最終更新日:2024/7/19

ネットソフト(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング
  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
埼玉県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

長く安心して働ける環境があるからこそ、技術者としてめざすキャリアを実現できます

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のびのび働ける風通しの良い社風が魅力の技術者ファミリー

システム開発を通して社会インフラの構築に貢献し続けているネットソフト。未経験からスタートしながら、今やチームの中心的立場で活躍しているS.Kさんに、業務内容やスキルアップしてきた背景などについて伺った。

●S.Kさん/2019年入社
開発本部 開発二部
東洋大学 理工学部 応用科学科卒

ネットソフトのここが魅力!

「1年目には実務を行いながらPDCAの基礎研修、4年目からはプロジェクトリーダーとしての実践研修など、次のステージをめざしてスキルをブラッシュアップできます」
「海上交通の航行支援システムや官公庁の基幹システムなど、重要な案件に関わり、より良いシステムを開発することで、社会インフラを支える一翼を担えるのがやりがいです」
互いの成長を支え合い、人を大切にする同社では、温かい社風のもと、ワークライフバランスの実現にも力を入れており、仕事と家庭の両立がしやすく、長く勤められる環境だ。

入社当初からプログラミングを経験。一つひとつの完成体験が次へのモチベーションにつながります

大学では、洗剤や柔軟剤、芳香剤といったさまざまな日用品に使われている合成香料、つまり、人工的に精製された香料について研究していました。卒業後は専門を生かした道に進もうと思っていましたが、就職活動を進めるにつれ、何かもっと自分の可能性を広げてみたいと思うようになったんです。視野を広げ、いろいろな業界を見ていた時、紹介されたのが当社でした。
今まで関わる機会がなかっただけで、もともとプログラミングには興味があったので、さっそく会社見学に。そこで当社が、海上交通分野の航行管制支援システムや官公庁の基幹システムと連携システム、大手企業の情報システムなどをすべてオーダーメイドで手がけていること、高品質の確保にこだわり、技術力の高さに定評があることを知りました。その業務内容に面白さを感じるとともに、社会貢献性の高さに惹かれました。「カッコイイ、やってみたい」と素直に思ったんです。
さらに、実際に開発しているプログラムや仕事中の様子も見せていただき、静かで集中して仕事に取り組めるけれど、決して堅苦しさのない雰囲気に、居心地の良さを感じました。

当社では、内定後に入社前研修があり、社会人としての基礎やプログラミングの基礎を通信教育で学びます。そして、入社後には約3カ月間の新入社員研修としての技術研修があります。研修用の模擬プロジェクトで、それぞれがプログラムの機能を分担し、新人全員で一つのプログラムを作成。先輩から教わりながら、実際の業務と同じ流れで、設計から試験までの工程に取り組みます。
比較的簡単な作業を担当するのですが、私自身理系出身とはいえ、プログラミングは未経験からのスタート。やっていけるのかなという不安がありましたね。でも、とても楽しかったので、もっと学びたいという意欲がわいてきたことを思い出します。

研修終了後、開発三部に配属になり、主にアシスタント的な業務に従事。船舶関連システムで、本来であれば、詳細設計・プログラミング・試験といった工程を一人で担当するわけですが、私自身は、画面の一つを担当。先輩からOJTで方法を教えていただきながら作業を進めていきました。そして、徐々に2画面、3画面と開発量が増えていきます。作業量が増えるに伴い、しっかりと要件を満たし、高品質なプログラムをめざしながら、いかに効率よく処理するかを、現場での作業を通して学ぶことができます。

先輩のサポートのもと、先人のプログラミングから学び、解析し、吸収することでスキルアップしてきました

4年目に開発二部に異動になりました。二部は官公庁を対象とした基幹システムの開発を行う部署であり、現在は官公庁の事務処理システムと、他省庁との連携システムの開発に携わっています。この事務処理システムは、当社が単独で受託開発しているもので、その中で私は主に、申請書類の受理や審査といった画面の改修を担当しています。

今、私が仕事をする上で心がけているのは、自主的に学習すること。少しでもパフォーマンスを向上させられるよう、プログラミング言語やシステム機能に関する学びに力を入れています。省庁のシステム開発を手がけている以上、各省庁の業務に特化した法令や規制などを背負って開発しなければなりません。複雑な事例や要件に対応できるよう、各省庁の業務やルールなども勉強するようにしています。

未経験からスタートして、これまで続けてこられたのは、何より、先輩方のバックアップがあるからこそ。わからないことはとにかく聞き、先輩方のプログラミングや文章の書き方などを見て真似をする。プログラムはさまざまな処理の組み合わせで出来上がっているので、部分的に似たようなプログラムがあるんです。私自身、先輩方が作成したプログラムの中から、今やろうとしているプログラミングと似ている部分を探し出し、解析、吸収して、自分の物にしていく。その繰り返しで、スキルアップしてきました。
実は、私は話すのが苦手なので、自分から意識して聞くようにしていましたが、当社はすごく雰囲気が良くて、先輩方が聞きやすい雰囲気をつくり出してくれますし、すぐに手を差し伸べてくれます。コミュニケーションが取りやすいのも当社の魅力といえるでしょう。

そして、資格取得をめざして勉強しました。入社して1年目で基本情報処理技術者試験とJAVAのシルバーを取得。次は、応用情報技術者試験にトライしようと思っています。
資格の取得は、自分のスキルを上げるだけでなく、努力することを続けられますし、仕事の幅も広がり、実力の評価にもつながります。当社は、業務に必要な国家資格やベンダー資格の取得に向けて、私たちの意欲を応援し、合格者には受験料と報奨金が支給されるなど支援も充実しています。
このように、社員一人ひとりがスキルのブラッシュアップをめざし、いろいろ挑戦するチャンスを与えてくれるのが嬉しいですね。

一人ひとりの適性や希望に合わせて経験値を高め、将来を見据えたキャリアを実現できます

当社の特色は、ウォーターフォール形式の開発プロセスです。特に、要件定義から設計、製造、試験、保守までのそれぞれの工程において、レビューと評価を行い、それが承認されないと、次の工程に進むことができません。これは、当社の品質を確保し、高い評価の裏付けとなるものですが、このレビューが最初は怖く感じていました。
上司や先輩からいろいろ指摘され、質問されるんですが、わかっていてもそれを第三者にしっかり説明するとなると、非常にハードルが高く、先輩のフォローのもとで、なんとかクリアしていきました。
でも、2年目になってからは、少しずつ、自分で考え、一人で乗り越えられるようになったような気がします。そうなると嬉しくて、レビューが終わった後の達成感は格別ですね。

これは私たち若手のだれもが通る過程ですが、このレビューと評価に対応することで、工程ごとに大きな手ごたえとやりがいを味わうことができ、自分の成長も実感することができます。
それに、自分の意見を相手にわかりやすく伝える力、発信力という、社会人として大切なコミュニケーションスキルを身につけられるチャンスだとも思っています。

当社には、将来へのビジョンとして、プロジェクトマネージャーやデベロップメントマネージャーといったプロジェクト全体をマネジメントする道と、もっとプログラマーとしてのキャリアを極めたいという道があり、私は後者。大変なこともありますが、ものを創り上げる過程がすごく楽しくて。それに、ゼロからスタートしたからこそ、とことん極めてみたいと思っています。
そして、いつか、設計から試験までの全工程に携わるのはもちろん、さまざまなプログラムの集合体であるシステム全体の設計にも取り組んでみたいです。

当社は私のような未経験からのスタートでも、十分、プログラマーとして成長できます。私も最初はわからないことだらけでしたが、面倒見の良い先輩方が常に気にかけてくれるので、不安なく業務に取り組めます。それに、技術はもちろん、プログラマーとしての考え方も、経験を積むことによって身についてくるので、適応していくことができますよ。
プログラミングに興味がある、やってみたいという思いのある人は、ぜひ挑戦してみてください。

学生の方へメッセージ

就職活動を始めた当初、専門を生かした化学系での仕事を探していましたが、もっと自分に合う、興味のある分野があるかもしれないとの思いで視野を広げたところ、当社に出会いました。
まだやりたいことが決まっていない人もいるでしょう。そんな時、学んできたこと以外に、少しでも興味のあることに目を向けてみると、選択肢が増えますし、多くの中から選んだ方が、自分の力を最大限発揮できる仕事に出会える可能性が広がると思います。
そのためにも、説明会やインターンシップなどに、できる限り足を運び、実際に働いている社員の方から話を聞き、雰囲気を肌で感じ取ってください。私もそうすることで、入社への気持ちを固めました。

当社は、例えばタンカーと漁船群との衝突を避けたり、船舶への情報提供を行い、海難事故を防ぐといった海上交通における支援システムや官公庁の基幹システムの開発といった社会的に重要なシステムの開発を行っている会社です。
そういうシステムのプログラミングというと、専門的で難しいと思われるかもしれませんね。でも、技術や知識は現場で十分身につけられます。
大事なのは、プログラムを作るのが好きなこと。もし、仕事を通して社会貢献したいという気持ちがあるなら、その思いを当社に賭けてみませんか!
(S.Kさん)

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「当社では、適性があれば未経験からでも十分やっていけます。プログラムに興味があり、作ってみたいという気持ちのある人をお待ちしています」と語る人事担当の佐藤さん。

マイナビ編集部から

1996年、OKIグループのパートナー会社として設立されたネットソフト。受託システム開発では、海上交通分野での航行支援システムや、国・地方公共団体の基幹システムといった社会基盤を支えるシステムの開発をメインに、上流から下流までの全工程をオーダーメイドで担っている。
このように、システム開発を通じて人々の生命や財産を守る重要な使命を果たしている同社は、その高い技術力と品質で強い信頼を得ている。

この実績を支えているのは、高い技術力と人間力を備えた一人ひとりの社員だ。技術の進歩に伴い、エンジニアには常に技術のブラッシュアップが求められるが、同社では、未経験でも、充実した研修や上司や先輩の手厚いサポートのもと、高い使命感と責任感を備えた一人前のプログラマーとして育て上げている。
今回取材したS.Kさんの、本人の意欲と仕事に対する真摯な取り組みはもちろん、彼女が「プログラミングが楽しい」という気持ちを持ち続けていられるのも、人を大切にする同社の社風があるからこそといえる。
また、会社の規模が大きすぎないのも同社の魅力だ。若手社員も多く、意欲ある社員には若手でもどんどん仕事を任せ、活躍のチャンスを与えているという。
物事に前向きに取り組むことで自分も成長し、社会貢献できる。そしてそれが会社の成長につなげたいという思いのある人は、チャレンジしがいのある会社だといえるだろう。

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同社では、快適に働ける職場環境を適宜改善。会社の利益を社員に還元するなど社員ファーストの姿勢で、一人ひとりが満足して仕事に取り組み、成長できる環境を整えている。

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