最終更新日:2024/4/26

シンプレクス・ホールディングス(株)[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可
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業種

  • 情報処理
  • コンサルティングファーム

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

プログラミング未経験でITコンサルへ

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文系卒、理系院卒で入社した2人の若手。その挑戦と成長の軌跡

「日本発のイノベーションを世界へ向けて発信する」を理念に、金融を中心にビジネスを成功に導くテクノロジーカンパニー「シンプレクス・ホールディングス」。プログラミング未経験で入社の若手社員の挑戦を追った。

シンプレクス株式会社
クロス・フロンティア ディビジョンのお二人
W.A.さん(文学部卒/2018年入社)
N.Y.さん(生命科学研究科修了/2018年入社)

社員は語る

「最新テクノロジーをキャッチアップできるよう、本を読むなど自分のペースで勉強しています。社内チャットで話題になっている本も積極的に読みますね」(W.A.さん)
「お客様と直接相対する機会もあり、自分たちのシステムを利用されている方や先方の担当者様からお礼を言われるのが嬉しく、仕事のやりがいを感じます」(N.Y.さん)
「学生時代は大学受験向けの塾でメンターのアルバイトをしていました。このときの経験はコミュニケーションの取り方、スケジューリングに生きています」(W.A.さん)

文学部からITの世界へ。技術に対する不安を克服

大学では好きなことを目いっぱい勉強しようと思い、文学部の日本文学コースを専攻。卒論のテーマは大正時代のプロレタリア文学でした。就職活動にあたっては、自分のやりたいこと、働きたい会社についてあらためて見つめ直した上で、「成長できる環境」を軸に会社選びを進めるとともに「20代のうちは思い切り仕事がしたい」「若いうちから挑戦できる会社に入りたい」という思いからコンサル業界を志望。さまざまな企業のインターンシップに参加するなかで、IT系と会計系のコンサル会社に絞り込んでエントリーしました。

最終的にIT系の当社を選択したのは、今後も成長していく業界であり、お客様の課題を解決する中で自分自身も成長していけると考えたためです。また、選考の過程で印象に残っていることがあります。就職活動生一人ひとりに人事部の社員が担当としてついて、面接から内定後に至るまで手厚くサポートしてくれたことです。「今回の選考はどうだった?」「次はこれを準備してきてね」といった当社の選考に関するサポートだけではなく、当社の内定が決まった後も、複数の内定先からどの会社を選ぶべきかという相談に乗ってもらいました。本当にありがたかったですね。

当社の特徴の一つに、充実した研修制度があります。大学4年次の秋頃 から内定者研修がスタートし、アプリを開発する課題を通してテクノロジーの基礎を身に付けていくのですが、プログラミング未経験の私はついていくので精いっぱい。「本当にやっていけるのかな。いつか限界が来るんじゃないか」と、不安は膨らむ一方でした。入社後研修が始まってもしばらくは、こうした不安を拭い去ることはできませんでした。とはいえ、他人と比べてもキツくなるだけ。自分自身で目標を定め、日々、スモールステップで努力を積み重ねていこうと。そう心に決めて、自分との戦いに集中するようにしたことで、少し気持ちが楽になりましたね。

不安を完全に払拭し、自信を持って仕事に取り組めるようになったのは、プロジェクトに配属され、自分の得意分野を生かせるようになってからのこと。外国為替のシステムの運用・保守の仕事を中心に担当しているのですが、コミュニケーション能力やスケジューリングといったマネジメントの仕事でバリューを出せることがわかってきたのです。自分の強みを見つけられたことが大きな転機となりました。
(W.A.さん)

生物学研究からWebアプリケーションの開発へ。頭だけでなく手を動かす会社を志望

大学・大学院時代を通して金融やITとはまったく無縁で、生物学の研究をしていました。具体的には、ショウジョウバエの求愛行動について動物行動学の観点から研究。研究室で着目していた遺伝子の発現パターンについて数理的に扱うこともありましたが、基本的には行動の観察に軸足を置いて研究を進めていました。

就職活動に関しては、修士1年の8月頃からインターンシップへの参加を始めました。当初は製薬や食品など、生物学と親和性の高い業界の会社のインターンシップに参加していたのですが、しっくりこない感じがありました。そこで、周囲の人々にアドバイスを求めてみたところ、「地頭で勝負できるコンサル業界もいいんじゃない」という意見をもらったんです。そこで、経営コンサルやシンクタンク、ITコンサル、教育コンサルなどに興味を持ち始めました。その中の一社が当社でした。最終的に当社を選んだのは、大学・大学院を通して実験にどっぷりと浸かっていたので、頭だけでなく手を動かすことのできる会社、自分の提案を自らの手で実現できる会社がいいと思ったからです。ITコンサルの中では事実上、シンプレクス一択でした。

大学院1年次の秋頃から内定者研修が始まりました。情報系専攻でITの知識がある同期との差は実感したものの、私自身コーディングに苦手意識はなく、他にもIT未経験の同期がたくさんいたため不安を感じることはありませんでした。入社して最初の約4カ月間も入社後研修がありました。プロジェクトチームに参画するのに必要な知識やスキルを身に付けるために、ITと金融、ビジネスの3つの分野でさまざまな課題に取り組みます。その内容はかなりハードで、入社以来、一番大変な思いをしたという記憶がありますね。

入社後研修終了後は、金利デリバティブや通貨オプションといった金融商品の売買をサポートするWebアプリケーションをはじめ、銀行様向けのプロダクト開発に携わっています。使用言語はプロジェクトによって異なるので、その都度、勉強して足りない知識やスキルを補っていくイメージです。わからないことがあっても、整理した上で上司や先輩に聞けば、丁寧に教えてもらえます。聞きにくい雰囲気は一切ないです。
(N.Y.さん)

シンプレクス若手社員の仕事術。そして、今後の目標とは

■中長期的な視野を持ったプロジェクトリーダーへ
入社から3年半、外国為替のシステムの運用・保守に加え、仕様に関する相談やスケジュール管理など、マネジメントの仕事も手掛けています。いつも心掛けているのは、仕事を抱え込まないようにすることです。懸念を感じたら、周囲に対してすぐにアラートを出すようにしています。こうした取り組みがプロジェクト全体の健全化につながりますし、きちんとアラートを出すことができる風通しの良さも当社の強みだと思っています。

今後の目標は、プロジェクトリーダーとして、先を見通したタスクの割り振りができるようになることです。メンバーの能力や特徴を見極めた上で、将来的な成長を見据えてあえて難しいタスクを依頼するなど、中長期的な視野を持ってチームを回せるようになりたいですね。今後はさまざまなライフイベントを経験することもあると思いますが、いま頑張っていることを活かしながら働きつづけたいと思っています。
(W.A.さん)

■練度の高いプロジェクトマネージャーへ
入社から3年半が経過した今日、自らの成長を感じる機会も増えてきました。ストレッチアサイン(=アサイン時点のスキルレベルに対して少し難易度の高いポジションに任命すること)の一環として、入社2、3年目からお客さま企業の責任ある立場の方と一対一で話す機会が与えられるのですが、だんだん自信を持って話すことができるようになってきました。仕事を進める上で心掛けているのは、一通のメールにしても、簡単なコーディングや資料作成にしても、隅から隅まで自分の口で説明できる状態に仕上げたものを提出することです。他人に言われたとおりにやった仕事について問われ、答えに窮した苦い経験もあるので、この点に関しては徹底的にこだわっています。

いい意味でのギャップを感じているところもあります。面接を受けている過程では、自分に似たタイプの人が多い会社だと思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。コミュニケーション能力が並外れて高いメンバー、ガッツがものすごいメンバーなど、さまざまな方面でトガっている人がそろっている、とてもユニークで面白い会社です。今後は自信を持ってWebアプリケーションを提供し、お客さまの課題を解決できるプロジェクトマネージャーになることを目標に、技術やスキルに磨きを掛けていきたいと思っています。
(N.Y.さん)

学生の方へメッセージ

就職活動では、ともすると大企業や有名企業にばかり注目しがちです。しかし、私が最も重視したのは、自分に合った会社かどうかということでした。自分自身を見つめ直してみて、やりたいことは何か、どのような働き方がしたいのか、どのように成長していきたいのかを見極めることが大切です。当社に関して言えば、「若いうちからチャレンジしたい」「とにかく頑張って成長したい」という思考をお持ちの方にはすごくマッチする会社だと思います。(W.A.さん)

当社では選考が進むと人事部門の社員がメンターについてくれるのですが、その人と話すことで自分の進むべき方向性や求められることを整理できました。いろいろな人と話をして、就職後のイメージを思い描きながら、就職活動を進めてみてはいかがでしょうか。当社の魅力としてアピールしたいのは“劇的な成長を見込める会社”だということです。例えば、上司からはいつも、ちょっと頑張らないと達成できないくらいの、絶妙な難易度のタスクを与えてもらっています。常に成長を実感することができる会社です。(N.Y.さん)

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「学生時代は研究・実験にどっぷりのめり込んでいました。一つの物事に熱中して取り組む経験は、コーディングの仕事に通じるものがあるかもしれません」(N.Y.さん)

マイナビ編集部から

ビジネスを成功に導くテクノロジーパートナー「シンプレクス株式会社」、戦略/DXに特化したコンサルティングファーム「Xspear Consulting株式会社」、AI企業「Deep Percept株式会社」等を統括する「シンプレクス・ホールディングス」。その中核企業「シンプレクス株式会社」は、戦略コンサルタントからITコンサルタント、プログラマー、システムアーキテクト、UI/UXスペシャリスト、クラウドエンジニア、数理工学エンジニア、プロジェクトマネージャー等が集う、言わずと知れた“プロフェッショナル集団”だ。

取材を通して最も驚かされたのは、同社が「完全実力主義」「仕事の成果と質による評価」を掲げているにもかかわらず、殺伐とした雰囲気とは一切無縁だったことである。それどころか、内定者研修も入社後研修もこれでもかというくらい充実しており、プログラミング未経験者を決して放置することなく、プロフェッショナル予備軍として徹底的にサポートする仕組みを構築している。社員一人ひとりがプロフェッショナルとして自律した存在だからこそ、互いにリスペクトし合う。自分にはない能力・才能を持つ“トガった”人材を尊重する。何を大げさなことをと思われるかもしれないが、この世に“プロフェッショナルの楽園”なるものが存在するとすれば、それはシンプレクスのような組織に違いない。そう思わせてくれるのに十分なインパクトがあった。

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世界の金融ITサービス企業ランキング「2022 FinTech Rankings Top100」で55位にランクインした同社。オフィスは虎ノ門と愛宕の2拠点。

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