最終更新日:2024/9/20

夏原工業(株)

  • 正社員

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 機械
  • プラント・エンジニアリング
  • 環境・リサイクル
  • 重電・産業用電気機器

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

知識を深められる土壌と先輩のあたたかいサポートで成長していける環境です

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若手社員が語る、夏原工業の現場

写真中央:製造エンジニア S・M(2022年入社)
写真左側:環境営業    T・M(2021年入社)
写真右側:設計エンジニア K・F(2016年入社) 

入社2年目・3年目の若手社員と、新人研修を担当している入社8年目社員に、入社前と入社後のギャップや、先輩後輩のふだんの会話、休日の過ごし方などをインタビュー。

夏原工業で働くと、どんな社会人生活が待っているのかイメージできる、現場のリアルな声を届けます。

現場で働く3名の若手社員

クリーンルームで半導体を製造する装置をつくっています。組み立てた装置にケーブルをつなぎ、問題なく動くかチェックする役割です。(製造エンジニア S・M)
環境測定調査、分析、測定および環境設備の営業をしています。分析結果を伝えるだけでなく、今後の対策なども提案します。(環境営業 T・M)
半導体製造装置の設計に関わる資料作成のほか、作業を効率化するための自動化プログラムを開発。新人研修の企画も行います。(設計エンジニア K・F)

期待されているという実感がやりがいにつながっています

■入社の決め手は「じっくり寄り添ってくれた」から
私は文系出身ですが、モノづくりに興味があり、就職サイトで夏原工業を見つけました。モノづくりの会社は他にもたくさんありますが、当社で主に製造している半導体製造装置は、今後どんどん需要が伸びていく分野。将来性があると感じていました。
コロナ禍での就職活動でしたので、ほとんどの企業がリモート面接。簡単なやり取りで終わる面接が多いなか、当社は対面での面接、しかも約1時間かけてじっくり話をする時間を設けており、私が面接を受けた時にも、私自身にしっかり寄り添っていただけたという実感が入社の決め手になりました。

■充実した研修があるからこそ「仕事が覚えやすい環境」です
新人研修はグループワークが多かったです。印象的な研修は、3チームに分かれて「新入社員研修でどんなことをすればいいか」「夏原工業をもっと成長させていくにはどうしたらいいか」などのお題に対し、チームごとにアイデアを出し合い発表したのですが、このとき仕事というのは自分ひとりで完結するものじゃない、コミュニケーションを通して発展させていくものだと実感できたのが、その後の仕事に役立っています。
入社前は、仕事にはマニュアルがあって、しっかり装置の成り立ちを学んでから、組み立ての作業にステップアップするのかと思っていたのですが、実際はすぐに機械を触って手を動かしながら覚える現場でした。先輩がとても気さくで話しやすい空気を作ってくださるので、文系出身ですが、仕事も覚えやすいですね。

■若手に任せてくれる環境で、まだまだ成長していきたい
入社1年目ではあまり任される事のないライン作業の最終チェックを、任されるようになりました。私が新人研修の際、同期の中でトップになりたいという目標を発表したのを上司が覚えていてくれて、新しい仕事に抜擢してくれたそうです。先輩からも「それだけ期待されているんだよ」と背中を押されたのが嬉しかったですね。幅広い仕事を任せてもらえているのが、日々のやりがいになっています。
今後の目標は、今携わっている工程だけではなく、全工程を覚えて、まわりを助けられる存在になること。そのためには、まわりを見て学ぶ姿勢が大切です。自分の仕事が早めに終わった日は他の人の仕事を積極的に見学し、常に学ぶ姿勢を忘れないように心がけています。

頼れる先輩に囲まれて、のびのび仕事に取り組めています

■「事業に共感し、自分に共感してくれたこと」が決め手となった
僕は滋賀県出身で、地元に貢献したいという想いで入社しました。滋賀県と言えば琵琶湖が有名ですよね。夏原工業は、廃水処理施設の維持管理を主な業務として創業したので、琵琶湖を守ることにもつながる仕事という点に惹かれました。
就職活動はほぼリモート面接。そんななか、夏原工業は対面での面接でした。「これまで支えてくれた自分の親にも社会にも役立てる人間になりたい」と話したところ、「シンプルだけどそういう気持ちって一番大切だよね」と言っていただき、自分を認めてもらえたような嬉しい気持ちになったのを覚えています。

■不安に思っていたのが嘘みたいに晴れるくらい「風通しの良い」会社
入社前に不安だったのは人間関係。でも実際に入社してみると、先輩や上司も優しい人ばかり。文系出身の自分が、理系出身者が多い職場になじめるのかといった心配もありましたが、なんの分け隔てもなかったのですぐになじめました。仕事はある程度任せてもらいつつ、アドバイスもしてもらえる環境です。有給休暇も取りやすく、オンオフのメリハリがつきやすいのも魅力だと感じています。
先輩は本当にやさしくて感謝しています。質問したくてもできずにいる僕に気付いて「どれだけ忙しそうにしていても、わからないことがあったらなんでも聞いて」「自分の手が止まることより、君がわからないままでいることのほうが困るから」と言ってくださって、すごくありがたかったですね。

■「滋賀県=社会に貢献したい」という思いが叶えられる喜び
営業として働くなかで感じているやりがいは、お客様からの「ありがとう」の言葉。たとえば水質検査の仕事なら、社内で水質分析をしてその結果を伝え、今後はどうすればよい環境を保てるかの提案をしています。アフターフォローの姿勢に感謝してもらえています。
これからはもっとお客様からの信頼を得られるよう資格取得を目指したいです。国家資格である公害防止管理者、臭気判定士、ほかにも作業環境測定士、衛生管理者など、アピールにつながる資格はたくさんあります。資格を取得すると手当もつくので、実務経験など受検資格をクリアできるようになったらチャレンジしようと思っています。

新人教育に携わった結果、会社の発展にまで視野を広げられるように

■「共感できる人になりたい」そう感じさせてくれる面接だった
情報系の大学で学んでいたので、ソフトを開発するプログラマーになる同級生が多かったのですが、僕はソフトにとどまらず広い分野で成長したい思いがありました。夏原工業は製造業の中でも、半導体製造装置の設計、製造、メンテナンス、環境計量証明事業、太陽光発電システムの販売といった幅広い事業を展開し、学べる分野が多い所に惹かれました。入社の決め手は面接。当時の趣味で作った星の写真を撮る装置の話をすると、面接なのにその話で盛り上がり共感していただきました。誰かの想いや楽しいに共感できる、こんな上司の元で働きたいと強く感じました。

■仕事を通じて「自分の思いが届く瞬間」はほかには変えられない喜び
今は、半導体製造装置の設計に携わりながら、新人研修も任されています。聞き慣れない単語が飛び交う現場に出る前に、少しでも心に壁をつくらないでいてもらえるように、製造業の現場を身近に感じて欲しいと、研修内容を吟味しています。
例えば、工場で使う装置は大き過ぎるので、まずはテーブルにのるサイズの研修用機械の組み立てやプログラミングを体験してもらいます。新人の方、特に文系出身だと、知らない言葉がたくさん耳に入ってくるだけでも不安になると思うので、まずは研修で慣れてもらえたらいいなと思っています。
ある時、僕が研修を担当した後輩が半年後に「新人研修で教えてもらった点の知識が頭のなかで紐づいて、あの時教えてもらったのはこういうことだったんだと気づくことができました」と言ってくれたんです。研修ではできるだけ体系だった説明ができたらいいなと思っていますが、どうしても時間の都合で断片的な説明になってしまうことも。でも自分が伝えたいことがちゃんと届いた時に、この仕事のやりがいを感じます。

■先輩へも後輩へも「自分の価値」を発揮していきたい
入社してしばらくは自分なりの仕事のやり方を模索していましたが、新人育成に関わるようになってからは、どうすれば後輩たちが安心して楽しく仕事できるのか、どうすれば会社が成長するかという視点を持てるようになりました。
今後は自分の中に蓄積した知識やアイデアを後輩だけでなく、上司や先輩に会社の発展につながる提案をしていけるようになりたいですね。

私たちが思う、夏原工業に向いているのはこんな人

【製造エンジニア S・M】
製造業はモノづくり。手先の器用さが大事だと思われがちですが、コミュニケーションをとろうとする気持ちがあれば大丈夫。わからないことは先輩に聞き、まわりの方に質問されたらわかる範囲で答える。まわりと協力し合うことで、よりよい仕事ができると感じています。
理系出身者の社員が多いですが、働きにくさを感じたことはありません。文系の方でも心配はいらないと思いますよ。

【環境営業 T・M】
明るく元気な方がなじみやすい職場です。僕が所属している環境サービス事業部は営業職と、環境の分析や測定を行う職種に分かれていて、部署内でのやり取りが活発なので、コミュニケーション能力も必須。ふだんの会話が、営業活動に役立ち、自分の成長にもつながります。

【設計エンジニア K・F】
言われた仕事だけをするのではなく、自分で考えて仕事ができる人が好ましいですね。幅広い事業を展開している当社では、学べるものがたくさんあります。設計エンジニアの業務は、規模が小さいものから何か月もかかる難しいものまで幅広くあります。決められた流れをこなすのではなく、自分で問題点を見つけて、解決策を模索していく姿勢が、会社の成長にもつながっていくはず。そういった努力を正当に評価してもらえる土壌もあると感じています。

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部署や年齢、役職の垣根はなく、フランクな雰囲気が夏原工業の魅力の1つ。

マイナビ編集部から

1970年創業、滋賀県彦根市に本拠地を構える夏原工業。半導体及び液晶製造装置の機械電気プログラム設計・開発、半導体製造装置の組立・電装、環境測定・調査、施設管理、人材派遣と事業内容は幅広い。

取材して印象的だったのは、仕事に前向きに取り組める空気感。製造業は理系出身者が多く専門用語が飛び交うが、文系出身者も温度差なく働けるよう、新人研修が文系出身者目線で現場になじめるようにという配慮がある。上司や先輩のフォローも万全で、新人がのびのびと働ける雰囲気なのが伝わってきた。

アットホームな社風は、面接のエピソードからも垣間見える。今回取材した3名とも、面接時に話が弾み、しっかりコミュニケーションが取れた手ごたえが入社のきっかけになったと話す。

また3名は入社年、仕事内容は異なるものの、共通しているのは学ぶための貪欲な姿勢。 S・Mさんは与えられた仕事以外の知識も得られるよう自主的に努力し、T・Mさんは顧客からの信頼感が増すよう資格取得を目指し、K・Fさんは新人研修を企画実施した経験を経て、会社全体の発展にまで視野を広げている。日々の仕事を通して、自然とやる気が湧き上がり、モチベーションがキープできるのは、働きやすい人間関係が築かれ、頑張りに対して正当な評価を得られている証だろう。

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滋賀県彦根市ほか、滋賀県愛知郡、富山県富山市にも拠点を持つ夏原工業株式会社。人と企業と地球に良い環境づくりをモットーに、太陽光発電や水質分析に取り組んでいる。

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