(株)三星合成

当社では、お客様の要望に応じて、プラスチック材料の再生加工や着色加工、販売を行っています。「プラスチック」とひと言で言っても、そこから広がる製品の分野は多種多様。クルマの内装やパソコン・スマホ等の部品、家電製品、医療機器など、私たちが手がけた製品は、身近な暮らしのあらゆる場面で使われており、ひとつの材料を元に、さまざまなモノづくりの世界に関われることは、この仕事の大きなやりがいです。

製造現場ではまず、引き取ったプラスチック製品を粉砕し、新材料等とブレンドして再生加工。ランナーや成型不良品を原料として生かすことで、地球環境にもやさしいモノづくりを実現しています。次の工程では、もともと白や透明の製品に、カラーパウダーをまぶして要望通りの着色をします。今後は、独自の色を作る調色分野にもいっそう力を入れながら、プラスチック製品の可能性を広げていきたいですね。その後、製品を袋詰めして各メーカーに納品。すべての工程を自社一貫で行うことで、よりスピーディーな対応ができるのも当社の強みです。

入社後はまず、再生や着色の現場をひと通り回って、製造の流れを理解していただきます。その後、適性や希望に応じて配属。担当の先輩について、少しずつ実務を覚えてください。最初は「プラスチックとは何か」という基本的なところから教えますので、事前の専門知識は不要です。環境に興味のある方なら再生加工分野で知識を活かせますし、几帳面な方であれば、理想の色を作るのに向いています。文系・理系を問わず、活躍の場は幅広く用意されているので、「こんなことをやってみたい」という思いを積極的に伝えてください。

当社は今、ベテラン世代から20代30代の若手社員へ、世代交代の時期を迎えています。調色など新たに力を入れる分野でのリーダーをはじめ、将来的には管理部門での役職も多く用意。年齢を問わず、フラットな環境の中で、共に新しい社内システムを創り上げていけるおもしろさも感じられるでしょう。信州・伊那から世界のモノづくりに関わり、より良い社会・暮らしを支えたいという思いがある方はきっと、当社で理想のキャリアとやりがいを見つけられると思います。
【専務取締役　荒井康宗さん】