最終更新日:2024/6/28

(株)ユニオン

  • 正社員

業種

  • インテリア・住宅関連
  • 商社(インテリア・住宅関連)

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大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「ドアハンドルといえばユニオン」のブランド価値のさらなる向上に挑む!

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多様な知識や経験を積み、着実にステップアップ

「ドアハンドルといえばユニオン」と言われるほど、建築のプロフェッショナルから絶大な信頼を誇るユニオン。そのブランドを開発や営業の面で支える社員に仕事内容ややりがい、今後の目標などについて話を伺った。

■野村 牧生さん(写真右)
開発デザイン室/2019年入社
■安藤 菜々子さん(写真左)
大阪支店 大阪設計課/2022年入社
■中園 翼さん(写真中央)
大阪支店 大阪住宅課 課長代理/2011年入社

先輩から一言!

海外向け製品の開発も増え、活躍のステージも広がっています。意見や希望を聞いてくれる環境があるので、どんどん発言し、行動できる人なら着実に成長できます。
営業に同行し、ゼネコンの設計担当者と直接話す機会もあるので、いろいろな人の意見を聞き、多角的な視点でベストな提案ができる人を目指していきたいと思います。
ブランド力があるので、有名な現場には必ずといっていいほど携われるのが当社の魅力。一つのことに熱中できる人、得意なことがある人が多く活躍しています。

新製品の企画から製品化、広告宣伝まで一連の流れに一貫して携われるのが魅力

モノづくりに興味があり、大学ではプロダクトデザインを専攻。
モノづくりに関わる仕事をしたいと考える中で見つけたのがユニオンでした。

入社後、最初の一年は設計部門で、既製品の改良やカスタムオーダーなどの特注品を中心とした設計を担当。設計ソフトを使った図面の書き方など技術だけでなく、既製品のあり方や設計の考え方などについても学ぶことができたことは大きかったですね。開発デザイン室に異動した後も、新製品の開発のヒントになるなど、この時の経験は役に立っています。当社の開発デザイン室は、マーケットリサーチから企画立案、試作、量産化、さらに広告宣伝までを、個々が一貫して担当し、進めていきます。企画から製品化まで、一年ほどのスパンで進むものが多く、短期間にいろいろなことを経験できるのが醍醐味です。

印象に残っているのは、尊敬する上司と2人で進めたプロジェクトです。リノベーションやリフォーム需要に対応する新製品の開発を担当しました。真鍮素地で経年変化を楽しめるよう考えたデザインで、倫理的な消費社会の流れにもマッチしたものです。新築の集合住宅と異なり、リノベーションやリフォームの場合は、より個々のお客様の“こだわり”や“思い”に寄り添う製品であることが求められます。スタイロや粘土を使って試作したり…。納得できるまで何度も繰り返すことで、成長につながったと感じています。またプロジェクトを進める中で、他部署と連携を取ることの大切さにも改めて気付かされ、新たな課題も生まれました。いずれは独立することを視野にさまざまなことにチャレンジしていきたいと思います。
(野村さん)

憧れのショールームに展示される製品を多くつくっていきたい

大学は制作・デザイン系の学部で、モノづくりに携わりたいという思いが強かったです。ユニオンの本社を訪れた時、吹き抜けのショールームに所狭しとドアハンドルが展示されていて衝撃を受けました。シェア率もトップクラスだと聞き、またフレンドリーな雰囲気も気に入り、「絶対にここに入社したい」と思いました。

入社後は設計課に配属され、まずはAuto CADを使って図面を正確に書くところからスタート。上長が「1年目は自転車の後ろの補助輪がはずれるところくらいまでできればいいから」と言ってくれたおかげで焦ることなく、じっくりと取り組むことができました。
2年目を迎える現在では、だいぶ操作にも慣れ、営業担当の細かな要望を図面に落とし込んだり、コスト削減や納期短縮につながる提案をしたりすることもできるようになってきています。とはいえ、まだ製造担当と話をしていても理解が追い付かず、すぐには判断できない場面も。より踏み込んだ議論を通して、よりよいモノづくりにつなげていけるよう、もっともっと知識を付けていきたいと思っています。

今まで自分が携わった仕事の中で特に印象に残っているのは、オフィスビルのトイレに付ける手すりやフックなどを担当した時のこと。特殊なコーティングのため、壁のタイルにねじ止めするにも工夫が必要だったのですが、デザイナーから「デザイン意図を図面にきちんと反映させてくれてありがとう」と言ってもらい、嬉しかったですね。仕上がりも見に行き、「多くの人が使うものをつくるのに携われた」と実感できました。今、その製品は当社のショールームに展示されていて、それもモチベーションにつながっています。
今後も営業やデザイナー、製造など、他部署の人とコミュニケーションを密にとり、その思いをしっかりと図面に反映させていきたい。そしていずれは新製品の開発に携わり、自分が一からつくったものがショールームに展示されるようになりたいと思います。
(安藤さん)

一般住宅からテーマパーク、ラグジュアリーホテルまで幅広いフィールドで提案の幅も広がる

当社営業の強みは、市場におけるシェアもブランド力も、そしてもちろん品質も高いこと。そのため、誇りを持って提案、販売できます。また営業にとって一番つらいのは、「そういう商品はない」「それはできない」のように、お客様からの要望に対して“No”を言うことだと思います。当社は、既製品のカスタマイズやオーダーメイドの特注品も手掛けており、できる範囲が広いのが特長。他社が“No”と言うようなものでも、“Yes”と言えるので、ストレスが少ないです。

また営業には主に住宅と、住宅以外のビルや商業施設を対象にしたものがあり、幅広い知識や経験を培えます。
私の場合は、入社後はまず東京でビルや商業施設などに営業する部署に配属され、千葉県エリアを担当。設計事務所や建具店、販売代理店など、さまざまなお客様を回り、商品の提案から納品、入金確認まで、一連の流れを経験しました。社会人1年目とあって、お客様との付き合い方やビジネスの流れを理解するまで、いろいろと失敗もしました。それでも続けてこられたのは、自分の仕事がカタチになった時の達成感があったから。誰もが知るようなアウトレットやテーマパークなど有名な現場や、病院のような公共性の高いところにも携わり、人の役に立つ仕事だと自信と誇りを持てたことは大きかったと思います。

その後は大阪で住宅向けの営業を担当。ビルや商業施設などの不特定多数の使用を想定した建物では、抗菌などの機能性やユニバーサルデザイン、耐久性などが求められましたが、住宅は全体調和が大切になります。周辺環境やコンセプトなどを共有し、デベロッパーやコーディネーターの方と一緒になって進める中で、提案の幅も広がりました。ラグジュアリーホテルや有名人の豪邸などに携わることもあり、インパクトの強い特注品に携われるのも面白いところです。
今年からは課長代理となり、課としての数字の管理や中長期の先を見据えた方針に基づいた行動計画など、新たなことにも取り組んでいます。デベロッパーの役職者に会う機会も増え、仕事を円滑に進めていけるよう人脈を築くことも今後の課題です。多様な経験を積み、お客様からも部下からも頼られる人になっていきたいと思います。
(中園さん)

学生の方へメッセージ

あまり自分を飾りたてたり、装ったりすることなく、素の自分を出していってほしいと思います。私も最初は装っていたのですが、うまくいかないことが続き、素の自分を出して、それで受け入れてくれるところがあれば、そのほうがいいのではないかと考えを転換。体当たりで臨むことで風向きも変わってきました。入社してからのことを考え、自分に本当にフィットするところを選んでほしいと思います。(野村さん)

就職活動に向けて、いろいろなテンプレートが出回っていると思いますが、テンプレートに自分を合わせるのではなく、「自分らしさ」を前面に出し、本当に自分に合った会社を見つけることに重点を置いたほうがよいと思います。学ぶ姿勢のある人、言われたことを素直に受け入れ、吸収していける人なら、きっと当社で大きく成長していけると思います。(安藤さん)

何でもいいので“継続すること”が大切だと思います。私の場合、大学時代の4年間、バイトを継続したことは大きな自信にもつながっています。就職活動で不合格になったとしても、その会社に合わなかっただけのこと、気を張って定型文を述べるのではなく、自分の考えを自分の言葉で話せば、きっと自分に合う会社が見つかると思います。(中園さん)

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フレンドリーな雰囲気で、意欲を持って挑戦する人を後押ししてくれます。営業の提案に設計や開発部門の人が同行することもあり、情報共有の仕組みも充実。

マイナビ編集部から

ドアの付属品という意味合いが強い「取っ手」から「ドアハンドル」へ、さらに「アートウェア」というコンセプトのもと、現代社会のさまざまなトレンドや価値観に沿った新製品を開発、世に出し続けるユニオン。業界のトップランナーとして国内のみならず、海外市場も見据えた挑戦も本格化してきている。
今回、取材した3名も設計、開発デザイン、営業のそれぞれの立場から、業界の最先端のトレンドを肌で感じ、それに対応したスキルを磨き、成長している様子が感じられた。ユニオンの製品は、一般住宅からホテル、オフィスビル、病院、さらには誰もが知る大規模な商業施設やテーマパークまで、あらゆるところに使われている。それだけに自身が携わった製品を目にする機会も多く、やりがいを感じられる仕事だ。
モノづくりに携わりたい、新しいことにチャレンジしたい、製品を通してお客様に感動してもらいたい、社会の役に立つ仕事がしたい、そんな人にぜひ検討してもらいたい企業だ。

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ずらっとドアハンドルが並ぶユニオンのショールーム。ファブレスメーカーとして国内の職人や協力企業などとコラボしたスピード感のあるモノづくりを推進。

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