最終更新日:2024/8/1

(株)澤井商事

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設

基本情報

本社
新潟県
残り採用予定人数
1

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

進化と挑戦を続ける総合建設業の現場には、成長できる環境があります。

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自分を信じて、チャレンジしよう!

新潟県上越市を中心に活動し、ICT技術を取り入れ「ほ場整備」を得意とする(株)澤井商事。ここでは澤井社長と、若手社員たちに、それぞれの仕事についてお話を伺いました。

代表取締役 澤井 祥典さん (写真中)
資材部 田代 朱音さん/2022年入社 (写真右)
土木部 渡部 龍一さん/2023年入社 (写真左)

私たちが大切にしていること

PCで作業中の土木部の渡部さん。「仕事では先輩や発注者との人間関係を大切にしています。社員同士が顔なじみになれる当社の規模はちょうどいいと感じています」
澤井商事が大切にしているのは技術力。現場での教育も充実しており、理系や文系を問わず、予備知識がないまま入社した新人をプロの技術者に育て上げている。
用水路の工事で指示を出す資材部の田代さん。「わからないことはすぐ調べる。やるべきことはすぐにやる。何事も後まわしにしない姿勢を大切にしています」

「自分ならできる」と信じること。誰にとっても「存在価値のある会社」を目指しています。(澤井社長)

私たちは、上越市三和区を中心に、60年以上にわたり地域に密着した活動を続けています。社長の私が考える当社の姿は、社員にとって、顧客にとって、地域にとって「存在価値がある会社」であることです。社員と企業の関係も「働かされる会社」ではなく「働く会社」であってほしいと考えているので、やりたいことがあれば、どんどん言ってほしいと思います。現在、私たちはICT技術を土木事業に導入していますが、それも土木部長が「やりたい」と言ったことがはじまりです。ラジコンヘリによる写真撮影から始まり、現在ではドローンで測量をするまでに進化しました。私は社長就任以降、誰もが何でも言い合えるオープンな雰囲気の職場づくりに力を入れてきたので、技術者には、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思っています。そのため、社員が何をやりたいのかを聞くことを大切にしています。

社長の大きな仕事は会社を黒字にし、利益を出すことです。それは雇用や納税など地域貢献への重要な事のひとつであり、大きなやりがいを感じる瞬間でもあります。利益を出す工夫をした事業の一例として、本社移転の際、空いた土地を遊休地としないように、他社に貸し出し、出店まで至ることができました。この事業を行うための一連の判断が好評だと知ったときは、うれしかったですね。

私は「現在の自分は、過去の結果」だと考えています。人間、過去のことは誰も変えられませんが、1年後どうなるかなど、未来のことは自分で決められるのです。そのためには、チャレンジする前に「できない」とあきらめず、「自分ならできる」と信じ、その方法を考えることで、何でもやっていけるのではないかと思います。学生の皆さんも、「自分ならできる」と思って何事にも取り組んでほしいと思います。
(代表取締役 澤井 祥典さん)

1年前にはわからなかったことが、わかるうれしさ。成長を実感しています。(田代さん)

私は資材部で、外注工事の契約書や資材仕入れの発注書、施工管理に必要な書類の作成を行いながら、上司が担当している工事に同行し、施工管理の勉強をしています。学生時代は簿記を学んでいましたが、父が建設業に就いていたことでこの業界に興味を持ち、当社の説明会に参加しました。求人は施工管理部門でしたが、「こういう働き方はどうですか」と、現在の業務を提案され、それなら学生時代に学んだことが活かせるだろうと思い入社を決めました。

専門知識がないまま入社した私は常にメモを持ち、仕事中にわからない言葉が出てきたらメモを取り、調べるようにしていました。入社1年目と2年目の時に2回にわたり、上司と一緒に同じ工事現場を訪れたことがあります。1年目のときは上司と発注者の方が何を話しているか、あまり理解できませんでしたが、2年目のときは何について話しているのかが理解でき、成長のプロセスを計画し、達成できていると感じました。現在、私は施工管理技士の2級を取得する勉強をしています。資格を持てば現場に立って活躍することもできますが、どちらかというと、現在の仕事をより深く理解し、もっと仕事ができるようになりたいと考えています。

入社後は1カ月ほど新人研修を行い、社内の各事業部が何をやっているかを学びます。その後、本配属となり、現場で指導してくれる先輩のもとOJTによって業務を学んでいきます。教育に対する意識は高く、先輩たちは聞かれたことに対してしっかりと教えてくれます。仕事のときは真剣な空気が流れ、そうでないときはフレンドリーな笑顔になれるようなメリハリのある社風も特徴です。当社は完全週休2日制で、祝日もきちんと休めるため、他の会社の友人とも予定を合わせやすいことが嬉しいですね。学生の皆さんには頑張ってほしいと思います。もし、希望する会社にはいれなくても、その会社で得られるものは必ずあります。何事にもどん欲になって、前へ進んでほしいと思います。
(資材部 田代 朱音さん)

土木の知識がないまま飛び込んだ現場で知識を吸収。毎日新しい体験をしています。(渡部さん)

入社1年目の私は、ほ場整備の現場で施工管理のサポートとして、測量や資料写真の整理を行っています。測量では衛星から位置情報を受信して、田圃で使用する用水路・排水路の高さを出す目印の杭を打っています。ほ場がだんだん形になってきて設備が整ってくるに従い、完成に対する期待が大きくふくらんでいきます。

私は学生時代、住宅の設計やCADなどの建築について学んでいました。当社に入社したのは、地元を離れ、自然の多い場所で一人暮らしをしてみたかったことと、ICT技術に興味があったことが理由です。実際に衛星と連携する測量機を持ったときは、想像していたより重たかったですが、手でやるよりも簡単に測量ができたので驚きました。土木に関する知識がなかったため、現場では毎日新しい体験ができます。たとえば工事の途中で、ほ場の持ち主から内容を変更したいと言われることも。そういうときには先輩と最後まで話を聞いてから、対応を検討します。先輩方はやさしく、聞けばなんでも教えてくれますし、現場で一緒に仕事をすることで仲を深められたと感じています。

目標は1級土木施工管理技士資格の取得です。現在はまず、2級の取得を目指し、勉強に力を入れています。業務に必要な資格取得は会社が負担してくれるため、挑戦しやすい環境です。完全週休2日制なので休みの日には睡眠をゆっくり取り、ゲームなどをしてリフレッシュしています。今後はもっと知識をつけて、先輩や職人さんなどいろいろな人の話をきちんと理解できる力を身につけたいです。学生の皆さんに伝えたいのは、実は、土木関係の仕事で最も必要なものは「郷土愛」かもしれないということです。自分が立っている大地を愛する心があれば、きっと大丈夫だと思いますよ。
(土木部 渡部 龍一さん)

学生の方へメッセージ

[人の役に立つ仕事をしてみませんか]
新型コロナや、あいつぐ自然災害など、私たちはとても不安定な時代に生きています。そこで重要になってくるのが、地域の人との共生です。私たちは土木や建設、農業などの分野で、地元・上越市に密着した活動を行っています。自分の仕事に一生懸命に取り組むことが、そこで暮らす人々を笑顔にし、地域を豊かにしてゆく、その手ごたえとやりがいを、ぜひ感じてほしいと思います。地域に役立ち、みんなに喜ばれる仕事をする毎日の先には、大きな感動が待っています。人の役に立つ仕事を行うことで自分も成長できる。そんな仕事をしてほしいと思います。

[世代交代の担い手に]
私たちは世代交代の時期にあります。ベテラン社員たちのもとで当社に蓄積された技術を吸収してください。配属後の新人は先輩のサポートを通し2~3年かけてプロの技術者として育成します。資格を取得後、何年か経験を重ねればプロジェクトを牽引するリーダーに成長します。自分で様々なことを考え、決定できる、のびのびとした働き方を実現できます。社員から「これをやりたい」と意見が出れば、「やってみよう!」という社風です。どんどん新しいことにチャレンジしていってほしいと考えています。
(総務部 部長 水澤 孝彦)

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「可能性をポジティブに追求して、どうしたらできるか考える。学生の皆さんには、このような姿勢を大切にしてほしいと思います」と語る澤井社長。

マイナビ編集部から

総合建設業の(株)澤井商事は田や畑を作る「ほ場整備」を得意とし、上越市三和区を中心に地域に密着した活動を行っている。「ほ場整備」は手がける業者の数が少なく、60年以上の歴史のなかで蓄積してきた技術力はかけがえのないものだ。同社は数千万~数億円の規模となるスケールの大きな土木や建築の工事から冬季の除雪作業まで、人間が暮らす社会の基盤をサスティナブルものにするため、幅広く支えている。それは日々の業務を通し「豊かな自然」と「人間の快適な暮らし」のバランスを取ることにつながり、SDGsへの貢献となる。

同社は将来的なチャレンジとして「スマート農業」を視野に入れているが、それは「ほ場整備」やICT技術の導入など、企業のこれまでの歩みが、これからの社会の姿とシンクロしていることでもある。それは、大きな可能性を感じさせ、心おどるものに感じられる。

取材で出会った澤井社長はじめ、若手社員の方々にはとても自然な雰囲気で、自らのチャレンジや、これからの目標について語っていただいた。それは、ふだんの業務のなかで成長することを意識しながら業務を行っているからこその「自然体」にも思えた。
教育にも力を入れており、理系文系を問わず、一人前の技術者として成長できる。存分に学び、アイディアを実現し、社会に役立つことができる会社である。ここならきっと、土木と農業の未来を切り拓く働き方ができるはずだと感じた。

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当社で造り上げた道路が、多くの企業や家庭に製品を届ける物流の舞台になります。インフラの建設は社会貢献に直結する仕事です。

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