最終更新日:2024/6/25

光ビジネスフォーム(株)【東証スタンダード上場】

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業種

  • 印刷・印刷関連
  • 専門コンサルティング
  • 広告
  • 出版
  • 広告制作・Web制作

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

“お客さまの「伝える」を支えつづける”ためのソリューションビジネスを展開

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BPOやWebサービスの支援・提案に奮闘する若手社員。

“印刷×ソリューション”を合言葉に、DX・ペーパーレス化に伴うクライアントのあらゆるニーズに対応する光ビジネスフォーム。同社のソリューションビジネスの最前線で活躍する先輩社員から話を伺った。

■齊藤 開斗さん(写真左)
営業企画部
2023 年新卒入社/生命科学専攻修了

■河原田 真帆さん(写真中)
さいたま営業所
2020年新卒入社/社会学部卒

■高橋 諒さん(写真右)
営業本部
2020年キャリア入社/現代文化学部卒

先輩社員たちの横顔

今後は設計開発だけでなく、サーバーやセキュリティーの分野にも知識を広げていきたいという齊藤さん。日々の業務を通じて、エンジニアとしてのスキルを高めている。
営業企画部での1年間の兼務を経験したことで、お客さまへの提案の幅が広がったという河原田さん。埼玉県下の自治体を中心に、積極的な営業活動に取り組んでいる。
メーカー、商社、保険代理店などを担当顧客として持つ高橋さん。仕事を通じて多くの業界のことを学び、提案につなげることにやりがいを感じているという。

【齊藤さん】新たなサービスの開発を支援する部署に所属。エンジニアとして成長を続けています。

私は大学院で生命化学を専攻し、就職活動を始めた当初は科学系の専門書の出版社を志望していました。その後、エントリー先を学生時代に学んだプログラミングの知識を活かせるIT企業などに広げていく中、出会ったのが光ビジネスフォームでした。入社後は約3カ月の新人研修で当社のビジネスモデルや印刷の基本的な知識を学んだ後、営業企画部に配属となり、Web開発チームにエンジニアとして所属しています。

当社は自治体や金融機関が発行する各種の通知書類や企業で使われる明細書・納品書・請求書等の帳票などのビジネスフォームを専門に手掛けてきた会社です。現在では書類の封入や発送までを請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)や、書類とWebを連携させたITの分野にも大きくビジネスの幅が広がっています。

私の所属する営業企画部は、お客さまからの「こんなことができないだろうか」というご相談に対して、技術的な支援を行うのが主な仕事です。例えば「消費者の方が通知書を受け取ったら、印刷されているQRコードをスマホで読み込み、専用のサイトでデータを入力できるようにしたい」といったご要望があった場合、全体の仕組みを考え、書類をデザインし、Webシステムを開発するところまでを一貫して行います。

配属後、私が最初に担当したのは、コロナワクチンの接種申し込みサイトを改修する仕事でした。ミスをすると多くの方に迷惑が及んでしまうため、大きな責任を感じつつ、慎重に作業を進めました。またクラウドサーバーの設定なども担当しているため、プログラミングからネットワークまで、幅広い仕事を通じて技術と知識を身に付けています。ビジネスフォームというと、古くからある地味な業界というイメージがあるかもしれませんが、実は「紙とBPO」「紙とIT」というハイブリッドなシステムとして、現在、大きな進化が進んでいる分野で、クリエイティブな発想を活かすことのできる仕事です。

今後の目標はエンジニアとしてのスキルを高め、お客さまへのソリューション提案ができる存在に成長することです。日々、新しいアイデアがビジネスとして形になっていく活気あるフィールドで、やりがいを感じながら働いています。

【河原田さん】コロナワクチンの接種予約サイトの運営も担当。仕事を通じて幅広い知識を身に付けています。

私は光ビジネスフォームへの入社以来、さいたま営業所に所属し、おもに地方自治体が発行する通知書の営業活動を担当しています。投票用紙が封入された選挙案内や、固定資産税などの税金の納付書を印刷するだけでなく、宛先を印字するなどの業務を含めた案件にも携わってきました。

入社3年目に入ってから、私は本社の営業企画部の仕事を兼務することになりました。いま当社はBPOやWebを連携させることで、お客さまがより効果的で効率的なメッセージの発信を行えるようにするというビジネスに大きな力を注いでいます。こうした新しい取り組みへの技術的な支援を行うのが営業企画部の仕事です。例えば、私が担当したコロナワクチンの接種関連のプロジェクトの場合、予約のためのWebサイトの開発だけでなく、市民の方からの問い合わせに対応するコールセンターを立ち上げる必要もありました。ビジネスフォームの知識しかない営業であれば、コールセンターを開設するノウハウなどは持ち合わせていません。しかし、約1年間、営業企画部を兼務したおかげで「誰に相談すれば要望が実現できるか」「どんな仕組みを作ればうまくニーズに応えられるか」といった知見を得ることができました。

「ビジネスフォームの会社がBPOやWebの世界に進出している」というと、不思議に感じられる方もいると思いますが、これはお客さまにとってみれば非常に自然な流れです。「紙で発行している請求書をサーバーにアップして、閲覧できるようにしたい」といった形でニーズが発生することが多いため、請求書の印刷を担当している私たちにご相談がいただけることになるのです。特に地方自治体の場合、給付金の支給や法改正への対応など「紙とデジタル」を併用しないと実現できない事業が増加しているため、常に新たな提案が求められています。

現在、私はさいたま営業所の専任に戻っていますが、営業企画部で得たノウハウや人脈は大いに仕事に役立っています。この先もお客さまのニーズを実現するため、新たなアイデアを形にし続けていきたいですね。

【高橋さん】「どんな仕組みを作るか」を自ら考え、提案することができるクリエイティブな仕事です。

私は大学卒業後、自動車ディーラーに営業職として就職し、その後、アンテナメーカーの営業を経て、光ビジネスフォームにキャリア入社しました。ビジネスフォームにとどまらず、BPOやデジタルの分野にも積極的に事業を展開していることに興味を持ったのが入社のきっかけです。営業としての経験があったことから、入社3カ月後には30社ほどのお客さまを担当するようになりました。現在はさらに担当先が増え、90社ほどになっています。

当社のもともとのビジネスは通知書、明細書、納品書、請求書といったビジネスフォームをお客さまが依頼されたデザインで印刷し、納めさせていただくことです。こうした従来からのルートセールス的な事業は現在でも重要な事業の柱ですし、今後も継続していくことになると思います。一方で、私たちは、ビジネスフォームでお付き合いのあるお客さまとのお取引を、あて名印刷や封入、データ入力といったBPOの領域に拡大したり、印刷物とWebを融合したハイブリッド型のメッセージに広げていくことに力を注いでいます。私自身が取り組んでいるのはBPOの領域の仕事をお客さまに提案していくことです。

BPOは「人」が関わるビジネスですから、継続性が高く、契約金額も大きくなりやすい傾向があります。一方でチームを組織したり、管理し続けていくにはかなりの労力が必要になることも事実です。BPOの運用を担う部門を拡大し、お客さまの業務の効率化に貢献していくというのが現在の私の目標です。

BPOやWebとの連携は、「どんな仕組みを作ればいいか」を一から考え、「どうすれば実現できるか」にまで関わることのできるクリエイティブな要素の強いものになります。苦労はあるものの、私にとっては大きなやりがいのある仕事です。ビジネスフォームの印刷を通じてお客さまの事業内容や業務プロセスを理解し、信頼を積み上げてきたからこそ、こうした業務に携われていると考えています。ビジネスチャンスはまだまだ広がっていくはずです。今後の可能性の大きさに多くの方に気付いていただきたいですね。

学生の方へメッセージ

【齊藤さん】私はWebシステムの開発に興味があったため、エンジニアを志望して入社したのですが、学生時代の経験は研究に使うツールをプログラムしたことがあった程度です。しかし、入社後の研修や実務を通じて、少しずつスキルが上がっていっているのを実感しています。やってみたいという気持ちさえあれば、特別な経験や知識がなくても大丈夫です。

【河原田さん】学生時代にはビジネスフォームという言葉さえ知らなかったのですが、さまざまな業界に触れ合うことのできる仕事を探す中、当社の存在を知りました。みなさんがお使いになったコロナワクチンの接種予約サイトの開発にも、いくつかの自治体で関わらせていただいています。当社が実はこうした公共性の高いシステムの開発にも携わっていることを、多くの方に知ってもらいたいですね。

【高橋さん】私はこれまでに3社での勤務を経験していますが、光ビジネスフォームの特徴は、若手が積極的に意見を発信することのできる、活気ある風土にあると思っています。印刷というビジネスそのものは、今後、少しずつ規模が縮小していくと考えられている業界です。しかし、当社ではBPOやデジタルを取り込むことで、売上を伸ばしています。当社のこうした取り組みに興味を持ってもらえると嬉しいですね。

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若手社員のアイデアから、新しいサービスが生まれることも少なくない。そのため、誰もが自由に自分の意見を発信できる風通しの良い風土が育まれている。

マイナビ編集部から

光ビジネスフォームは官公庁や金融機関で使われる申込書・証明書・通知書や、一般企業が使用する発注書・納品書・請求書など、ビジネスフォームと呼ばれる印刷物の企画・製造からスタートした企業。その後、通知書等を発送するために必要となるあて名の印刷や封入などの工程を請け負うBPO事業や、印刷物とネットを融合したWebシステムの企画・開発にも事業を拡大し、ビジネスフォームという事業の幅を大きく広げ続けている。

事業の内容が大きく進化しようとも、創業以来、同社が大切にしてきたのは「お客さまの『伝える』を支えつづける」という想い。市場や社会の変化をとらえ、柔軟に変化し続けることで、安定した成長を続けてきたのだ。

この先、世の中のデジタル化がさらに進んだとしても、「はがきや封書などの紙メディアを一般消費者に届けて、そこからWebサイトに導引する」というスタイルそのものは残り続けていくはず。光ビジネスフォームは、印刷の分野で培ったノウハウや顧客との信頼関係があるからこそ、現在のような事業を展開することができているのだ。

時代が必要とする新しいサービスを自ら考え、顧客に提案してみたいと考える人材にとっては、大きな魅力を持った企業といえる。

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顧客への提案内容を社内で共有し、新たなビジネスの創出につなげている。そのため、社内で部署の壁を越えた活発なコミュニケーションが生まれている。

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