最終更新日:2024/4/18

公益財団法人東京都中小企業振興公社

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

中小企業をトータルで支援できるのが魅力!幅広いフィールドで、自分らしく活躍

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若手職員が語る、中小企業支援事業の魅力!

「東京都中小企業振興公社」では、幅広いアプローチから、都内の中小企業を支援しています。それぞれ異なるフィールドで活躍する先輩3名の業務内容や仕事のやりがいを通して、同公社で働く魅力に触れてください。

★事業戦略部 知的財産総合センター・主事
Nさん(写真左)
 2021年入職

★総合支援部 企業人材支援課・主事
Sさん(写真中)
 2022年入職

★総合支援部 総合支援課・主事
Kさん(写真右)
 2022年入職

先輩が語る、職場の魅力!

「穏やかな社風で、先輩に何でも気軽に質問できる環境。新人でも、安心して一歩を踏み出せます。有給が取得しやすく、時間給を取れるのもポイント」〈Nさん〉
「面倒見のいい先輩が常に若手のことを気にかけてくれる、あたたかい職場。残業をしていると、『大丈夫?』と手を差し伸べてくれるので、無理なく働けます」〈Sさん〉
「私の部署では2名体制で案件に携わるので、チームワークが抜群。また、休みが多くて残業が少ないため、旅行や資格取得の勉強など、オフも充実しています」〈Kさん〉

新事業の創出を支援するプロジェクトを経て、知的財産を守り、活用する支援を担当!

就職活動では、自己分析に力を入れ、「人の相談に乗るのが得意」「人をサポートするのが好き」という軸を見つけました。そんな私にぴったりだったのが、東京都の中小企業を支援している当公社。多彩な支援事業を展開している点に魅力を感じ、入職を決めました。

最初に配属された支社では、新事業や新製品の創出を支援する「事業化チャレンジ道場」というプロジェクトに携わりました。新ビジネスの芽を育むための講座の開催から、アイデアをカタチにしていくサポート、新サービス・製品を展示会に出品して反応を探るテストマーケティングの実施まで、長期的に伴走しながら夢の実現を後押しするプロジェクトです。

直接的に指導や支援を行うのは専門家の方々で、私は先輩の下でプロジェクトの運営に関する事務を担当しました。中小企業が“ゼロイチ”を生み出す瞬間に関われる、やりがいの大きな仕事。感謝の言葉を直接もらえることが、当時のモチベーションにつながっていました。

入職3年目に、特許権・著作権・商標権といった知的財産を守り、活用する支援を行う知的財産総合センターに異動。以来、中小企業の社員さんが知的財産について学ぶ「知的財産人材育成スクール」の運営に携わっています。申し込みの受け付けからカリキュラムのブラッシュアップ、スクール開催日の立ち会いまで、運営全般を担当。知的財産に精通した人材の育成を通して中小企業に貢献できるので、働きがいは十分です。

「インプットした知識をグループワークでアウトプットできるので、知識が身につきやすい」などと、参加者さまからポジティブな意見をもらえると、やりがいを感じます。また、参加企業を募集するパンフレットのキャッチコピーに自分のアイデアが採用されたときもうれしかったです。

当公社では、ジョブローテーションを通して幅広い経験を積むことができます。異動して担当業務は変わりましたが、「事業化チャレンジ道場」での経験を参考に、スクールの説明会資料を新規で作成するなど、身につけたスキルが今の仕事に生かせる機会が多数。ジョブローテーションは、自分の成長につながっていると実感しています。これまでは、与えられたことを正確にこなすだけで精いっぱいでした。今後は率先して改善提案を行い、「知的財産人材育成スクール」の価値を高めていきたいです。

〈Nさん〉

人材の定着や育成を支援するセミナーを運営!2年目でセミナーの企画にもチャレンジ

実家が自営業で、苦労する親の背中を見てきたので、「中小企業を支援する仕事に携わりたい」と思っていました。就職先として当公社を選んだ理由は、専門家の派遣や助成金の提供、ビジネスマッチングなど、あらゆる角度から中小企業を支援していたから。幅広い経験を通して成長していけそうだと感じ、入職しました。職員の人柄に惹かれたことも、決め手のひとつ。面接でオフィスを訪れた際、エレベーターで一緒になった方が「今から面接?頑張ってね」と声をかけてくれ、元気をもらいました。

私が所属する企業人材支援課では、中小企業の人材の定着や育成を支援しています。私が主に担当しているのは、メンタルヘルス関連のセミナーの運営。当日の会場運営のほか、セミナーを告知するプロモーションから申し込みの受け付け、講義を依頼する専門家との日程調整まで、幅広く携わっています。

新人時代は右も左もわかりませんでしたが、当公社はOJTの先輩が手厚くフォローしてくれる環境です。新人時代、その日にやったことをまとめた日報をチェックし、日々フィードバックをくれたことで、着実に成長できました。毎月1~2回開催された新人研修も、ありがたかったです。ビジネススキルを磨けただけでなく、同期との交流が大きな励みになりました。

健康経営が叫ばれるなか、メンタルヘルスは重要な経営課題のひとつです。セミナーには毎回50社ほどが参加しており、多くの中小企業に好影響を与えられるのが仕事の醍醐味だと言えるでしょう。しかも、東京都にある企業の大多数が中小企業。私たちはインフラ的存在として中小企業を支えているため、責任の重さに比例して大きなやりがいを味わえます。

一番印象に残っているのは、2年目に自分でセミナーを企画したときのことです。Z世代の育成をテーマにした内容で、中小企業診断士の方を講師として招き、ゼロからトータルで関わることができました。「参加者が少なかったらどうしよう」と不安だったのですが、当日は会場が満員に。達成感を味わえた、忘れられないエピソードです。

今後の目標は、さらにスキルアップに励み、多くの中小企業に貢献できる存在へと成長していくことです。また、ゆくゆくは個別支援にもチャレンジしてみたいと思います。そして、中小企業の潜在的ニーズをくみ取り、プラスαの価値を提供できるようになることが大きな目標です。

〈Sさん〉

事業再生や事業承継を通して中小企業を元気に!ハードルが高い反面、やりがいは十分

新卒で食品メーカーに就職し、営業の仕事に携わっていました。その会社では、製造の一部を協力会社へ委託しており、工場見学に行く機会がたくさんありました。中小企業の工場が多く、そういったところを支援できる仕事がしたいと思って当公社に転職。面接で接したトップ層の物腰がとても柔らかく、「こういう方々の元で働きたい」と感じたことも、入職を決めた理由です。

総合支援課に所属する私の仕事は、中小企業の事業再生や事業承継の支援です。「経営が厳しい」「後継者がいなくて困っている」といった相談を受け付け、当公社のアドバイザーをアテンドして面談に同席。その後、中小企業診断士などの専門家を派遣し、事業再生や事業承継のプランニングを立てるところまでサポートを行います。

史学科出身で経営の知識はまったくありませんでしたが、面倒見のいい先輩のおかげで着実に知識を吸収。自らも「簿記3級」の資格を取得するなど、スキルアップに励みました。その結果、今では企業の決算書を読み、その内容を理解できるまでに成長できたのです。

事業再生や事業承継の支援は、中小企業が厳しい状況に陥っているタイミングで関わるので、ハードルが高い仕事だと言えるでしょう。なかには、廃業を視野に入れている経営者の方もいらっしゃいます。アドバイザーや専門家と一緒になって、中小企業の力になれることが、この仕事のやりがい。決算書の内容を理解できるようになるなど、経営に関する多くの学びを得られるのも魅力だと言えるでしょう。

ある中小企業が、専門家のアドバイスで複数ある事業を縮小し、収益改善を実現できたときの喜びは、言葉で言い表すことができません。ヒアリングを通して新たな経営課題を掘り起こし、プラスαの支援につなげることができたときにも、自分の存在価値を実感できます。

中小企業の支援に特化した、多彩な事業を展開しているのが当公社の特徴です。私はまだ事業再生や事業承継の支援しか経験がないので、今後はジョブローテーションを通して幅広い業務にチャレンジしたいと思っています。これから自分がどのようなキャリアを歩むのか、今から楽しみで仕方ありません。

〈Kさん〉

学生の方へメッセージ

当公社では、起業から事業の成長、再生に至るまで、東京都の中小企業を総合的にサポートしています。そのため、「中小企業に貢献したい」「創業支援に携わりたい」「人材支援がしたい」「伝統工芸を守りたい」といった理由で、エントリーされる学生さんが多数。ただ、直接支援を行うのは中小企業診断士をはじめとした専門家の方々で、私たちはその橋渡しや支援事業を円滑に進めるバックヤード業務を担います。

とはいえ、中小企業の発展の一翼を担い、直接感謝の言葉をもらえる機会が多いので、社会貢献度が高い仕事に携わりたい方なら大きなやりがいを味わえるはずです。明確にやりたいことが定まっていなくても、「人の役に立ちたい」という気持ちさえあれば大丈夫。多彩な活躍の場があり、2~3年ごとにジョブローテーションを通して幅広い経験が積めるため、きっとあなたが輝ける場所が見つかるでしょう。

就職活動では、その会社の事業内容や理念をしっかり理解することが大切です。そのうえで、自分の想いとリンクするかどうかをチェックし、候補を絞り込んでいってください。企業選びの軸はいろいろあると思いますが、自分の想いを最優先することが大事。そうすることで、面接でも真剣さが採用担当者に伝わるはずです。

〈企画管理部総務課/採用担当〉

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20~30代の若手が多数活躍しており、風通しは抜群。また、意見や提案を積極的に吸い上げてくれる環境なので、自分らしさを生かせるシーンも多いはず。

マイナビ編集部から

都内の中小企業の頼れるパートナーとして、幅広い支援事業を展開している「東京都中小企業振興公社」。経営のことから事業のこと、人材のことまで、あらゆる課題や悩みに対応できる体制が整っているのが特徴だ。東京都の企業全体に占める、中小企業の割合は98.9%。その支援を行っている同公社は、東京の経済の活性化に欠かせない存在だと言える。

取材を通して実感したのは、若手のうちから貴重な戦力として活躍でき、大きな手応えを味わえる職場だということ。早くから主体的に業務に携われるからこそ、成功体験を得られる機会が多く、それがさらなる成長の原動力とつながっていくのだと感じた。メンターによる手厚いサポートや月1~2回開催される研修など、教育制度も充実。若手を大切に育てる社風のもと、自分の可能性を広げていけるだろう。

同公社では、働きやすい職場づくりにも注力している。年間休日は124日あり、有給の平均取得日数は13.5日なので、オンとオフのメリハリをつけて働けるのが特徴だ。女性の産休・育休の取得実績が多いほか、男性の育休取得実績もあるなど、福利厚生を利用しやすいのもポイント。同公社でなら、ライフステージが変化しても安心して仕事を続けられる。

働きがいだけでなく、働きやすさも大切にしたい方にとって、同公社は理想的な職場。大きなやりがいと安心の環境、どちらも手に入れたい方は、ぜひエントリーしてみてもらいたい。

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職員を大切にする風土が根づいているのが、大きな魅力。働きやすい環境が整っているからこそ、一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮できるのだろう。

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