最終更新日:2024/7/5

ミズショー(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 自動車・自動車部品
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 商社(鉄鋼・金属)

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

メーカー機能を持つ商社だから、自分らしさを生かす幅広い活躍フィールドがあります。

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エレクトロニクスで、自動車や産業機器の分野に貢献する会社です

電気・電子部品とワイヤーハーネスなどの加工・販売を通じ、産業界とエレクトロニクスをつなげる役割を果たすミズショー。希望や適性に応じた配属のもと、社員たちは個性や得意を存分に発揮しています。

(写真左から)
★土屋優介さん/第一グループ 主任/2012年入社
自動車業界におけるエレクトロニクスの将来性を見込み、新卒で入社。2年前には主任のポストに昇格した。
★今井晴基さん/刈谷工場製造部/2021年入社
新卒入社。文系出身ながら、自ら希望して製造部へ。現在は生産技術として日々、仕事の幅を広げている。
★加藤佑真さん/第二グループ/2021年入社
学生時代に情報系を学び、新卒で入社。コロナ禍におけるメールでの提案活動の中、信頼を得るための工夫をしている。

この点も当社の魅力です!

育休の制度が整っていて、私も3週間取得しました。年間休日も115日あり、残業も少なめ。有給も取得しやすく、家族との時間によく利用しています(土屋さん)。
当社は業務改善活動にも力を入れています。私も金型を置く位置や並べ方を提案し、今ではそれがルールとなり、図書館の書籍のようにきれいに整頓されています(今井さん)。
製造部があり、実際の商品を見て学んだり、部材にも詳しくなれます。また会社として、自分たちで課題を洗い出し、改善へと取り組んでいく社風も魅力です(加藤さん)。

社内や仕入先との連携で、クルマの品質を支える毎日です。

私の部署ではワイヤーハーネスを始め、シートベルトセンサーやパーキングブレーキ用の部品などを取り扱っています。私は自動車部品メーカーの試作工場を担当しており、いわば“これから世に出るクルマ”に陰ながら貢献しています。
ほぼ毎日のように何らかの納品でお客様を訪れ、調達や生産管理、検査など、いろいろな部署の方とお会いし、品質はもちろん、スケジュールやコストなどのお話をさせていただいています。当社の場合、仕入れた完成品をお届けする際にも、社内で検査を行うことができるため、自動車部品で重視される品質面にも高い信頼をいただいています。

一方、商社の営業としては、お客様との信頼関係構築が何より大切です。日頃から社内の各部署ともコミュニケーションを取り、お客様の希望される納期などに対し、早めに対応することで喜んでいただけるよう努めています。
ただ、自分では細心の注意をはらっているつもりでも、仕入先との意思疎通が不十分で、お客様にご迷惑をおかけしたこともあります。もちろん、その際には全力で対応してきたつもりです。会社としても、そうした姿勢はしっかりと見ていてくれ、私も最近では新たな取引先の担当も任されるようになってきました。
また私は本社で営業活動をスタートした後、1年半ほど勉強のために総務部の仕事を経験しています。当時は“なぜだろう”と思ったものですが、今になって、その時の経験があったからこそモノやお金の流れが理解できたと感謝しています。

仕事のやりがいは、自動車業界に貢献できる点です。部品を担当する分、次に開発されるクルマの性能や機能が何となくわかるものなんですよ。加えて個人的には日々のスケジュール調整など、営業に与えられる裁量の大きさも気に入っています。小さな子どもがふたりいるので、できる限り残業をしないよう効率良く動こうと工夫ができます。
2年前には主任になり、今後は部下を育成する機会も出てくるでしょう。何より人間関係が大切な仕事のため、挨拶など基本の部分をしっかり伝えていければと思っています。また私自身としては、コロナ禍が落ち着いたら海外出張なども経験したいと考えています(土屋さん)。

自分なりのアイデアを、積極的に認めてくれる環境です。

当社の製造部門では、ワイヤーハーネスの加工・組付、産業機械用の制御盤の組立などを行っています。私自身は生産技術として、設備の仕様検討や導入準備、治具の作成、金型の改造等を担当しています。
私はクルマが好きで、それに関連する仕事に就きたいと当社を志望。文系出身でも製造に携わるチャンスがあるなら、1度やってみようと今の部署を選びました。そして入社後は、営業の同期と一緒に3ヶ月ほどの研修からスタート。製造の各部署を回り、部品の名称や不良品の見分け方などを学び、配属後は作業を行う手順書の修正などから始めました。

最初は、工場の人たちとうまくコミュニケーションが取れるだろうかという不安もありましたが、研修の時に顔と名前を覚えてもらったこともあり、スムーズになじむことができました。生産技術も3名の少数精鋭のため、お互いが協力しながら業務を進めています。困った時は、すぐに上司や先輩が助けてくれますし、私が自分なりに考えて「写真や動画を用いた手順書」をつくった時も、先輩たちが丁寧なアドバイスをしてくれました。
仕事をする上でつねに心がけているのは、手がかりとなる資料を残すことです。それを残すことで1人に頼り切るのでなく、次からは誰でもできるようにするのが理想です。

入社から1年が経ち、日常の作業で使う金型の交換や、設備の簡単なトラブル対応なども少しずつできるようになってきました。ただ先輩たちの迅速かつ、部品の交換点数も少ないトラブル対応法には、当然ながらまだまだ追い付けません。
それでも自分なりの工夫で、作業時間を短縮できた時などは大きなやりがいを感じています。最近で言えば、金型を改造する際に飛び散る破片を防御するカバーを作成し、後の掃除がずいぶん楽になりました。そうした小さな喜びも大切にしています。
工場も冷暖房完備の上、食堂もあって仕出し弁当が格安で提供されるなど、働きやすさも抜群。2年目は、最近任されるケースが出てきたワイヤーハーネスに関する業務スキルも、しっかり身に付けることが目標です。そして将来的には画像検査や画像処理などの業務にもチャレンジできればと思っています(今井さん)。

工場の自動化支援にも、私たちが携わっています。

私のグループでは、工作機械の動きを制御する制御盤内の配線に用いるワイヤーハーネスを扱っています。クルマ用とは別物ですが、入社時の研修において、自分たちでワイヤーハーネスをつくった経験は大いに役立っています。
専門用語に関しても、工作機械ならではのものがあり、その点に関しては先輩に質問を投げかけ、メモに取って覚える工夫をしていました。先輩からも「わからないことがあれば、すぐに相談しなさい」と言われていたものです。自分勝手に判断をしてしまうと、先に進めなくなったり、時には大きなミスにもつながりかねません。

営業活動に関しては、入社から半年ほど経ってから、上司のサポートのもとでお客様を担当するようになりました。コロナ禍での活動ということもあり、現在はお客様の開発の部署の方とメールでのやりとりが中心です。納期に関するご依頼が多いため、すぐに上司に相談し、早めの対応をするよう心がけています。
メールでお顔が見えない分、難しい面もあるものの、丁寧な文章を書くことで信頼していただけるようにしています。特に私は制御盤の中でも試作品を担当していて、中には大きくて部品点数の多いものもあります。その分、外注先と密に連携し、納期対応をしていかなくてはいけません。大変な反面、完成から納品に至った時の達成感は格別です。時にはお客様から「よく頑張ってくれました。ありがとう」と感謝のメールをいただくこともあるんですよ。
またお客様のホームページの製品紹介の動画などを見て、“これに携わったんだ”と感慨に浸ることもあります。

この1年で成長した点は、協調性の面です。私たちの仕事は、営業といっても一匹狼的な活動スタイルではありません。グループの仲間と情報を共有しつつ、仕事を進めていくことが求められるのです。
その活動を確実に実践していくには、まずは私自身が人に頼らないだけのスキルを身に付け、1日も早く自立しなくてはいけません。できれば2年目には、上司や先輩をサポートできるくらいになりたいと思っています。その姿勢で仕事を続けていけば、いつかは周囲にも認められ、ポストもついてくるのではないでしょうか(加藤さん)。

学生の方へメッセージ

商社といっても、さまざまです。就職活動で各社を見る中で、今の業績だけにとらわれるのでなく、未来に向けた事業をしているかどうかに着目してみて下さい。それと学生時代にはアルバイトや部活、ボランティア等を通じ、さまざまな世代の人と話す機会もつくっておきましょう。また多くの趣味を持つこともお勧めです。そうした経験が、社会に出た後に必ず役に立ちます(土屋さん)。

就職活動では自分のやりたいことを明確にし、その上で幅広い視野で説明会に参加しましょう。そして、その会社で希望を実現できるかどうかを見ていって下さい。もし私に後輩ができたら、1つ1つの手順に則って教えていくつもりです。モノづくりの現場には危険な設備もあるため、自分だけで判断せず、先輩たちのアドバイスを受けながら仕事を進める姿勢が必要です(今井さん)。

コロナ禍のため、Webでの説明会や面接も多いでしょう。その中でも可能な限り、自分で足を運び、会社の雰囲気を確かめるようにして下さい。営業職といっても、セールストークでガンガン商品を売る仕事もあれば、当社のようにお客様とじっくり信頼関係を築く働き方もあります。また商社でも総合商社や専門商社、メーカー機能を持つ商社など、その種類は多彩なんですよ(加藤さん)。

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「誰とでも物怖じせずに会話ができ、積極的に質問を投げかけてくる後輩に期待します。仕事以外の、プライベートの相談でも大歓迎です」と取材対象の3名。

マイナビ編集部から

商社の世界も業態はさまざまで、扱う商品も活動の仕方も各社によって異なる。その中でミズショーは、これからの自動車や工作機械に欠かせないエレクトロニクスの総合商社だ。卸だけではなく、ユーザーであるお客様と直接接し、提案活動を行っている。
社内に製造部門もあり、メーカー機能を有している点も大きな特徴だ。それにより提供する商品に大きな付加価値が付けられる上、営業なら人間性、製造なら品質へのこだわりで勝負できる点も魅力だろう。

そうした知識やスキル、人間力を養うため、同社では学びの機会も豊富に設けている。入社時の約3ヶ月に及ぶ新入社員研修はもちろん、配属後も階層別、職種別、個人に向けたものなどがあり、営業で言えば仕入先との交渉の仕方、中堅社員としての仕事の進め方などを、外部セミナーで学ぶそうだ。製造に関しても、機械の安全な使い方、工程改善の方法などを、やはりセミナーで学ぶという。

働く上でも、気さくな仲間が多い上、周囲の目を気にせずに有休などを取得できる環境を気に入っている社員も多い。それに加え、モノづくりの盛んな愛知県内で腰を据えて働くことができる点も見逃すことはできない。長く勤めるには理想の環境だと今回の取材を通じて感じた。

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会社としての歴史は65年以上。時代のニーズを敏感にキャッチし、つねに新しい価値の創造に取り組んできた。海外にも拠点を有し、グローバル化にも対応している。

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