄工建設(株)を設立。
• 1968年
  • 一般総合請負業として兵庫県知事登録を受ける。
• 1969年
  • 宝塚市光明町8番17号に第二工場を設置。
• 1973年
  • 事業発展に伴い第二工場を増設。
    宝塚市役所を始め近郊各市役所より指名を戴き、
    逐次注文の増加をたどる。
• 1974年
  • 資本金を400万円に増資。
• 1975年
  • 資本金を1,000万円の増資。
• 1976年
  • 山田建設興業(株)に社名変更。
    受託資本1億2,000万円、払込資本金3,000万円に増資。
• 1979年
  • 払込資本金を6,000万円に増資。
• 1982年
  • 代表取締役山田英男が辞任し、取締役会長に就任。
    代表取締役に寺本繁樹が就任する。
• 2001年
  • 払込資本金を7,000万円に増資。
• 2011年
  • 本社を宝塚市安倉中5丁目2番33号に移転。
• 2015年
  • 取締役会長山田英男が辞任。
    代表取締役寺本繁樹が辞任し、相談役に就任。
    代表取締役に寺本達也が就任。
• 2020年
  • 社名を「(株)てらす」に変更。
    (株)宝南をグループ会社化 。