最終更新日:2024/5/20

ロイヤルホールディングス(株)[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 外食・レストラン
  • ホテル・旅館
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客さまの信頼に応えるサービスを追求しながら、新たなキャリアを切り開く

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店舗というチームの一員として、お客さまに確かな価値を提供

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」で、お客さまに価値ある食とホスピタリティを提供するスタッフたち。現場経験をもとにキャリアアップを目指す先輩3人に、働き方などについて話していただいた。

■池部 裕太さん
ロイヤルホスト 店長
2019年入社

■垣内 美咲さん
ロイヤルホスト 調理職
2021年入社

■杉崎 太郎さん
戦略部
2013年入社

ロイヤルで働く面白さ

「複数の店舗を経験し、地域ごとの特徴を知ることができました。経験を生かし、視点を変えながら店舗づくりに挑める仕事です」(池部さん)
「当社にはファミリーレストラン以外にも、さまざま業態の店舗があります。いろいろな現場を経験して腕を上げ、自分の新しい可能性を見つけたいです」(垣内さん)
「戦略部で他の企業の方とお話ししていると、“さすがロイヤル”と言われることがあります。サービスや商品の質に誇りを感じます」(杉崎さん)

店長としてスタッフもお客さまも幸せになる店舗を作る

私は学生時代にロイヤルホストでアルバイトをしていました。そこで目にしたのは、お客さまと親しく接しているスタッフの姿や、スタッフみんなが協力して店舗を動かしている姿です。アルバイトの私も、チームの一員として店舗の運営に関わっているという実感があり、もし社員になったらどのような活躍ができるのだろうと考えました。また、私の出身地がロイヤル発祥の地ということもあって、就職について話すと家族や親戚も喜んでくれました。こうした経緯で入社し、今に至ります。

正式な配属の前に半年間の研修があり、ここで外食事業以外の業務も体験して会社全体のことを学べました。また、店舗に勤務する上で欠かせないコンプライアンスに関する研修、スタッフ同士のコミュニケーションの取り方や店舗内のモチベーションの上げ方といった、店作りの知識を学べる研修もありました。

研修の後、最初に配属されたのはロイヤルホスト高輪店です。社員として店舗を良くしていくための施策の実行、トラブルが発生したときの対応、スタッフの指導などを担うことになりました。私の考える良い店舗とは、スタッフみんながいきいきと働いている店舗です。スタッフの思いに寄り添い、共感し合えるような関係を築いていきたいと思っています。なかなか仕事のモチベーションを見いだせずにいる学生のアルバイトスタッフと、仕事への思いやお客さまへ提供したいサービスについて対話したこともあります。結果、そのスタッフが自分で考えて行動し、お客さまに喜んでいただくという経験に繋げられました。「仕事がすごく楽しい」と言ってもらえたとき時は、社員としての役割を果たせたという手応えを感じましたね。

経験を積んで早く店長になりたいという思いで3つの店舗のスタッフを経験し、2022年の冬についに店長になりました。自分にできるだろうかという不安も多少ありましたが、何よりも目標としていた店長になれて本当にうれしかったですね。スタッフが楽しく働ける店、お客さまに料理一つひとつの説明ができるような店にしたいと思っています。

スタッフが働きやすい環境を整え、情報を共有しながらチームを強化すれば、お客さまに愛される店舗になるはずです。それを信じてスタッフみんなでチャレンジを続けたいと思っています。
【池部 裕太さん】

同じレシピでも作る人によって味も見た目も変わる。手間を惜しまずおいしさを追求

もともと料理が好きで、食品と人間の体調の関わりなどにも関心があったので、大学では食品栄養について学びました。そこで取得した管理栄養士の資格を生かして働くことも考えていたのですが、私は料理の現場で働きたかったので、調理師の資格がなくても現場に入れるロイヤルへの就職を決めました。

ファミリーレストランではセントラルキッチンで作られたものを盛り付けているものだと思っていたのですが、ロイヤルホストでは食材の仕込みから調理までを店舗で行います。店舗で作っているということは、お客さまの細かな要望にも応えられるということであり、それがロイヤルの魅力といえるでしょう。メニューも豊富なので、幅広い知識や技術が身に付けられることも楽しみでしたね。

入社後の数カ月は研修期間です。ロイヤルという会社のこと、他の事業のことなどを学びました。もちろん調理の研修もあります。調理の研修を通して、ロイヤルホストの味を守ることの大切さや、同じものを調理しても技術によって味や見え方が変わるということを実感しました。経験豊富な料理長からスキルを学ぶ機会もあり、貴重な経験ができたと思います。

その後、ロイヤルホストに配属されて現在まで勤務しています。お客さまが集中する時間帯にはオーダーが溜まってしまって焦ることもありますが、「おいしい」という声がフロアから聞こえるとモチベーションが上がりますね。料理長の指導を受けながら担当できるメニューを少しずつ増やし、3カ月ほどで全メニューを担当できるようになった時は、自分の成長を実感しました。焼き加減が難しいと思っていたオムライスもコツをつかみ、自信を持ってベストなものを提供できるようになっています。レシピは全て決められていますが、おいしいものをお客さまに食べていただくために、一皿一皿を丁寧に仕上げていきたいですね。

最近では、キャプテンとして新人スタッフに調理のコツを教える役割も担っています。私が教えた新人が料理を作り、それを食べたお客さまが喜んでくださるとやりがいを感じます。自分だけではなく、店舗のみんなで成長できるようなキッチンにしたいと思っています。
【垣内 美咲さん】

接客を経験して得た知見を新規事業立ち上げの部署で生かす。現場目線の提案で貢献

私は、入社してからの10年でロイヤルホストの8つの店舗を経験してきました。店舗の規模、立地、お客さまの傾向はそれぞれ異なります。店舗運営のスタイルも違いますが、どの店舗でも共通しているのはお客さまを第一に考えるという姿勢です。

例えば売り上げアップの施策を考える際も、どんなことをしたらお客さまにうれしく感じていただけるかを追求します。入社前、私はロイヤルホストに「安心して食事の時間を楽しめるお店」というイメージを持っていました。そういうイメージを作り上げていたのは、スタッフたちの努力だったのだろうと感じています。当社のスタッフは、立場を超えてお客さまのために何ができるかをみんなで考え、実行しています。良い店舗は、スタッフ全員の協力と理念の共有があってこそ実現できることなのです。

店舗の現場で経験を積み、入社4年目で副店長、7年目で店長になることができました。その過程では店をまとめ、スタッフのモチベーションを上げるための方法などを試行錯誤し、より良い店作りのノウハウを学んできました。飲食業のキャリアパスというと、店長の先にあるポジションが想像できない人もいるかもしれませんが、当社では社内公募制度があり、人を求めているポストの情報が開示されています。店舗経験を生かして、自分の将来を探すことができるのです。

私はこの社内公募に応じ、2022年6月からは現在所属している戦略部へと異動が決まりました。この部署では、既存事業を拡大させる施策の立案や新規事業の立ち上げ、M&Aなどに携われます。私が担当しているのは新規事業の立ち上げです。ロイヤルには、外食事業を展開して70年という歴史があります。その中で作られた運営やメニュー企画のノウハウを活用して新しい事業を生み出すため、経験豊富な先輩たちの力を借りながら業務にあたっています。私のこれまでの店舗経験と現場目線の考え方、先輩たちの考え方をうまく組み合わせて、新事業を具現化したいですね。
【杉崎 太郎さん】

学生の方へメッセージ

自分のやりたいことを考えるだけでなく、そのやりたいことに関係する仕事にはどんなものがあるのかを調べてみてください。目標に向かう道はいろいろあると思いますので視野を広げてみることをおすすめしたいですね。
当社では福利厚生が非常に充実しています。育児休業の取得率も上がっており、メリハリのある働き方が当たり前になっています。安心して働ける会社ですよ。
【池部さん】

調理の仕事に携わりたい方は、いろいろなお店に行って味を知るようにしてください。サービススタイルの違いも観察すると、仕事を始めてから役に立つと思います。
ロイヤルでは調理師の資格がなくても、入社後の研修で包丁の使い方から教えてもらえるので、大学時代の専攻を問わずチャレンジできるのも魅力。スキルアップの研修や店舗運営の研修などもあり、学ぶ機会もたくさん用意されています。
【垣内さん】

店舗から本部に異動して気付きましたが、飲食業界で働くことの魅力は、若いうちから“組織”を意識して働けるということにあるのかもしれません。さまざまなお客さまやスタッフと接しながら、店舗というチームで働けるのです。店長になれば、組織を作る経験もできます。
【杉崎さん】

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チームワークを大切にする同社の店舗では、ホールでの接客担当とキッチンでの調理担当がしっかり連携。常にお客さまの動きを見ながら心地よい空間を作っている。

マイナビ編集部から

1951年に福岡で誕生したロイヤルグループ。「“食”を通じて国民生活の向上に寄与すること」を目指し、食品を扱う企業として美味しさ、衛生、サービス、すべてにおいて高い質を維持しながら、多くの人々に愛されてきた。ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」だけでなく「天丼てんや」「シズラー」などの店舗も展開するほか、ホテル事業、コントラクト事業、食品事業も手掛ける。食品事業では、各レストランが安定した味を提供できるようセントラルキッチンを運営し、「料理長が手鍋で一人前ずつ作る、あたたかな味」を再現している。コロナ禍を経て冷凍食品が注目されるようになった現在は、レストラン品質の家庭向けフローズンミール「ロイヤルデリ」も展開中だ。

どの事業、どの店舗でも食とサービスの質を追求し、お客さまの信頼に応えてきたロイヤル。同社の理念は店舗の隅々まで浸透し、スタッフ皆がお客さま第一という想いで一丸となって働いている。今回の取材ではそのことがよく伝わってきた。

社員は20代後半で店長・料理長を経験することが多いという。その後のキャリアの選択肢は、エリアマネージャーとして複数の店舗をまとめたり、本部で戦略業務、購買業務、海外事業に携わったりと多彩だ。さまざまな事業の中で、自分らしいキャリアを築けるだろう。

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食との関わり方の変化の一つとして、DXが考えられるという。社会の変化に対応しながら、ロイヤルらしい価値の創造・提供を追求している。

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