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最終更新日:2024/5/27
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部署名研究開発部
仕事内容シリカ・アルミナ・ゼオライト系
私は今までに2度の部署異動を経験しました。入社1年目は研究開発部所属でしたが、翌年に知財法務室へ異動となり特許関連の業務を任されるようになりました。特許と言えば思い付くのは「抵触だ!」「侵害だ!」というように権利関係のイメージが強いかと思いますが、一方で技術文書としての側面も持ち合わせています。つまり「特許」=自社技術情報が記載された文書となるわけです。水澤化学には活性白土による食用油の脱色用途から派生し、吸着剤や樹脂添加剤など様々な分野の技術があるため、「特許関連の業務」と一言で言っても、自社の従来技術やその他多岐にわたる様々な分野の新しい技術について理解する必要があり、一つの部署にいるだけでは得られなかった知識や観点を学ぶことができました。現在は元の研究開発部に戻りましたが、知財で得た観点を活かしながら研究開発に励んでいます。
こまめな報連相を心掛けています。仕事を進めていくうえで、自分一人ではどうしようもできない場面に必ず直面します。ある程度仕事を覚えていくと「一人前になったと認められたい」と思い過ぎるあまり、自分一人で疑問点を抱え込んでしまったり、相談しても相手にされないだろうと思い込んで悩んでしまう時期もありました。しかし、思い切って相談してみると相手にされないなんてことは無く、「一人前」=「一人で仕事をやり遂げること」ではないんだなと感じました。今では、自分の力量を見極めて「できないことはできない」と割り切ってしまい、次どうするか?周囲に協力を頼もう!と、自然と周りを巻き込む形で業務を進めていくことが理想だと考えています。部署異動を経験しましたが、こういった仕事の進め方の基本は業務内容に関わらず同じだと感じました。また、自分が他人に相談しやすくなるような、普段からの雰囲気作りも大切と思います!
元々、世の中の生活に役に立つものづくりに携わりたいという気持ちがありました。水澤化学は無機系の中間素材を扱っているため、実際の生活において直接目にかかる製品はほとんどありません。ですが、生活に注意深く目を向けてみると、食用油の脱色剤であったり、インクジェット用紙に用いられるインクの吸着剤であったり、その他にも身近にある物の一部に実は当社製品が関わっているものがあるということを知り、陰ながら生活を支えているという部分に魅力を感じました。
会社の雰囲気として、水澤化学はいわゆる風通しの良い会社です。入社の同期生や同年代の社員同士とはよくコミュニケーションをとりますが、意外と上司や先輩方も普段の生活の悩み相談だったり、雑談の相手になってくれることもあります。普段の何気ない話から自分の悩みの突破口が見つかることもありました。仕事だ!と常に気を張っていると疲れてしまいますが、周囲の人と話すことで適度に気を抜けるメリハリのある職場の雰囲気だと感じています。
将来を決める大事なタイミングではありますが、就活時の選択が全てではありません。実際によく知らなかった分野や業界に進んでしまったとしても、思いのほか興味を持てる場合もあります。自分が思い込んでしまっているだけで、本当に自分に向いていることはまだ経験していないかもしれません。見聞を広げることは就活に限らず今後の生活をより豊かにすることにも役立ちますので、将来の選択肢を決めかねているなら自分の専門と異なる分野にも選択肢を広げてみることをお勧めします。ちなみに、当社の研究分野といえば無機化学系になりますが、学生時代は生物や農業系の学部だった研究開発部員もいますよ!