最終更新日:2024/8/7

(株)加藤組

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
広島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人々の安全・安心な暮らしに貢献! 加藤組で自分らしく輝く若手社員たち

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土木・建築分野で存在感を放つものづくりとは

確かな技術力とチームワークで、加藤組の社員は地域に求められる土木工事や建築工事に奔走しています。まだまだフレッシュな若手メンバーに、仕事のやりがいや会社の魅力、今後の抱負などについて聞きました。

(左から)
◎総務課 塩谷 野乃花さん/広島県立三次青陵高校卒(2018年入社)
◎総務課 桑田 真里さん/広島県立三次青陵高校卒(2019年入社)
◎建築課 仲川 正則さん/広島工業大学工学部卒(2017年入社)
◎土木課 中井 勇志さん/広島工業大学工学部卒(2010年入社)

加藤組はどんな会社?

アットホームで誰にでも相談しやすく、みんながバックアップしてくれます。会社全体でものを造っている感じです。(中井さん)
社長のほかに課長も勉強会を開いてくれるし、周りのサポートがとにかく手厚い! 若手を育ててくれる会社ですよ。(仲川さん)
接遇マナーの講習にも行かせてもらうなど成長させてもらっています。(塩谷さん)/これから産休に入る先輩もいて、女性も長く活躍できそうな職場です。(桑田さん)

3Dデータも活用して、相手により伝わるプレゼンテーションに努めています

▼土木課 中井勇志さん

大学で土木を学び、お世話になった教授から「いい会社だよ」と教えていただいたのが加藤組でした。4年生のときに体験入社をしてみて、「みんな生き生きと働いていて本当にいい会社だな」と納得。私は広島市出身ですが、ここで活躍したいと思いました。
これまでいろんな現場を経験し、今は所長として初めての現場を任されています。2018年の西日本豪雨によって高野インターチェンジ(庄原市)の山が崩落しかけたため、それを取り除く復旧工事です。まずはドローンで地盤の形状を測り、どこまで掘削するかを検討。3Dプリンタを使って、現状と設計後を立体化します。それをもとに、地域住民の皆さんに説明会も行いました。
今でこそどうすれば相手に理解してもらえるかを考えて話せるようになりましたが、最初は客先や人前で話すのは苦手でした。仕事は苦しい経験も含めて、振り返ってみるとすべてが今に生きています。自分でも成長しているなと感じます。

入社当初は、強面の先輩や上司が多くて緊張しましたが(笑)、実際に話してみると皆さんとても温かくて優しいんです。「分からんのか」と言葉は荒くても、「これはこうするんよ」と丁寧に教えてくれるんですね。夜だけど相談したいことがあって先輩に電話したら、「俺はこうしたよ」と自らの経験を教えてくれました。
夢は、まだ1歳半の小さな息子に、いつか「これはお父さんが造ったんだよ」と自分の携わった橋や道路を自慢することです。実は私も土木の仕事をしていた父の背中を見て育ち、この道を志すようになりました。

若いからこそ任せてもらえる。最新技術にチャレンジできる面白さがあります

▼建築課 仲川正則さん

私の地元は北広島町です。小学生のころ少年野球をしていたので「みよし運動公園野球場」によく行っていました。就職活動中に加藤組がこの球場を造ったと知り、興味がわきました。調べてみると出身大学の卒業生も多いことが分かり、入社を希望しました。実家から車で1時間の通える距離も魅力でした。
加藤組は歴史ある会社ですが、新しいものを積極的に取り入れています。例えば建築には工事の基準となる位置を決める「墨出し」という作業がありますが、それに最新のレーザー墨出し器を使用。3次元CADのデータをタブレットに取り込み、連動させて位置を決めていきます。これなら通常2人でやる作業も1人でできるし、読み間違いもなく、スピードも速いなどのメリットがあります。社内でも若い私に「挑戦してみないか」と声がかかり、面白そうだなと興味を持ちました。機器に「まさのり君3号」と私の名前も付けられ(笑)、愛着がわいています。

仕事では、発注者、設計者、協力業者など、いろんな方とのコミュニケーションを大事にしています。特に現場の職人さんとは仕事以外の何げない会話も大事にして、良好な関係性を築くよう心がけています。私はもともと人見知りでしたが、仕事を通じてコミュニケーション能力が磨かれていると感じます。
当面の目標は施工管理技士の資格取得です。土木でもそうですが、月に一度、社長が率先して資格の勉強会を開いてくれます。実地や学科試験の直前になると、これが週1ペースの開催になります。私も早く資格を取り、所長として活躍したいです。

プライベートも充実。優しい先輩たちに見守られながら、すくすくと成長しています

▼総務課 塩谷野乃花さん

社員が持っている資格の管理や、講習の申込業務を主に担当しています。また、総務課の女性社員が持ち回りでペアになって行う「見まもり隊」にも参加しています。これは女性目線で現場をチェックし、気づきを改善に生かそうという取り組みです。
建設業は男性の多い職場ですが、皆さんとても優しい方ばかりなので安心して働いています。最近は働きやすさもさらに向上しており、土・日は完全週休2日制ですし、残業もほとんどありません。当社なら平日のアフターファイブもたっぷり満喫できる働き方ができると思います。
私は自ら応募して三次市観光アシスタント「きんさいエイド三次」の活動もしているのですが、周りのサポートのおかげで平日でも有休を取って出かけています。これからも体調管理に気をつけながら頑張っていきたいです。

▼総務課 桑田真里さん

協力会社さんへの注文書の作成や、請求書のチェックを主に行っています。最近は給与計算も教わりながら少しずつやっています。
建設業には固いイメージがありましたが、入ってみると職場は和気あいあいとしていて、交流の機会も多いことに驚きました。安全祈願祭に参加したり、三良坂インターチェンジ(三次市)にある除雪基地で行う冬用タイヤ早期装着のイベントもお手伝いしたりしています。同じ総務課の先輩とは仲がよく、よく食事に行っていろいろ相談にも乗ってもらっています。
休みもしっかり取れるので、ときどき大好きな旅行に出かけてリフレッシュしています。私はまだ大阪や東京など国内しか行ったことがないのですが、先輩から海外旅行の話を聞くと、いつか韓国やタイなど興味のある国に行ってみたいなと思います。

学生の方へメッセージ

私たちの仕事はいわば「究極の中間管理職」です。施工管理は多くの人と人をつなぐ仕事であり、みんなの力が合わさってこそ大きなものづくりができます。つまり大切なのはコミュニケーション力なのです。ICTは目的ではなく手段なので、それを使って「伝える力」をしっかり高めていきましょう。
学生の皆さんは、ぜひ普段から経営学的なものの考えや心理学的な人へのアプローチの仕方を意識してほしいと思います。そうすれば、どこに行っても通用する人間になるでしょう。
(原田英司 取締役土木部長)

当社はいろんなことができる、いえ何でもできる会社です。人間関係はとてもフラットで、お互いにフォローし合う社風が根づいています。社内にはソフトボールなどの部活動もありますが、若い社員たちは自主的に集まって独自の会を作っています。休日も一緒に釣りに行ったり、ドライブに出かけたり、社員同士の仲のよさは当社の大きな自慢と言っていいでしょう。
個性は十人十色でいい、きっと自分を生かせる場があります。何事にも前向きに取り組める方とお会いできるのを楽しみにしています。
(山根良平 取締役建築部長)

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20~30代の若手社員からベテランの先輩・上司まで、世代も部署の垣根も超えて仲がよいのが加藤組の特色です。

マイナビ編集部から

3つの河川が巴状に合流する三次市は、広島県北部に位置する美しい町だ。加藤組は1935(昭和10)年この町で創業し、地域に求められるインフラ施設の建設を手がけてきた。施工実績は数限りなく、川、ダム、国道、高速道路、さらに公園、運動場、市民ホール、ミュージアム、学校、保育所など、どれも公共性が高い。まちづくり、地域づくりの一翼を担っている会社であることが分かる。
近年は全国各地で起きる災害支援にも尽力。2018年7月、地元に甚大な被害をもたらした西日本豪雨においても迅速な復旧作業に努めた。こうした使命感を社員が共有していることも、同社の特徴である。
80余年の歴史を未来につなぐべく、同社は今ICT施工に力を入れている。これに社員一人ひとりの人間力がプラスされ、加藤組は一地方の総合建設会社の枠を超えてますます存在感を高めていくに違いない。社長自ら開催する勉強会などから、次代を担う人材を着実に育てていきたい思いも伝わってくる。
ICT化と表裏一体で、働き方改革にも余念がない。完全週休2日制も導入され、ワークライフバランスのより一層の充実が図られた。三次から全国へ、現在から未来へ、加藤組の躍進はとどまるところを知らない。

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女性目線で現場を評価し改善につなげるなど、女性の活躍の場も増えている。誰もが快適に働ける環境づくりも進んでいる。

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