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最終更新日:2024/5/27
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部署名研究開発部門
仕事内容製品、試作品、異物の分析
主な業務としては、社内外から依頼されるサンプルの分析(定性・定量分析)および得られた分析結果の報告です。また誰でも、どんな人でも簡便かつ精確な分析を行えるように、既存の分析方法をより簡単な別法に置き換えられないか検討も行っています。依頼で持ち込まれるサンプルは、液体、粉体、製品中の異物など多岐にわたり、当然その分析目的も製品の品質管理や排水基準に対する合否、試作品の性能評価等、様々です。当初は、学生時代に扱ったことの無いサンプルに戸惑い、装置の使い方や実験操作など一から始めることが非常に多く苦心しましたが、今では、質問攻めでも優しく丁寧に指導してくださる上司や先輩のおかげで、一人で対処できるサンプル数も増えてきました。今後の目標は、習得した無機分野の分析技術をベースに、有機分野の分析技術向上に力を入れ、全く未知のサンプルに対して無機・有機の両視点から分析が行えるようになりたいです。
私個人の見解ですが、分析という仕事はそれ単体で成り立つことが滅多に無く、大抵は社内外の依頼や品質管理、環境測定等の需要があってこそ、初めて成り立つものだと考えています。それゆえ、分析という仕事においては、常に分析結果を報告する「相手」と報告までの「期日」が必然的に存在します。このことから、まずは「期日」に間に合うよう、依頼されたサンプルに適合する分析方法を迅速かつ的確に決定すること、そして、決定した分析方法から分析結果を得るための工程で決して妥協しないことを意識しています。次に、得られた分析結果を依頼者である「相手」に情報の不足や誤解の無いよう丁寧に説明、報告することを心がけています。また、分析を行う上で、元素、有機成分などの目視できないものや分析値として自分の手から離れていく数値を扱っているため、先入観や勘違いがないよう、いつも心に適度な余裕と冷静さをもって仕事に臨んでいます。
学生時代の私を振り返ると、平々凡々な学生で、人に自慢できるような技術を持っていた訳でも、効率的な実験計画が立てられた訳でも、取り立てて化学の知識が豊富だった訳でもなく、「おっ、色変わってんじゃん、おもしろ(笑)」といった好奇心本意で実験を行うような学生でした。そんな私が水澤化学に入社を決めた理由は、社風として、基本に忠実、堅実でありながら、設定された課題、目標に対しては腰を据えてじっくり研究できるというところでした。さらに、人材としては即戦力というよりも地道にコツコツ努力する人に重きを置いているところにも惹かれ、「水澤化学なら、自分の化学への好奇心を満たしつつ、時間をかけて実験技術や知識をもっと深められるかもしれない」と思い至りました。また、水澤化学が掲げる理念【誠実(公正・正直・不屈)】を体現できるような人になれたらカッコいいなと感じ、水澤化学に入社を決めました。
水澤化学の一番自慢できるところは、仕事や働き方において、従業員一人一人の声に耳を傾けてくれるところだと感じています。仕事の効率化や問題点、安全面への不安など、誰か一人が声を上げれば、より作業しやすい方法、より安全な方法に改善されていきます。加えて、上司とのコミュニケーションも取りやすいため、比較的職場での意見は通りやすいです。次に良いところとしてあげられるのは、労働組合や会社内の行事がたくさんあるところです。具体的には、若手組合員で行うレクリエーション大会や部署ごとで競い合う卓球大会などがあり、若手はもちろん、歳の離れた先輩社員との交流が盛んに行われています。また、研究開発部門としては、各自で担当する仕事の都合が合えば、有給休暇を取得しやすく、気分転換やストレス解消のための長期旅行や趣味に時間を充てることができます。
同じ目標に向かって努力、成長できる人と一緒に仕事がしたいです。結局のところ、個々人の能力云々は、入社後の努力次第でいくらでも変わると思います。水澤化学で活躍されている方々は、院卒だから~、学卒だから~といった偏見なく、みな努力者です。また、学生時代、漠然と興味だけで化学と付き合ってきた私が言うのもなんですが、どんなことに対してもワクワク感を持って取り組める実験好きな人なら、尚更歓迎です。研究したことの無い分野であっても、様々な視点から意見を出し合い、日々の研鑽から得られた知識や経験、技術を駆使して、わからないこと、できなかったこと、やりたいことをひとつずつ一緒に解決していけたらと思います。