最終更新日:2024/9/10

(株)新生堂薬局【総合職・調剤医療事務職・化粧品販売職窓口】

  • 正社員

業種

  • ドラッグストア

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

キャリアアップも新しい挑戦も、自分らしく楽しく成長できる会社です!

PHOTO

信頼し合い、高め合える“仲間”がいるから成長できる。

全体を統括するマネジャーとして活躍後、バイヤーとなり新しい挑戦を続ける入社17年目の森實さん。「後輩に目を向けてくれる社風があるから誰もが成長できる会社です」と断言する森實さんに話を伺いました。

ウェルネス事業本部 商品部 商品企画課 バイヤー
森實 渉
2005年入社/経営学部卒

森實さんの1日

2カ月先を見据えた商談では、新商品の立ち上げや価格交渉などWIN-WINの関係を大切に理想の商談ができるよう集中して取り組んでいる。1日に多くて15~20社と商談している。
数多くの商談内容を記録するほか、見積もり、価格設定、販促企画、商品導入の際のPOPに関する内容など、森實さんのPCには必要な情報やアイデアがすべて詰まっている。
お客様や現場のリアルな声を拾いに売り場を訪ねることも。現場とのギャップがないよう努めるとともに、みんなの声を丁寧に集めることで次の商談につなげたいと考えている。

お客様と接し、対話するのが好きという気持ちから新生堂薬局へ。主任から店長へとキャリアアップ。

山口県の出身の私は大学4年間を福岡で過ごし、福岡の企業で働きたいと就活を進めていました。アルバイト経験から人と接する仕事がしたいと接客や小売りをめざす中、出合ったのが新生堂薬局でした。

入社後は、くりえいと宗像店に配属。店長や主任の人柄の良さはもちろんのこと、親世代のパートさんから学生のアルバイトさんまで幅広い世代が働いていましたが、みなさん優しい方ばかり。とても良い雰囲気の中、一つひとつの仕事を丁寧に教えていただきました。入社した当時は、自分が何をすれば良いのか分からないことも多くありましたが、何かあればすぐに周囲の人から声を掛けてもらえましたし、いつでも話しかけやすい雰囲気があり、職場で困ることは何もありませんでしたね。常に後輩を気にかけてくれる先輩が多くいたため楽しく仕事に取り組むことができたと感じています。

入社4年目には主任を任されることになりました。時には店長の代役として店全体を見渡し、自ら考えて行動していく責任感を持つようになりました。会社の方針を店舗スタッフと共有し、店に浸透させていく中で、教わる側から教える側となり、人を巻き込みながら物事を成し遂げていく難しさを感じたのもこの頃でした。ただ、困った時は必ず先輩や上司がアドバイスしてくれましたし、自分の考えを伝える大切さを教わっていたので、意志の伝達を意識したことで、確かな信頼関係を育むことができたと感じています。その頃には後輩も増えていたので、指導者としての意識もどんどん高くなっていきましたね。

主任になってからは、いつでも店長になれるよう準備を進めていた私。入社6年目で店長に就任した時は、素直に嬉しく感じました。任されたのは、直方市の知古店。振り返ると、この店長時代が私自身の成長に大きな影響を与えたターニングポイントだったと感じています。というのも、個人でできる仕事は限られていて、自分がどれだけ頑張っても店の数字に大きな影響はないとあらためて実感したのがこの頃。次席やほかのスタッフに会社の方針や方向性、自分がやりたいことをきちんと伝えながら、みんなで同じ方向を向いて仕事に取り組める体制づくりが大切だと気づかされましたね。

店長でもマネジャーでも大切なのは信頼関係。力を合わせるから大きな成果が上げられる。

1人で頑張っているだけでは誰もついてきてくれないと気がついた私は、スタッフから声を掛けられた時や挨拶を受けた時など、どんなタイミングでも相手の目を見てしっかり受け答えすることを意識するようになりました。また、できることが増えると褒めたり、何かしてもらった時には「ありがとう」と気持ちを伝えたり、時には意見をぶつけ合いながらも自分の気持ちを伝えるよう努力していました。もしかしたら当時のスタッフの中には「店長がうるさいけれど、店長も頑張っているし、手伝ってあげようかな」なんて思う人もいたかも知れません(苦笑)。ただ、店長としての考えをしっかり伝えることでスタッフも一緒に盛り上がり、みんなで取り組んだ結果を共有できることに大きなやりがいを感じていました。

入社10年目には、マネジャーに就任。店長がまとめるのは数十人の店舗スタッフですが、マネジャーになると100人を超えるスタッフを統括します。今度はいかに店長とコミュニケーションを取り、会社の方針や自分の考えを伝えていくかが課題でした。そこで大切にしていたのは、エリア内での結束です。各店舗を超えてエリア単位で結束力を高めながら会社の取り組みやイベントで実績を残していくことで、店長同士の横の関係を育めるように注力。エリアMTGを重ねるなど、遠く離れた店長同士でも関係性が深められるよう工夫したところ、いろいろな情報が飛び交うようになり、良い影響を与え合えるようになったと感じています。私自身は年上の店長にも遠慮せず伝えるべきことを伝えると同時に、個々の頑張りをしっかり評価することで互いに信頼関係を築くよう心掛けていました。

ドラッグストア事業部で学んだのは、店舗やエリア・組織運営は、いろいろな人がいるからこそ大きな力が生まれるということです。そして、その大きな力を生み出すには、自分自身も相手から見られていることを意識しつつ、逆に相手をしっかり見て長所を見極めるのが大切だと学びました。当社の魅力は、一人ひとりが自分の役割を果たそうと高い意識で仕事と向き合う人が集まっていることだと思います。そんな人が多いからこそ、信頼できる人も多く、どんな時でも1人で抱え込むことがないほど相談し合える環境があるのも当社の強みかも知れません。

業界の面白みをさらに追求したいとバイヤーに挑戦。新生堂薬局から喜ばれる商品を仕掛けていきたい!

マネジャーになって6年が経った頃、社内公募でバイヤーの募集がありました。ドラッグストア事業部と商品部は隣同士の部署ですが、正直、商品部の仕事については分からないことも多くあります。他の部署を含めていろいろな経験を重ねることで異なる目線や新しい視野が広がるのではとバイヤーの公募に手をあげました。現在は、フード部門のバイヤーとして食品全般の仕入れを担当しています。店頭に並べる商品の選定や、価格決めのほか、さまざまな企画立案を行ない、店頭で実行していくのが主な仕事です。バイヤーとしての醍醐味を感じるのは、自分が選んだ商品をどんな価格でどのような売り方をしていくのか考え、自分がイメージした通りにお客様に喜んで買っていただけた瞬間ですね。反響があった時に大きな達成感を得ることができています。

店舗の協力を得ながら売り場づくりをしていく中で、私が選んだ商品がきっかけでお客様の来店動機につながったり、お客様から支持を集められたり、それ以外にも「あの商品美味しかったよ」と喜ばれるなど、お客様からいただく喜びの声がモチベーションにつながっています。店舗スタッフを通じて嬉しい声を集めることができるとこれからも頑張ろうと思いますね。とはいえ、私が担当するカテゴリーだけでも月に数億円規模の予算を動かすため、日々数字のプレッシャーを感じながら仕事に向き合っています。他のカテゴリーに比べるとフード部門は新商品サイクルが早く、トレンドがあり、売り場のスペースも限られているため、何を抜いて何を入れるか考えるだけでも悩ましい部分。バイヤーとなり半年が過ぎようとしていますが、今は1日1日が充実し過ぎているほど中身が濃いですね。

地域のお客様にとって“食”は毎日の生活のために必要なものです。最低限の品揃えはもちろんですが、私がめざすのは、どこにでもある売り場づくりではなく、新生堂薬局に買い物に行くと新しい商品が見つかる、お買い物自体を楽しめる売り場づくり。薬や化粧品だけでなく、新生堂薬局=食品コーナーが充実しているイメージを持っていただけるよう「おいしい」「楽しい」に満ちた売り場づくりを進めたいと考えています。そしていつか、新生堂薬局から流行を生み出していきたい。“バズる”売り場づくりをカタチにしたいと思っています!

学生の方へメッセージ

1日に働く時間は約8時間。その時間をどう使うのかで人生は大きく変わると思います。給与のため、家族のためなど、働く理由は人それぞれですが、いずれにしても1日8時間×定年までの勤務日数を考えると莫大な時間を仕事に費やすことになります。そのため、どのようなモチベーションで働くかはとても大切。これから就活を進める皆さんには、ぜひいろいろな会社を見て理念や社風を知り、どんなモチベーションで働けるのかを感じてもらえたらと思います。当社の場合、社長は「まずは自分のために働いてください」と明言しています。社員一人ひとりの成長が会社の成長につながり、それがまた個人の幸せにつながると考えている会社であり、そのための環境もしっかり整っています。
また、新生堂薬局が理念にしているのは、“健康なくらしのお手伝い”です。コロナ禍では人々の健康への意識がさらに高まり、私たちの活躍フィールドはさらに拡がりを見せています。健康に対するアドバイスやサポートができるのも仕事の魅力であり、誰かを健康に近づけてあげられることがやりがい。薬のこと、化粧品のこと、栄養のこと、それぞれのスタッフがプロとしてしっかり学べるカリキュラムがあるため、誰でも必ず成長できる環境が整うのも自慢です。身に付けた知識はお客様の役に立つだけでなく、自分自身や家族、友人など身近な人の健康までアドバイスすることもできますよ。

PHOTO
「個人の幸せ、一人ひとりの成長を真剣に考えてくれる会社です。相手のことをしっかり考えられる人の集まりでもある社内の雰囲気をぜひ知って欲しいですね」と森實さん。

マイナビ編集部から

“健康なくらしのお手伝い”を理念に、九州・沖縄や関東で調剤薬局87店、ドラッグストア53店を運営。女性専用健康体操教室カーブス、訪問看護ステーションのビュートゾルフ、オンラインショップ、アウトレット店舗の運営など、多角的な事業展開を進めてきた同社。近年は、接客での心と心の通い合いを大切にしようとコミュニケーションを図る時間を確保するため、IT化や軽作業を担うシニア世代の雇用促進に注力。さらに、地域高齢者を対象に『60からの健康学校』を開催するなど、高齢社会や社会保障費問題に挑むべく、時代を見据えた活動を行なっている。
取材中、印象深かったのは、森實さんと他の社員の皆さんとの距離の近さだ。役職や年齢に関係なく相手をリスペクトする社風が息づく社内では、社員同士の距離がとても近く、フリーデスクになってからは一段とその交流が加速しているという。「本部長とも他愛ない会話で盛り上がるなど、普段から風通しのいい雰囲気があります。安心して長く働いて欲しいという社長の考えが隅々まで浸透している会社です」と採用担当の半田さんが教えてくれた。社員自身が健康で生き生きとしていなければ、“健康なくらしのお手伝い”という理念を叶えられないとの考えから、社員とその家族の幸せまでさまざまな角度から支援している同社。そのサポートを受け、それぞれの社員が個性豊かに活躍できる環境こそ同社のいちばんの強みかも知れない。

PHOTO
高齢化社会向けの新しいサービスやITを活用した販促プロモーション、潜在的ニーズや社会問題に取り組む新業態の展開など、多角的な事業展開で成長を続ける新生堂薬局。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)新生堂薬局【総合職・調剤医療事務職・化粧品販売職窓口】の取材情報