社会福祉法人睦会

食事・排泄・入浴など入居者様の生活のお手伝いをさせていただいています。日常生活と合わせ、おやつ作りなどのサークル活動や季節行事も計画し、より豊かな生活を送っていただけるよう工夫しています。また、入居者様と関わっていくなかで「その方らしさ」を尊重するよう努めています。入居者様から語っていただく想いや習慣・生活歴などからその方らしいより良い暮らしの実現のために、先輩職員と相談しながら業務にあたっています。

入居者様から「ありがとう」などお礼の言葉をいただいたり、笑顔が見られた時はやりがいを感じ、励みにもなります。また、入居者様のこれまでの生活についてのお話や自分の知らない知識を聴いたり、日々の関わりの中で時間を共有できるのも楽しみの一つです。しかし、入居者様の希望や想いを尊重した支援の実施については難しいと感じることも多くあります。入居者様の本当の想いを引き出し、それらの想いに応えられるようスキルを身に付け、ご本人様やご家族に寄り添うとこを今後も心掛けていきたいと思います。

祖父の在宅介護の際に介護職や様々な方々にサポートしていただいた経験から、福祉や介護について興味を持つようになりました。大学進学のため一度地元を離れましたが、これまでお世話になった地元や身近な人の支えとなりたいという気持ちから地元の就職先を希望しました。見学の際に各ユニットの環境や雰囲気からあたたかさを感じました。特に各ユニットの入り口である玄関づくりや回覧板などの取り組みから、村や町などの地域の中での暮らしを意識した雰囲気作りに魅力を感じました。これらのようなあたたかな雰囲気、職員と入居者様との関係が窺える場所で、福祉や介護について知識や技術を身に付けていきたいと思いやすらぎの園を志望しました。

一年間働かせていただき職場の雰囲気に慣れることはできましたが、介護技術やその他の知識において力不足を感じる場面が多くあります。様々な方法で支援を行えるよう、先輩職員からアドバイスをいただいたり、研修に参加したりするなど自己研鑽に努めていきたいです。

福祉や介護といっても様々な仕事や職場があります。見学したり情報を比較したりして、自分に合った就職先を見つけてもらいたいです。就職活動は悩むこともあると思いますが、「自分を見つめ直す良い機会」とプラスに考え、友達や家族・先生など身近な人とも相談しながら精一杯向き合ってください。そして今だからこそできることも沢山あると思います。悔いの残らないように残りの学生生活を楽しんでください！