(株)東組

• 正社員

浚渫、海底地盤改良、防波堤、護岸、養浜、漁礁、海洋橋梁、特殊海洋構造物など海洋・沿岸・港湾開発の計画立案、設計、技術開発、工法開発、施工マネジメント、試験・竣工検査を行う海洋技術開発の仕事です。

・プロジェクトの施工計画書の作成、協力会社の選定、協力会社及び関係者へ計画の詳細説明
・施工図設計、構造物の計算・設計
・技術開発、工法開発
・工程管理、品質管理、原価管理、契約管理
・安全、衛生管理、環境保全管理
・試験業務、検査、引渡し
などを行います。

ここでは「防波堤築造」を例に挙げて詳しくご紹介いたします。

防波堤の築造を行う場合、技術者は、
●大型防波堤を高精度に築造するための計画立案、設計、技術開発を行い、そして施工の指揮、指導、マネジメント、試験を行います。

・海の潮の流れや干潮・満潮時間、潮位、天候などを読み、配船や海洋構造物の施工計画を立案
・施工図設計、構造物の計算・設計
・海上でのケーソンの仮置場の設計（吃水：きっすい〔ケーソンが水上にある際にケーソン本体が海中に沈む深さ〕及び限界波高の計算と仮置用海底マウンドの設計）
・案件ごとの技術開発、工法開発（主に下記に関するものです）
サンドコンパクションパイル工法、サンドドレーン工法他による地盤改良や掘削
捨石基盤、盛砂基盤など防波堤の海底基礎構造の構築
ケーソンの進水・曳航（巨大なケーソンを陸から海に安全に進水させ、ポイントまで曳航します）
ケーソンの精密据付
ケーソンの中詰
上部コンクリート蓋ブロック工
根固、被覆、裏込などケーソンの安定化
消波ブロック（テトラポッド）の据付
※これらの基本技術を学び、実践しながら、案件ごとにその応用や新しい技術、工法の考案や開発を行います。
・衛星ＧＰＳ、方位センサー、ソナー、レーダー、自動コンピュータシステムを使った施工ポイント（海上・海底）の測量・位置決め
・そしていよいよ施工を管理します。何隻もの様々な船舶や、各船に装備されているクレーン他の機械操縦や甲板作業の指揮・指導・管理を行い、全体の進行管理（工程・品質・原価・安全性・衛生性・環境保全の管理）を行います。（↓）

また、
●高品質で美しいケーソンを製作する仕事も行います。
・ケーソンの製作計画の立案
（スペックや大きさ、気温、天候などを考慮して計画します）
・ケーソンブロックの設計
・型枠の設計
・製作ヤード（シンプルな製作工場）の設計

そして、下記のような製作作業の指揮・指導・管理を行います。

・ブロック製作（パネルと鋼材でケーソンの型となるブロックを製作します）
・大組立（ブロックを組立てて一体化し、型枠を作ります）
・材料配合（スペックや季節によってコンクリート材料の配合を考えます）
・配筋・打設（型枠に芯材となる鉄鋼や鉄筋を配筋し、コンクリートを打設します）
・コンクリートの固形化

このような計画立案、設計、技術開発、施工や製作作業の指揮、指導、マネジメントを行います。

ケーソンを全長５キロメートル以上にわたって築造し、消波ブロック５０００個以上を据付けるような大型防波堤の築造も行います。
また、世界初の直立浮上式防波堤の築造、機雷処理船の性能試験用海底設備の建造、座礁船の引き揚げ、水中環境で行う推進工法（トンネル）など特殊な開発も行います。

このような技術者の高い技術力と設備が合わさって、近畿ＮＯ１、全国随一の海洋技術力が発揮されるのです。
業界随一の技術が身に付く、スケールの大きな海洋の仕事です。

＜若手社員インタビュー＞
●『海洋開発の壮大さには圧倒されました。』
ケーソン式防波堤の築造では、コンクリートケーソンを海中に据え付けるために、海底に石を台形に積み上げて土台をつくり、陸上で製作したケーソン本体を起重機船で吊り上げ、海上曳航し、設計地点にケーソンを吊り降ろします。当社の得意とする海洋・港湾開発の醍醐味を味わえます。据付の前日は興奮して眠ることができませんでした。当日の天気は快晴。大型の船に指示を出しながらの据付誘導はまさに「圧巻」の一言。施工計画から竣工検査まで携わったこともあって、自分の力でプロジェクトを終えることができたと実感し、心から感動しました。海洋技術開発は最高の仕事です。

道路、橋梁、河川、トンネルなど陸上開発土木の調査・企画・設計・技術開発・工法開発・施工マネジメント・竣工検査を行う仕事です。

・プロジェクトの施工計画書の作成、協力会社の選定、協力会社など関係者へ計画の詳細説明
・施工図設計
・技術開発、工法開発
・工程管理、品質管理、原価管理、契約管理
・安全、衛生管理、環境保全管理
・試験業務、検査、引渡し

トンネル工法技術（ＮＡＴＭ工法他）※当社はトンネル工法でも90点以上を多く記録しています。
道路工法技術（テールアルメ工法他）
他様々な技術開発や計画立案、設計、指揮・指導、マネジメントを行います。

●当社は陸上土木開発でも2019年・県内第2位、2020年・県内第2位、2021年・県内第3位、2023年・県内第1位です。
（◎国土交通省・工事成績評定ランキングより）
●スーパーゼネコンとの共同開発も行います。
●シールド工法開発等も行っています。

海洋開発船舶の操縦から、船に装備された最先端の電子システム機器や大型機械システムの操縦・操作、各種甲板作業、作業指揮、甲板の全体管理までを行い、様々な海洋開発技術を船上で実行する船舶作業マルチクラフターです。

様々な海洋開発船舶（起重機船、グラブ浚渫船、サンドコンパクション船他）の操縦から、船に装備された大型機械システム（クレーン・バケット・砕岩装置・水平掘削装置・サンドコンパクションパイル設備・ウインチ設備他）や電子システム機器（ＧＰＳ・方位センサー・ソナー・レーダー・自動コンピュータシステム他）の操縦・操作、各種甲板作業、作業指揮、甲板の全体管理までを行い、様々な海洋技術工法を船上で実行する船舶作業マルチクラフターです。

これらの船舶・機械操縦技術や作業技術により、海底浚渫を行ったり、県内最大クラスの防波堤を数センチ精度で築造したり、海底構造物を精密に築造したりします。
曳船・押船による起重機船（クレーン船）及び台船の曳航、ケーソンの海上輸送も行います。
精度の高い施工を行うには、海の潮の流れや天候を読み、的確な操縦・操作・技術作業を行う船舶マルチクラフターの技術力が大変重要です。

●今回採用する方は、近い将来の船長候補としてお迎えします。
まずは上記のような様々仕事をトータルに経験し、覚えていただき、数年後からは副船長として船舶作業の指揮・管理を中心にお任せしていき、その後、船長になっていただきます。

海洋プロジェクト・土木プロジェクトの企画営業、コンサルティング営業です。
国（国土交通省、文部科学省、農林水産省他各省庁）、県、市などの官公庁からプロジェクトの一括受注や大手企業とのジョイントベンチャー（共同事業）を受注したりする営業です。県、市、さらに国を代表するプロジェクトやテレビや新聞などメディアを賑わせるプロジェクトも数多く受注し、企画、統括を行います。あなたの仕事が地図にも載り、後世に残ります。

企画営業は企画力＆創造力＆コミュニケーション型の営業で、コンサルティング営業はより深い技術コンサルティングを行うスペシャリスト型の営業です。

国土計画や県土計画、市土計画の調査、ヒアリング（情報収集）、プロジェクトの企画提案やコンサルティング、商談・プレゼンテーション、打ち合わせ、各申請業務など総合的に携わります。個人の魅力でお客様をファンにしたり、斬新な、あっ、という企画提案にも挑戦します。

近畿瀬戸内海から太平洋の海洋環境は、私たちが企画やコンサルティングをして造り上げたんだと誇りを持って言うことができる壮大な営業です。

ＩＴスキルとコミュニケーションスキルによって、オフィスから現場支援を行う新しい職域で「建設ディレクター」と命名されています。オフィスと現場が互いに協力する仕組みを導入することで、現場担当者は品質管理や次世代育成といったコア業務に集中する環境が整います。また、従来の役割を超えて多様な人材が建設業で活躍するフィールドづくりが進み、バックオフィスで働く人のキャリアの可能性が広がります。多様な人材が働く環境整備の成否が未来を創ると言っても過言ではありません。建設ディレクターは現場とオフィスをつなぎ、仕組みを変える軸となる存在と位置づけます。
（引用：一般社団法人建設ディレクター協会ＨＰより）

私たちは、建設ディレクターの皆さんに期待しています！
仕事は100％オフィスワークです。仕事に慣れてくれば在宅勤務も可能ですので、遠慮なくお申し出ください。

（歓迎する経験やスキル）
◎エクセル、ワードなどパソコンの基本的なスキル。一般的な普通のレベルで大丈夫です。
◎コミュニケーションスキル／社内外の不特定多数の方電話やメールを通じて接する仕事で、現場で忙しく働く技術者を支える仕事です。誰かをサポートしてあげたい、人の役に立ちたい、と思える方なら大きなやりがいを感じていただけると思います。みんなから感謝される仕事です。
◎ＣＡＤの操作は研修を通じて基礎から学んでいただけますのでご安心ください。すぐにできるようになります。

（仕事内容）
●ＣＡＤデータの作成
海洋技術者や土木技術者がレーザスキャナ（測量機器）やドローンで測量した現場の地形データや構造物の構造データ（共に点群データ）をメールで受け取り、それらまとめて3次元のCADデータに編集し、CADなど様々な用途で活用できるようにする仕事です。
レーザスキャナで地形や構造物を測量（スキャン）すると、その地形や構造は、点群データという形で保存されます。一つひとつの点はx、y、zの座標を持っており、この点が集合したものを点群データと呼びます。

この点群データをまとめ（変換し）、3DCADデータとして利用することで様々なデジタル図面（鳥観図、断面図）が自動抽出されたり、タブレットに入力するとICT建設機械が図面の通りに動いたりします。
点群データの変換とは、例えば、点群それぞれの点を線で結び、無数の面を作るイメージで、その面の集合が全体図になります。これをメッシュデータの作成と言います。他にサーフェースデータという幾何学的な描画方法もあり、こちらの方が簡単です。これらは専用のソフトを用いて行います。ＣＡＤや専用ソフトの経験は一切なくて結構です。研修を通じて基礎から学んでいただけますのでご安心ください。すぐに使えるようになります。

その他、
●各種工事書類の作成
●社内やお客様からの問い合わせ対応
●各プロジェクトの情報の取りまとめ書類の作成（進捗状況、品質、安全性、原価等）
などの仕事があります。

一般社団法人建設ディレクター協会主催の各種講座も受講可能で（※費用は全額会社負担です）「建設ディレクター」として一層活躍することができます。
★資格に興味のある方なら「建設ディレクター」の資格取得も可能です。費用は全額会社負担致します。2020年12月時点で全国400人の方が資格を受けています。この資格は大きく広がって行くことが確実視されていますので、今ならこの仕事や資格の先駆者になれます。資格はなくても仕事はできますので、資格取得に興味がなくても結構です。