(株)関東製作所

主にプラスチック成型品の二次加工や検査を行う専用装置を製作します。まず成形品の内容や加工/検査の内容を確認し、装置の仕様についての打ち合わせを行います。その後3DCADデータで設計をし、お客様と詳細仕様の確認を行います。仕様が確定したら図面の作成や部品手配をしたり、場合によっては現場立ち合いをして最終確認もします。

設計現場と製造現場が同じ工場内にあるため、自分が設計した装置が扉のすぐ向こうで作られています。そのため装置の仕上がり状況がすぐに自分の目で確認できます。自分が手掛けたという実感が湧きますし、モチベーションも上がります。また修正があった場合もすぐに対応でき、細かい内容もフィードバックできるため次の設計に生かしやすいです。

機械製造業ですぐ実機を見れる・触れられるというのは、自分の技量を増やすのに一番の近道です。自分で調べて学んだり、人の技術を見て学び・盗み、その中で自分が正解だと思ったものを寄せ集めて勝負してみる。それが成功するととても達成感が得られます。確かに、考えが浮かばなかったり上手くいかないときは焦り・落ち込みもします。ですが逃げずにそれを超えて一人前の設計者として成長していくと信じ、日々奔走しています。