旭有機材(株)【東証プライム市場上場】

私は、学生時代に、両親や周りの方々の沢山の支えがあり、勉強やアルバイトに加え、大好きなダンスにも力を入れて活動することができました。それから、就職活動をするにあたり、まずは“どんな社会人になりたいか”を考えると、“社会全体に対し、恩返しできている、役立っている”と感じられる会社で働きたいという想いに至りました。
　良いものを作って売るという仕組みは自分にとって分かりやすいため、１番自分の就活の軸に当てはまるものではないかと思い、「メーカー」を希望しました。
　そこで出会ったのが、旭有機材でした。バルブや樹脂などは、あまり知られていないところがありますが、実は生活の様々な場面で使われていることや、長年にわたり「お客様のお困りごとを解決」してきたという姿勢に感銘を受けたこと、採用面接等での社員の方々の温かい雰囲気が自分にあっていたこと、これらが私が入社を決めた理由です。

　当社法務部では、「契約書の審査・立案」や「社規則等の整備」、「株式関連業務」や「事業部からの法務相談対応」など、様々な業務を行っています。
　その業務の多くは、専門的な法務知識をもって、適切に判断することが求められると同時にビジネスのスピードをなるべく止めないよう、スピード感も必要になります。そのため、普段から、セミナーなどでの法務についての勉強や、最新の法律情報等の収集を行うように心がけております。
　私は現在、主に「契約書の審査」を行っております。契約書の見た目自体はどれも似たようなもので、審査方法は同じだと思われるかもしれませんが、契約ごとに注意しなければならない点が異なっていたり、少しの言葉の違いが法的には大きく影響するものであったりと、とても慎重に審査しなければなりません。まだまだ業務に慣れていませんが、その都度上司に教えて頂きながら学んでいるところです。

　私が旭有機材でやりがいを感じていることは、「挑戦させてもらえる」ことにあると思っています。一応、私は大学の法学部を卒業していますが、資格などは取得しておらず、実際のビジネスにおける法務の知識も全くありませんでしたので、正直なところ、法務部で私ができることがあるのか不安でした。しかし、配属されてすぐに、実際の業務である契約書審査や、株主総会、法務相談のミーティングへの参加をさせていただきました。まずは自分で考えてみて、それから上司や先輩にアドバイスを頂けるので、受け身ではなく、積極的に会社の一員として働くことができていると感じられております。

　仕事上の目標は、当面の間は、「よく会社を知る」ことです。何をするにも、自分の会社の事業や社員、強みや改善すべき点を知らなければうまくいかないと考えますので、常にアンテナを張り、法務での様々な業務などを通じ、仕事を覚えつつ、旭有機材を知っていきたいと思います。それから、自分のやるべきこと、やりたいことが見えてくると思いますので、その時がくるのを楽しみに、今の仕事を充実させていきたいと思います。
　プライベートでは、とてもささやかかもしれませんが、自分で稼いだお金で、家族や友達と美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、また、仕事をしながら、ダンスも続けていけたら良いなと思います。

　どんな会社が自分に合っているのかわからなくなったり、自己アピールや自分の長所など、就職活動開始になって初めて考えることもあったり、就職活動は迷われることが多くあるかと思います。しかし、その迷いこそが、人生において良い選択へと繋いでくれると思いますので、是非あまり不安に思わず、自然体で向き合われることをお勧めいたします。
　私は、とても緊張しやすい方なのですが、“面接官の方に審査されている”と思うよりも、“面接官の方に自分の話を聞いてもらえる良い機会だ”と思って、少しリラックスして面接に臨むようにすると、うまく話すことができていました。
　就職活動は、大変でしたが、その経験が今の自分に生きていることが多くあります。就職活動でしか味わえないものが沢山あると思いますので、是非、有意義な時間をお過ごしください。陰ながら応援しております。