最終更新日:2024/10/2

(株)大木(大木グループ)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • 薬品
  • 化粧品

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

小売店・ドラッグストアの売上を支えるヘルスケア商社「大木」で働く魅力

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創業360年の老舗で営業、商品開発で活躍する先輩社員たち

野川さん 東京支社第二支店 2019年入社(写真左)
奥村さん C&V事業部 2020年入社(写真右)
和澤さん 首都圏第一支社第三支店 2021年入社(写真中)

一般用医薬品、化粧品、健康食品、介護、園芸ペット用品など幅広く扱う総合商社である大木。それぞれの立場で活躍している3名の若手社員に仕事内容、やりがい、同社で働く魅力について話を伺いました。

先輩が語る大木の魅力

会社の野球チームに入っている野川さん。「当社は等級制度など評価基準が明確。新入社員はフレッシュマンリーダー(男女)制度で先輩の指導を受けられるので安心できます」
趣味はドライブと旅行だと話す奥村さん。「一般用医薬品から園芸ペット用品まで生活に欠かせないものを幅広く取り揃えていて、社会貢献していると思える点が魅力です」
休日は買い物やカフェへ行って気分転換する和澤さん。「当社は風通しが良い社風。これまで人間関係で悩んだことがありません。みんな優しく親切な人ばかりです」

【営業】熱量のある提案で取引先の売上貢献に努めています(野川さん)

私は前職でエレベーター会社の営業をしていましたが、以前より食品に携わる仕事に興味がありました。企業研究をする際に、自分のしたい仕事に就こうと考えた矢先に見つけたのが当社です。健康食品をはじめ一般用医薬品や化粧品、園芸ペット用品など多岐にわたるラインナップに惹かれ、転職を決意しました。

入社当初は商品を覚えることに苦労しました。取引先の店舗で商品を見てはメモをして、帰社したら商品の特徴を調べるという繰り返し。それでもわからないことは先輩に聞いて知識を補完しました。しかし新商品は続々と出てくるので、今も変わらずに勉強し続けています。最初に配属されたのは、主に個人薬局などの単店と取引している部署です。当社と長く取引しているお客さまが多いため、信頼関係を築くことを大切に取り組んでいました。どんなに良い商品でも最終的な決定は営業の人柄で決まると考えているので、まずは私の人となりを知っていただけるように努めました。ただ商品を卸すだけではなく、お客さまの売上向上につながる提案を心掛けています。以前、お客さまの市場に合う商品を提案したところ、最初は提案にあまり乗り気ではないお客様がいました。しかし「野川さんが言うなら」と導入してくださり、後日訪問をすると「あのときはごめん。すごく売れているからもっと大々的に売りたい」と言っていただき、今では定番商品に。この経験を通して、やりがいを感じたと同時に、熱量を持った提案の大切さを実感しました。

2023年から現在の部署に異動となり、地域密着型量販店を担当しています。商談は本部と行い、受注額も大きいので前の部署にはない緊張感を伴いますが、先方のご要望に合致できたときのやりがいは格別です。個人商店とは違い、私という人間を理解していただくまでに時間を要しますが、つい最近お互いに関係を深められてきたように感じています。当社の営業スタイルの特徴として一番感じるのは、お客さまとの距離の近さ。一人の人間として接している感じが強いため、緊張も少なく取り組めています。社内も穏やかな雰囲気で働きやすく、社長は社員の意見を吸い上げるため、風通しが良い環境です。今後の目標はマネージャーに昇格すること。そのためには社内等級を上げる必要があるので、まずは上げられるように日々の業務に精一杯取り組んでいきたいです。

【化粧品開発・営業支援】主体的な情報収集に努め、効果的な戦略を提案しています(奥村さん)

私は企業研究で人の生活を支える仕事がしたいと思い、食品系の会社やインフラに携わる会社を見ていました。その中でも当社に魅力を感じたのは、生活に欠かせないものを多く扱っている点です。人々の生活を豊かにしている会社だと思い、入社を志望しました。

私が所属するC&V事業部は、一言で言うと化粧品専属部隊。メーカーとの商品開発や小売店への卸売り、営業のサポートを担っています。サポート業務については、営業経由で小売店が抱えている悩みを聞き、営業と協力して課題解決につながる商品や売り場作りの提案を行います。小売店やドラッグストアのバイヤーさんとの商談には営業と一緒に参加することも。化粧品の専門家として、効果的に化粧品を販売する方法を考えるのが私たちの役割です。そのほかの業務としては、年2回行われる「提案会」という取引先向けのイベントに向けて、発表するテーマの企画立案などを行います。このように幅広い業務に携われることがC&V事業部の魅力です。

今でこそ化粧品の知識が身に付きましたが、入社当初は様々なことを覚えるのに苦戦。先輩たちに教えていただきながらSNSなどで情報を集めつつ、店舗へ足を運んでトレンドを把握するように努めました。もちろん自主的に学び続けることは欠かせませんが、当社ではメーカーの協力のもと、商品勉強会を定期的に実施しているため、より詳しく知識を吸収できる環境があります。化粧品のトレンドは入れ替わりが早いため、日頃から主体的な情報収集に努めています。最近ではフェムテックが注目を集めているので、当社も注力しているところです。営業のサポート業務が主ですが、商品開発に携わる機会が多く、私もこれまでボディケアアイテムとリップクリームの開発に参画しました。メーカーと一緒に考えた商品が店頭に並んでいるのを見たときは、大きなやりがいを感じました。そして自分が携わったものが形になったところを見るとうれしい気持ちに。化粧品が好きな人はもちろんですが、もの作りが好きな人にとってはやりがいを感じることができる部署だと自負しています。今後の目標は、今よりもさらに商品開発を行うこと。自分が手掛けたものが店頭に並ぶことはうれしいので、これからも商品を生み出していきたいです。そのためにも今より知識を多く付け、積極的に開発に携わっていけるよう努力していきます。

【化粧営業】取引先との信頼を築くため事前準備を心掛けています(和澤さん)

私は企業研究をする際、化粧品メーカーを中心に探していました。しかし企業研究をしていく中で一社の商品を取り扱うのではなく、様々な会社の商品を取り扱いたいと考えるようになった時に見つけたのが当社です。当社は化粧品だけでもあらゆるメーカーの商品を扱い、加えて化粧品以外にも健康食品や一般用医薬品などラインナップが豊富。多様な商品を扱うことで成長できそうだと感じ、入社を決意しました。

現在は化粧品カテゴリの営業を務め、全国展開しているドラッグストアの本部を担当しています。具体的には、化粧品メーカーの担当者さんと一緒に新商品の説明や売り場、販促施策やキャンペーンなどをドラッグストアに提案しています。以前行ったキャンペーンでは、当社の取り扱い商品だけで陳列した売り場を作り、その購入者だけがエントリーできるキャンペーンを実施。販促物の手配や売り場作りも積極的に行いました。またキャンペーン以外でも、ドラッグストアの店舗が改装する際には商品陳列のお手伝いに行くことも。商談時の資料作成や納品・欠品のフォローなども行い業務は多岐にわたっています。

常にドラッグストア、メーカーの両方とやりとりをしているため、迅速なレスポンスを心掛けています。また、多忙な方が多い為、長電話にならないように内容を簡潔に伝えることも意識していることの一つです。加えて商談前の事前準備を怠りません。商品の魅力や企画趣旨を頭に入れて、補足部分をどのように話すのかを考えます。そのように仕事へ丁寧に向き合う姿勢が信頼につながっていくと思うので、一つひとつの業務へ真摯に取り組んでいます。

現在担当しているドラッグストアは、以前先輩と一緒に担当していました。しかし、先輩が異動したため私のみに。実際先方も私だけでは不安だったかと思いますが、だからこそコミュニケーションをこまめに取るなど信頼関係の構築に励んだ結果、最近では任せていただける仕事が多くなり、やりがいを感じています。今でこそ一通り業務をこなせていますが、入社当初は受注品の納品スケジュールをよく理解できておらず、納品遅延を起こしてしまったこともあります。それ以来、そのようなミスが起こらないよう細かなチェックに努めています。今後の目標は、私が先輩にしていただいたように、後輩をサポートすること。そして、取引先から頼られる営業になることです。

学生の方へメッセージ

企業研究においては、その企業が何を一番にアピールしているかが重要です。各社のアピールを比較し、その中で心惹かれるものがあったなら、それは運命の出会いです。そういった心の高まりを感じられる企業に縁を感じて下さい。また、可能ならOB・OG訪問をしてみて下さい。中で実際に働いている方と話すことがその企業を理解するうえで最良の手段です。学生の皆さんと話していると社風を重視される方が多いですが、社風の理解にもきっと役立つはずです。なお、当社ではインターンシップ・会社見学会などでは必ず先輩社員とコミュニケーションがとれる機会を設けています。NG質問無しです(笑)

私自身の話をすると、当社を選んだのは縁を感じたからです。人事の方が私の悩みや不安に寄り添って就労後の話をしてくれたことに縁を感じました。縁の感じ方は人それぞれだと思いますが、自分の希望する条件に合う企業=自分に合う企業とは限りません。それよりも企業研究をする中で感じた心の高まりを大切にして下さい。
(人事部/鈴木さん)

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皆さんが使っている商品に物流卸が関わっています。当社は商社のみならずメーカーの機能もある会社。この事業モデルが当社の自信であり誇りです。(人事部の皆さん)

マイナビ編集部から

一般用医薬品や化粧品、健康食品、介護、園芸ペット用品など多岐にわたる商品を手掛ける同社。創業360年以上続く老舗だ。ここまで歴史のある企業があるとは知らずに驚いた。長い歴史で培ったノウハウと知見で多くの信頼を集め、長く取引している顧客も多い。特筆すべきは優れた着眼点だ。長らく中間流通をしてきたが、事業に新たな可能性を見出すべく生まれたのが「需要創造型の中間流通業」。消費者の潜在ニーズや今後伸びていく市場をいち早く察知し、新たな戦略を打つ。最大の特徴は新商品の開発も担っていること。独自のデータベースをもとに、本来ニーズがあるものの商品化されていないものを開発し「オレンジケアブランド」として創出。物流卸でありながらメーカー機能を持つ企業であり、まさに「われらは、組織を通じて何かをしたい人、足跡を残したい人の集いである」という経営理念を体現していると感じた。

取材中は終始和やかで、良好な人間関係であることが垣間見えた。部門を超えて連携することも多く、意見交換も盛んだ。社員間の強いつながりと結束力があるからこそ長く事業が続いているのだろう。物流卸の面白さを感じたい人や、商社とメーカーどちらにも興味がある人はぜひ同社を見てほしい。

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同社ではSNSの発信にも注力している。そこで活躍しているのが公式マスコットキャラクター「オレンヂくん」。愛くるしい姿でヘルスケア部長を務めている。

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