最終更新日:2024/4/19

住友電装(株)

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都、三重県

取材情報

採用活動について伝えたい

25万人の多様な経験が、モビリティ社会の想像しえない未来を繋ぐ。

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住友電装のミッションと求める人材像について

人材開発部 採用グループ グループ長
牧 耕司

住友電装へ入社後、人事制度の新規企画と運用、関係会社の統合支援を約3年間担当したのち、関東の事業部人事へと異動。事業部とともに将来の幹部候補の育成の仕組み構築、および従業員が活き活きと働くための環境づくりとして労務管理面の強化、関東エリアの運動会開催などの組織開発に従事する。2017年からはフィリピンへ駐在し、日本国内での人事経験をもとに従業員1万人を超える工場の人事関係全般とグループ会社の人事的サポートを行う。4年間の駐在終了後、退職。ベンチャー企業を経て住友電装へ再入社し、現在は採用マネージャーとして新卒採用・経験者採用の統轄を行う。

住友電装の魅力

当社のワイヤーハーネスは世界トップシェアクラスであり、世界の自動車の約4台に1台に搭載されています。※自社調べ
三位一体体制を活かし、既存事業のみならず、次世代を支える新規事業の深化も図っており、世界初のアルミハーネスの量産化等にも成功をしています。
当社は約30ヵ国に展開するグローバル企業です。入社後に駐在員として働く社員も多くおり、グローバルに活躍できるフィールドがあります。

当社のミッション

住友電装グループの社会的な存在価値(パーパス)は「ハーネス技術を深化させ、”モビリティ社会のなくてはならないパートナー”であり続ける」です。
自動車業界は100年に1度の変革期、いわゆるCASEという時代を迎えようとしており、それはモビリティ社会の過去にない発展を意味しています。クルマが人とつながり、社会ともつながることで、今までにない利便性が創られようとしている中で、私たちはこれまで蓄積してきた技術と信頼を元に、さらに深く顧客のニーズを越えて追求し、社会にとって必要不可欠な存在であり続けたいと考えています。
そのためにも2030ビジョンのもと、「自動車部品のサプライヤー」という従来の存在から「部品最適でなく、モビリティ全体最適のソリューションを提案できるパートナー」への変化、研究・開発製造・営業における組織の領域を越えた「住友グループ総合力の協創」による他社との差別化、25万人の多様なグローバル経験を持った仲間たちが最大限に能力を発揮できるよう、「ダイバーシティ&インクルージョン」を強力に推進することで具現化していきます。

求める人物像

住友電装には「SWS WAY」という、住友電装グループの全従業員に向けた行動原則があります。当社はグローバル展開を加速させてきた結果、世界30か国、100以上の拠点に約25万人の仲間が働いていますが、当然ながら国によっては文化が異なりますし、個々においては誰もが独自の考え方を持っています。そのような中でも、仕事では同じ価値観と想いを持つために、創立から100年間積み上げられた考え方やノウハウを明文化させたものが「SWS WAY」です。「プロフェッショナル」「チームワーク」「チャレンジ」の3項目と9つのキーワードで構成されており、この中のいずれかでも共感いただける方とぜひ一緒に働きたいと思います。

当社はこの100年間、お客様のニーズには必ず応え、「なくてはならないパートナー」をめざしてきたことで、グローバルシェアNo.1の企業にまで成長しました。もちろん、今に至るまでには難題も数多くありましたが、「プロフェッショナル」だからこそ「チャレンジ」をし、その「チャレンジ」は1人でできることには限界があることから、組織を超えた「チームワーク」で結果を出すことに拘ってきたからこそ乗り越えることができたと考えています。

この変革期ではこれまで以上に一人ひとりが新しい発想と仕事の付加価値を生み出すことが必要ですが、「SWS WAY」の行動原則は今後も普遍的なものであり、常にこの原点に立ち返ることで今後も社会から信頼され、なくてはならない会社であり続け、当社の次の100年へ繋がると信じています。

当社のキャリア形成体制

当社は「開発力No.1」「モノづくり力No.1」「人づくり力No.1」の目標を掲げ、特に「人づくり力No.1」については「企業の源泉は”人”」という考えをもとに、全社的に従業員の方々のキャリア開発の仕組みづくりに注力しています。

どれだけポテンシャルを持った人材であってもパフォーマンスを最大限に発揮するには入社後の学びが重要であり、当社では新卒入社から役員クラスまで各階層で必要となる能力に応じた「階層別研修」、個々の社員のニーズに応じて自ら受講できる「選択型研修」などの教育・研修を体系的に実施しています。特に新入社員の方には中長期的な学びと成長ができるよう充実したメニューを整備しており、まず入社後は約1ヶ月の間、社会人として、かつ当社の従業員として共通で必要となる研修を行います。配属後は各部門や業務にあった専門スキル・知識の研修、そして仕事が分からない時にすぐに解決できるよう、OJT制度を設けて1年間は先輩社員が日常のアドバイスや定期的な対話を行い、今後のめざす姿を常に共通理解しています。

また、2022年からは従業員自身が主体的にキャリア開発・形成が行えるよう、社内の多様な職種・職場に自ら手を挙げ、異動ができる「社内公募制度」を導入しました。キャリアチェンジをする場合でも転職でなく、それまで培った人脈や経験をベースに社内の他の職種に挑戦できることが大きなメリットであり、年々活用する従業員が増えています。その他にも半年から1年の期間、海外で業務を経験する「海外トレーニー制度」、海外赴任前に必要に応じた語学研修など、多様な成長機会の場をご用意し、挑戦をバックアップしています。

学生の方へメッセージ

毎年、多くの学生の方と面接や説明会等のイベントの場でお話をしますが、まずは皆さんには過去の経験から自身の大切にしてきたものを見つけ、何を社会に出て実現出来たら充実できるか、幸せと思えるかを考えてほしいと思います。当たり前ですが風土、文化がまったく同じ会社は存在しません。就職とは、人生の約半分ともいえる年数のうち、1/3以上の時間を過ごす場所を決めることでもあり、仕事の充実は人生の充実に繋がります。だからこそ、学生の皆さんの大切にしてきたものが活かせるフィールドのある会社を見つけてほしいと思います。
インターンシップをはじめ、会社を知る機会や活動はオンラインも多くなりました。しかしながら、実際に皆さんが就職して働くのはリアルな場です。だからこそ皆さんには、デジタルを活用して情報収集しつつも、最終的には実際に自分の目で見て、肌で感じて、働く環境、雰囲気、人、仕事の進め方など、大切にしてきたものがその会社で叶えられるかを考えていただきたいです。
私たちも、皆さん一人ひとりが実現できる環境が当社にあるかを真剣に考えてお話をさせていただきます。ぜひ自身の充実した未来に向けて、当社にも注目してください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

マイナビ編集部から

1917年に電線製造会社として創業し、自動車用ワイヤーハーネスのメーカーとして、世界トップクラスのシェアを誇る住友電装。ワイヤーハーネスは自動車の中を張り巡らされている、人間で例えると「血管」や「神経」の役割を果たしている重要な部品である。ワイヤーハーネスの役目は非常に重要で、さまざまな機能を担う電子部品を制御するために電力や情報信号を効率よく車の隅々まで伝達する役目を果たしている。「走る」「曲がる」「止まる」といった自動車の基本性能を支えるとともに、安全性や快適性の実現にも大いに貢献している。

特に近年の自動車は、その多機能化・高機能化により電子部品の数が急増している状態にある。今後はハイブリッド車や電気自動車のさらなる普及や情報通信機能の高度化など、さらなる技術の進歩も続くことだろう。同社では、このような車の変化に合わせた新技術や製品の開発に取り組んでおり、世界初の「アルミワイヤーハーネス」の量産化や「床下パイプハーネス」の開発に成功するなど、完成車メーカーとともに新しいモビリティ社会の進化に取り組むパートナーとしての立場で自動車の変革に大きく寄与している。

これから10年20年先の自動車関連企業は、視点をどこに置くかで明暗が分かれるところ。そういった意味ですでにグローバルな企業として世界に展開している同社は、自動車業界の未来を繋いでいくことができる会社であるといえるだろう。

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自動車の隅々にまでに行きわたる自動車用ワイヤーハーネス。

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