最終更新日:2024/5/27

水澤化学工業(株)

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 化粧品
  • 食品

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 11年目以上
  • 化学系
  • 技術・研究系

お客様と製品を通してつながっています

  • Y・K
  • 2009年入社
  • 九州大学大学院
  • 工学府 化学システム工学専攻
  • 品質保証部門
  • 製品試験、試験成績表作成

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 形の残る仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名品質保証部門

  • 仕事内容製品試験、試験成績表作成

現在の仕事内容

私達の主な仕事内容は、製品がお客様から要求されている品質を満たしているかを確認するため、製造時に製品試験を行っています。試験内容としてはJIS規格に基づく物性試験や塗料試験、微量水分測定試験などです。
製品試験を行うサンプルは製造工程から採取したものを試験しており、品質を満たしていない場合は製造工程で手直しをしてもらいます。サンプルが要求されている品質に満たしている事を確認した上で包装・出荷されるので、製品の品質を維持する上で重要な役割を担っています。また、試験結果が出るまでは包装工程に進めないため、製品の在庫の状況によっては迅速に試験結果を求められる事もあります。
更に、製品の物性を記載した試験成績表を発行して、製品出荷時にお客様へ提出しています。製品の物性データや出荷データを記録・保存することで、お客様からお問い合わせがあった場合のデータ提出や返品されたサンプルの再試験を行うこともあります。


仕事をする上で心がけていること

私達の部署は、社外の方との交流は多くありませんが、製品に問題が起こった場合、当部署に調査依頼等が来るので、製品を介してお客様と直につながっている事を頭に入れて仕事を行っています。
仕事を行う上で気をつけている事としては、製品試験を行う際に、ただ試験手順を覚えるだけでなく、試験の原理や理論、試験を行う上での留意点を理解することを心がけています。また、各製品には出荷先毎に製品規格が設定されていますが、その規格を設定された経緯を知り、覚えておくことで不適合製品の出荷を防止することになり、品質維持に繋がると考えています。
更に、各製品についての知識についても、教わった知識以外に上司や先輩方、他部署の方々が持っている知識を自分で学び取るという姿勢で仕事に向き合っています。


水澤化学に入社を決めた理由

私は大学では化学系学科に所属していたので、学生時代に学んだ知識を活用できるような化学系メーカーへの就職を希望していました。その中で、当社は油脂精製剤(吸着剤)のトップメーカーであり、学生時代に金属回収(抽出)を研究テーマにしていた私には身近なものに感じられ、新たな吸着剤の研究開発ができるのでは、と考えて入社を希望しました。
また、当社は主力製品の原料を自社で所有していることから、原油高などの外部要因に左右されず安定した経営基盤を有していることも、安心感を持てる会社と思えました。
更に、私にとっては地元企業であり、自分がこれまでに培ってきた知識や経験を何らかの形で地元に還元できるのでは、と思い水澤化学への入社を希望しました。


会社の社風、雰囲気、特徴

水澤化学は化学系メーカーの中でもニッチな分野の製品が多いことから、水澤化学で必要な知識を持っている新入社員は少ないと思います。そのため、入社後は当社製品に慣れ親しむような研修を行い、新人が各部署に配属後は上司や先輩方が丁寧に教育しています。新人も入社1~2年で担当製品を持ち、所属部署や他部署の方々のアドバイスを仰ぐことで知識や経験が積み重なっていくようになり、会社の戦力として社内外で活躍していきます。
また、他の化学系メーカーと比べると危険な業務は多くないと思われますが、安全管理を重要視している会社だと思います。水澤化学内だけではなく、グループ会社内の事故例を周知することで注意喚起を行い、重大事故防止に努めています。


学生へのメッセージ

就職活動中は悩むことや辛いことが多いと思います。
しかし、悩みや苦しみは皆さんが本当に、真剣に就職活動に向き合っているから出てくるのであり、皆さんの将来や人生を左右することですので逃げずに向き合って下さい。社会に出た時、積極的に行動することが大事ですので、セミナーや会社説明会、工場見学会などにどんどん足を運んでください。実際に自分の目で見て、肌で感じることでその会社の雰囲気がわかると思います。
また、就職活動で苦労して内定をもらっても、それはゴールではなく社会人としてのスタートであることを忘れないでください。学生の皆さんの御健闘をお祈りします。頑張ってください。


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