ミドリ電機製造(株)

私は、ヘルメットの性能評価試験を主に行っています。ヘルメットを使う目的として頭部の保護のためであり、性能の順守は使用者の頭部の安全の提供できるように心掛けています。性能試験では様々な状況下を想定したものや衝撃の種類で分けており、用途に合わせた試験など規格に沿った正確な試験の実施を心掛けています。

性能試験は基本的に性能を保証するための試験でもあるので、不合格が出ている状態でお客様への出荷を防ぐために行っています。しかし、私が試験を行った中で1度だけ不合格を発見したことがありました。試験内で早急に発見できたため、お客様へ出荷する前に品質を修正し、安全な製品を提供することができました。試験を行うことでしか見つけられない問題を自分の手で発見し、不良品の出荷を防ぐことは、とても重要な役割でもあるので、とてもやりがいを感じます。

性能試験を主に行ってきて、ヘルメットの知識が増えてきました。現在は、出荷前の抜取り試験を行っていますが、今後はヘルメットを作る過程から携わりたいです。現在のヘルメットの成形・加工工程の流れの改善や新商品の開発・新規設備の導入など、所属部内で多くの経験を積んで、1つの案件を1人で任せてもらえるように、知識と経験を増やしていきたいです。

今私が行っていることは、人の命を守るための品質保証です。ヘルメットとしての物を提供するだけでなく、安全という品質の提供も行っていると思いながら仕事をしています。仕事の内容は人それぞれですが、従業員全員会社の方針に向かって仕事をしており、そこには大手と比べても負けないと自負しています。ぜひ見学に来て感じてみてください。