最終更新日:2024/8/19

NRIプロセスイノベーション(株)【NRI(野村総合研究所)グループ】

  • 正社員

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業種

  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • 信託銀行・投資銀行・投資信託委託
  • 専門コンサルティング
  • その他金融
  • 証券

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

専門的な知識・スキルを磨き続ける、若手社員3人の挑戦と成長

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金融を支えるBPOのプロフェッショナルへ

金融BPOのプロフェッショナルとして、資産運用を中心とした金融全般のバックオフィス業務を手掛ける「NRIプロセスイノベーション」。若手社員3名に入社のきっかけや仕事内容、やりがい、目標などについて伺った。

投資顧問サービス一部 アソシエイト 関口 愛さん(2021年入社)
PSS事業部 アソシエイト 本多 未来奈さん(2021年入社)
投資信託サービス一部 アソシエイト 志津 理香子さん(2020年入社)

社員は語る

「資格取得支援制度が充実しているのも魅力です。証券外務員や銀行業務検定、ファイナンシャルプランナー等を取得してきました」(関口さん)
「わからないことがあれば、チームのメンバーが時間を割いて、丁寧にフォローしてくれます。だからこそ『チームのために』という気持ちが湧いてくるのです」(本多さん)
「前部署で習得したレポート作成のための投資信託の知識は今も役立っています。今の部署への異動は、新たな分野で成長するためのきっかけになりました」(志津さん)

「専門性」を身につけられる仕事へ。研修やOJT、自己研さんを通して着実にスキルアップ(関口さん)

学生時代は経営学やマーケティングなど、金融とはそれほど関係のない分野を専攻していました。就職活動に当たっては、マスコミや不動産など幅広く見て回っていましたが、日常の多くの時間を仕事に費やすのであれば、専門性を身に付けたい。「自分はこれができる」と胸を張っていえる分野をつくりたい。こうした思いから当社への入社を決めました。先輩社員の人柄も大きな魅力で、面接に出席していた部長クラスの社員が、一就活生に過ぎなかった私の話に真剣に耳を傾けてくださったことが、今でも印象に残っています。

2021年に入社すると、まずはNRIグループ研修で約1カ月間、基本的なビジネスマナーやビジネスコミュニケーション、NRIグループおよびグループ各社の概要等について学びました。その後はNRIプロセスイノベーション独自の研修です。各部署の事業内容のほか、「株式とは何か」といった基礎の基礎から、金融業界の知識を学んでいきました。専門性の高い内容が多く、その場では理解できないことも少なくありませんでしたが、実務に入ってから学び直せば大丈夫だろうと。私が楽観的な性格なのもあるかもしれませんが、ある種の割り切りをつけたことで、安心して業務に入れました。

研修終了後は投資顧問サービス一部に配属。資産運用会社のバックオフィス業務に携わっています。日次(にちじ)業務としては、親会社のNRIが開発・提供しているサービスシステムを使って、資産運用会社が行う株式取引や為替取引等をリアルタイムで把握し、口座残高を管理。資産運用会社が作成しているデータと照合することで、信頼性の高いデータをつくり、ファンドマネジャーの判断材料として提供します。一方、月次業務では、資産運用会社から投資家に提出する報告書の作成を担当しています。

入社1年目は作業手順を覚えるだけで精いっぱいというのが正直なところで、通常とは違った事象やトラブルが発生してもなかなか対処できませんでしたが、上司や先輩社員の丁寧なアドバイスに加え、参考書やeラーニングを活用して自己研さんに励むことで、仕事に必要な知識・スキルを身に付けられました。信託銀行や証券会社などの関係者とコンタクトを取る機会が多いのも、この仕事の面白さです。今後は投資顧問サービスだけでなく、幅広い分野でマルチに活躍できる人材を目指したいと考えています。

外資系証券会社のバックオフィス業務のチームへ。「金融×英語」のスキルを徹底的に磨く(本多さん)

学生時代は商学部に所属。就職活動では金融業界を志望していましたが、私が軸に据えたのは、「チームワークを大事にする職場」「ライフステージが変わっても仕事を続けられる環境が整っている会社」でした。当初は銀行や証券会社の総合職を中心に会社選びを進めていたのですが、どちらかといえば個人プレー中心で「私がやりたいのはこれではない」と思い、方向転換。銀行や証券会社のバックオフィス部門にフォーカスを当てたのですが、一般職としての募集がほとんどでしたし、その部門自体で収益を生まない“コストセンター”で仕事をするのは、仕事へのモチベーションの面で不安もありました。こうしたなかで出会ったのが当社だったんです。チームプレーを実践しながら専門性を高められ、キャリアアップも可能。バックオフィス業務そのものをビジネスとして成立させ、“プロフィットセンター”で仕事ができる点にオンリーワンの魅力を感じ、入社を決めました。

2021年に入社後は新入社員研修を経て、外資系証券会社のバックオフィス業務を受託するPSS(プライム・セトルメント・サービス)事業部に配属。日本株の株券貸借取引を担当するチームで仕事をしています。具体的には、外資系証券会社のトレーダーが約定した取引が、システム上でも正常に完了するかどうかをモニタリング。その一環として、電話やメールによる取引先相手との照合、証券の残高や資金の授受の管理、金融庁や日本銀行に提出する法定書類の作成・整理のほか、システムやツールの改良・改善の提案・テストなど、多岐にわたる業務をチームで手掛けています。専門的な知識が求められる仕事で、入社3年目の今も勉強の日々が続きますが、最初の3カ月間はインストラクターが一対一で指導してくださいましたし、その後もチームのメンバーの動き方をみながら基本的な業務を着実に覚えていくことができました。

私たちのチームでは、外資系証券会社のトレーダーや、香港やロンドンの拠点のバックオフィスチーム、インドのIT部門と英語でコミュニケーションを取る機会も少なくありません。ビジネスパーソンとしての成長を考える上で最高の環境だと思いますし、何よりもチームで仕事ができるのが一番の喜びです。今後は業務プロセスの改善により一層力を入れる方針です。将来的にはマネジャーとしてチームをまとめ、後輩の育成にも挑戦したいと思っています。

ジョブローテーションでさらなる成長を。投資信託BPOのプロフェッショナルを目指す(志津さん)

学生時代は経営学部で管理会計を学んでいました。メーカーや金融会社など、さまざまな企業のインターンシップや説明会に参加するなかで、BPOサービスの存在を知ったことが、当社への入社のきっかけとなりました。専門知識を学んで手に職をつけられるという点に魅力を感じ、選考を受けてみることにしたのです。専門性が高いだけに、挑戦しがいのある仕事だと思いました。

2020年に入社後は新入社員研修を経て、ディスクロージャーサービス二部に配属。主に携わっていたのは、投資信託委託会社が公表する投資信託レポートの作成・配信する仕事で、具体的にはファンドの動きやその状況に関する報告書を作成していました。レポートには週次、月次、四半期ごとに発表されるものの他に、臨時のものなどさまざま種類がありますが、いずれも締め切りが設けられているため、緊張感を持って仕事に臨んでいました。自分が作成したレポートがホームページ等に公開されるので、大きなやりがいを感じられました。

2022年6月にはジョブローテーションで、投資信託サービス一部に異動。現在は投資信託商品の価格である「基準価額」の算出にかかわる業務を担当しています。基準価額を算出するためには、投資信託会社から提供されるデータを基に、その日の株、債券などの売買結果、各商品の当日の値をシステムに投入していくのですが、私の所属しているチームでは、時価や銘柄属性、金利の配当に関するデータを、情報ベンダーが公表するデータと照合・チェックした上で、後続のチームが使いやすいように加工する役割を担っています。

前の部署にいた頃とは使用するツールが違うので、最初のうちは手間取ることもありましたが、先輩社員にみていただきながら一つ一つ覚えていけました。私たちのチームでは数十分単位で各タスクのスケジュールが組まれているのですが、時価のデータを受領する時間が遅れたりすると、スケジュールが全体的に後ろにずれることになります。こうした事態を乗り越えてスケジュールを元に戻せたとき、最終的に基準価額の発表に至ったときには大きな達成感を得られます。今後の目標は、投資信託の計理の知識に磨きを掛けていくことです。将来的には、インプットとアウトプットを繰り返しながら、知識をうまく活用するためのスキルを身に付け、「投資信託BPOのプロフェッショナル」になりたいと思っています。

学生の方へのメッセージ

【関口さん】
当社には、学生時代の専攻や研究テーマを問わず、一から仕事を覚え、着実に成長していける環境が整っています。専門性の高い業務を手掛けている会社だからといって敬遠することなく、エントリーいただきたいと思います。皆さんの中には、「自分のやりたいこと」がなかなか定まらず、困っている方も少なくないと思いますが、何事もやってみなくてはわかりません。自分の直感を信じることも大切です。

【本多さん】
就職活動でもビジネスの現場でも、「わからないことをそのままにしない」ことが大切だと思っています。会社選びを進める中では、志望企業での具体的な業務内容、普段の動き方を含めて、想像の及ばない事柄に少なからず直面すると思います。こうした際には、人事担当者とコンタクトを取って疑問点を解消するなど、自分自身で納得できるまで質問することが大切です。

【志津さん】
まずは会社選びの軸を明確にして、できるだけ早い時期から就職活動をスタートすることが大切だと思います。ただ、私自身もそうでしたが、就職活動を続けていくなかで、軸がブレることもあるはずです。こうしたなかでも、取りあえず行動を続けること。私の場合は最終的に、「手に職をつけられる、専門性の高い仕事」という軸にたどりつき、当社に入社することになりましたが、いずれにしても自分自身の納得がいくまで、会社選びを続けることが大切だと思います。

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専門的な知識・スキルが求められる仕事だが、強力なチームワークのもと着実にステップアップできる環境。一般的な事務職では得られない達成感、キャリアの広がりが魅力だ。

マイナビ編集部から

「NRIプロセスイノベーション」は、金融BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のプロフェッショナル集団として、資産運用をはじめとする金融全般のBPOサービスを提供し、顧客の業務・コストの構造改革をサポートしている。金融に関する高度な専門性を生かして、投資信託の基準価額の算出や、投資顧問会社のバックフィス業務、投信レポートの作成支援や証券ポストトレード業務を請け負うことで成長を続けてきた。

BPOというと事務業務の支援・代行というイメージが強く、“サポート色”の要素の強い仕事だと考えられがちだ。しかし、こうしたイメージは「NRIプロセスイノベーション」が手掛けているような、極めて専門性の高いBPOサービスに関しては当てはまらないだろう。同社には、業務の効率性・安定性の向上にむけて、現場の社員が主体性を発揮しながら改善を進める機会がある。プロフェッショナルとして自立的なキャリアのきっかけをつかむチャンスもある。そして、「金融事務×ビジネス英語」という高度なスキルセットに磨きを掛けるチャンスもある。金融に関する専門知識を身に付けたい方、毎日確実に業務を遂行することで成長を続けていきたいという志をお持ちの方にオススメしたい会社である。

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NRIプロセスイノベーションの本社は、東京都品川区にある。デスクワークが業務のメインとなるため「仕事のしやすさ」が配慮されたオフィス環境を実現している。

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