北ガスフレアスト北(株)

私はコロナ禍が拡大するなかでの就職活動だったこともあり、将来的な安定性があり、かつ、どんな時代でも必要不可欠なインフラ関連業界に着目し、当社のことを知りました。ガスを利用されているお客さま（エンドユーザー）との距離が近い仕事であることも、選社理由の一つになっています。入社後は、社会人としての基礎を身につける研修の後、ガス設備安全点検やガス開栓に関する資格を学びつつ、先輩に同行して実際の点検と営業活動の様子を学んでいきました。

ガス設備安全点検というのは、お客さまのガス機器に異常などがないかを調べる業務で、ガス事業法で4年に1度、実施することが義務付けられているものです。この点検の機会に、たとえば古いガス器具をご使用の場合や、現状のガス設備への不満などを汲み取り、新しい機器への入れ替えなどをご提案するのが営業としての業務になります。15分から20分程度の点検作業の合間にいろいろなお話をさせていただき、お客さまの暮らしをより快適にするための提案を点検後に行います。

その結果、その場で新しいガス機器のご購入を決めてくださるお客さまもいらっしゃいますし、後日ご連絡をいただくこともあります。いずれも営業職としてはうれしいのですが、私あてに電話をいただく時は特に感無量ですね。工事部門が設置を終えた後に「買ってよかった」「満足です！」という声を聞けることが一番の喜び。「調子が悪い」とご連絡が入ると正直ドキッとしますが、そんな時は即座に訪問や電話を行い、速やかに対応することで安心していただけるよう意識しています。

入社2年目を向かえ、直近の目標は北海道ガス認定の修理技術員資格を取得すること。ガス機器のトラブルに対応できるスキルを持つことで、よりお客さまに信頼していただけるようになりたいと思っています。お客さま先での作業は1人で行いますが、わからないことが出てきても先輩に電話で聞けばすぐに教えてもらえますし、近くにいた先輩が駆けつけてくれることもあります。そんな環境なので、安心して業務に向かえるんです。職場は若い世代も多く、同時に年齢に関わりなくコミュニケーションが良好なので、人間関係で悩んだことがありません。お客さまと話していることが今は楽しいですし、そのなかで売り上げにも貢献できることがやりがいです。
（エリア業務部営業課　小熊 卓人）