富士ホームエナジー(株)【富士興産グループ】

自宅で使っていたLPガスの供給元がたまたま当社で、不具合があった際の迅速丁寧な対応を何度も経験するなかで、「自分もこんな会社で働きたい」と入社を決めました。

私は入社以来、本社のお客様サポート1課に所属し、約2年間、集合住宅の保安点検を担当。この間に業務に必要な「保安業務員」「高圧ガス販売主任者二種」「液化石油ガス設備士」「危険物取扱者乙種第4類」を順次取得していたことに加え、手先の器用さも買われて工事部に異動することになりました。工事部では給湯器の故障対応や少し規模の大きな工事も担っていたのですが、この時に「第二種電気工事士」の資格も取得。その後、再びお客様サポート1課に戻り、3年ほどリーダーを務めた後、2022年に課長代理に昇格しました。保安点検のほか、2人のリーダーとその下のメンバー2人の計4名をマネジメントするのが私の役割です。日頃から部下に伝えているのは、ライフラインに携わる責任の重さです。まじめに業務に取り組むことはもちろん、少しでも違和感を覚えたら、たとえ無駄足になってもいいから必ず安全を確認するよう指導しています。こうした心掛けが万一の事態を未然に防ぎ、地域の安心につながる第一歩。決して疎かにしてほしくないと思っています。

緊急時に地域のために奔走し、「ありがとう」と感謝された時はやっぱりやりがいを感じます。以前、地震の影響で大規模停電（ブラックアウト）が発生した時、ガス漏れしているお客様のお宅に駆け付けたのですが、とても感謝され、インフラを守る仕事の重要性を再確認。大変なこともありますが、なくてはならない仕事だと実感しています。今後もより多くの部下への指導を通じ、インフラを守る仕事の大切さをしっかり伝えたいですね。ライフラインは問題がなくてあたり前ですが、そのあたり前を守ることは容易ではなく、容易ではないからこそやる価値がある。このことを理解してもらうとともに、富士ホームエナジーで働くことに誇りを持ってもらいたいと思っています。（岩坂さん）

小中高大とずっと野球に打ち込み、富士ホームエナジーも選手時代からお世話になっていたコーチ（現在の上司）の紹介で知りました。デスクワークより外で体を動かす仕事がしたかったこと、生まれ育った北海道の役に立ちたかったことが当社への入社を決めた理由です。

入社後は苫小牧営業所に配属され、入社後5～6年ほどは保安スタッフとして担当地域の保安点検や集金などに携わりました。その後、より現場に近い工事部門に異動になり、戸建住宅を対象とする新築・リフォームのガス設備に関わる工事を担当。ガスコンロやガス給湯器、ガス乾燥機などに必要なLPガスを室内に引き込むための配管工事に携わっています。北海道はとにかく雪が多いので、ガスボンベを設置する際は屋根の勾配を考えなければなりません。落ちてきた雪にガス設備が埋もれてしまうと事故につながることがありますからね。ただ、お客様から寄せられるのは、“表から見えないところ”に設置してほしいというご要望。“表から見えないところ”はちょうど雪が滑り落ちてくる場所でもあるため、いつもお客様と相談しながらより良い解決策を探っています。

午前中は複数の現場を回って打ち合わせや工事を行い、昼には営業所に戻って午後からは見積作成や明日の準備、というのが私のよくあるスケジュールです。一方、知識が豊富な上司にはいろいろな業者の方からひっきりなし電話が入り、相談に応じている姿をよく見ます。苫小牧営業所は「困った時は富士ホームエナジーへ」を合言葉に仕事をしているので、エンドユーザーさん、業者さんからの問い合わせが多いんです。私はまだ上司の域には達していませんが、今後はさらに知識を身につけ、「この人に任せておけば大丈夫！」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。（郷社さん）

もともと公務員志望だったこともあり、安定した職に就きたいと就職活動を行っていました。富士ホームエナジーに注目したのは、LPガスなどインフラに携わる企業だったから。インフラ企業なら安定性が高いと考え、説明会に参加したところ、給与や福利厚生も手厚いことがわかり、ますます当社に興味が湧きました。ただ、私は実家がオール電化でガスや灯油をほとんど使用したことがなく、知識がないことだけが不安でした。しかし、そこも入社後にサポートしてもらえると知り、安心して当社を選ぶことができました。

入社後は保安スタッフとして集合住宅を担当。先輩の商談に同行してガス契約に立ち会ったり、4年に1度の法定点検に同行したり、保安業務員の資格を取得するまではアシスタントとしてさまざまな経験をさせていただきました。ひとり立ち後は同じく集合住宅のお客様に向けたLPガスや灯油設備の保守点検、器具の販売、工事・取り付けに携わり、2023年9月からは戸建にお住まいのお客様に向けた同様の業務を担っています。冬場は暖房機が壊れやすいので、不調の連絡をいただいたらすぐさま対応するのが私の信条。お客様がお困りにならないよう、できるだけ早く駆けつけることを重視しています。

「助かった」「ありがとう」と感謝していただけるのもやりがいですが、最近、手ごたえを感じたのはガス料金の高騰に悩むお客様に他社から乗り換えていただけたことです。オールガスのお客様だったので、上がり続けるガス代が悩みのタネ。当社の実績をお見せして提案したところ、納得してご契約いただけました。実際、冬のガス料金が月5千円ほど安くなり、お客様は大喜び。「安くなった！」と笑顔で教えていただいた時は私もうれしかったです。集合住宅から戸建の担当になってまだ半年ほどなので、今後も知識習得に取り組み、1日も早く先輩社員に追いつけるよう努力することが私の目標です。（荒井さん）