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最終更新日:2024/5/27
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部署名研究開発部門
仕事内容クレー(粘土)系
入社からしばらくは主にポリオレフィンフィルム用のアンチブロッキング剤(フィルムの密着を防ぐために添加する無機微粒子)の改良を行っていました。ラボスケールで様々な改良を行い,有望なものを実際の製造現場で試作するまでの全体を担当していました。また,アンチブロッキング剤を合成するだけでなく,実際に樹脂に添加,フィルムを成膜しての性能評価までを行っていました。その後,ゼオライト等の無機吸着剤の開発に携わり,浄水器に用いられる重金属除去剤の開発などを行いました。現在は、活性白土(主に食用油脂類の精製に用いられる吸着剤)の新たな用途の開拓として,様々な有用物質の吸着に関する研究を行っています。このように,入社から10年程で様々な分野に関わる仕事に携わってきています。
水澤化学の研究職はラボスケールでの実験だけでなく,実際の製造現場でトン単位で行う試作の指揮を行い,さらに営業担当と共にお客様に出向いて製品紹介や技術的な打合せを行うなど,担当製品の開発から製造,販売まで一貫して携わることになるため,大変ではありますが、やりがいを感じられます。また,製品の使用される先として様々な分野に携わることができることも魅力として挙げられます。水澤化学の製品は主にシリカ・アルミナを中心とした無機の粉体でありますが,その用途は食品や樹脂の分野を始め多岐にわたっています。研究を進めていく上でそれぞれの分野に対する知識を深められていくこと,自分が携わっている製品が世の中の様々な分野で活用されていると感じられることはやりがいに繋がっています。
研究職として働くには必須ともいえるものかもしれませんが,自分が関わっていることについて深く追究しようとする性格が会社での仕事に活かされていると思います。例えば,研究において様々な機器分析を行いますが,よく調べてみると過去からの慣例で一部の機能しか用いておらず,他にも有用なデータを取ることができることが分かったということがありました。今後も,社内に蓄積された知識・技術を吸収しつつ,学生時代に学んできたことを活かし,また積極的に様々なことを学びながら仕事内容を深めていくことで,会社の発展に寄与していきたいと考えています。