森本倉庫(株)

150年超の伝統を誇る森本倉庫の倉庫業。その歴史は、神戸港開港3年後の1870年（明治3年）に、創業者の森本六兵衛が神戸東部に所有していた酒造蔵の一部を貸倉し、不動産事業の一端として貸倉庫業を開始したことに始まります。現在では、神戸・西宮に６営業所を構え、普通・定温・冷凍貨物の保管・荷役を中心に展開している総合物流業者です。
取扱いの９５％以上が外国貨物関係です。貨物の保管だけではなく、貿易実務・国際輸送・通関業務を通じて、国際物流・国内物流を支えています。

また倉庫業と並んで弊社の経営基盤を支えているのがビル事業です。三宮の中心部から東地区にかけて8棟の大型～中型オフィスビルを所有・運営し、経営の安定性を保っているのも弊社の特徴です。

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• 1870年（明治3年）
  • 1870年頃より、創業者森本六兵衛が自己所有地に倉庫を建設あるいは既存の酒蔵を倉庫として貸しはじめる
• 1919年（大正8年）
  • 資本金200万円をもって森本倉庫(株)を設立し、倉庫業者として発足
• 　　　1930年頃　
  • 生田川尻の約1,000坪を埋立、森本荷揚岸壁を完成、専用側線をひき、順次上屋等を建設。
    昭和初めには、220棟、経営面積約17,200坪の倉庫を所有し、神戸における有力な倉庫業者として活躍。
    太平洋戦争の神戸空襲により、倉庫の約80％を消失したが、1950年頃には、経営面積が約5,000坪にまで回復。
• 1951年（昭和26年）
  • 神戸港第5突堤に倉庫を建設して港頭地区に進出
• 1955年（昭和30年）
  • 倉庫が順調な復興を遂げつつある中、土地家屋の売買・賃貸を営む(株)森本商店と経営の合理化を図るため、合併。
    
    第6突堤に倉庫を建設し、翌年には神戸税関貨物取扱免許を取得し、倉庫業としての環境整備を行う。
• 1963年（昭和38年）
  • 第8突堤および生田川沿岸に倉庫を建設
• 1965年（昭和40年）
  • 国鉄三ノ宮駅前正面の所有地に、地上10階、地下2階建の「三宮ビル北館」を建設し、貸しビル事業に進出
• 1968年（昭和43年）
  • 「葺合倉庫」完成
• 1969年（昭和44年）
  • 「住吉倉庫（冷蔵倉庫）」完成
• 1971年（昭和46年）
  • 「三宮ビル南館」完成
• 1974年（昭和49年）
  • 「三宮ビル西館」完成
• 1975年（昭和50年）
  • 「御影倉庫」完成。
    御影営業所発足と同時に倉庫業務のオンラインシステムを完成。
• 1976年（昭和51年）
  • 「阪神団地倉庫」完成
• 1978年（昭和53年）
  • 「三宮ビル東館」完成
• 1982年（昭和57年）
  • 「三宮国際ビル」完成
• 1986年（昭和61年）
  • 「三宮中央ビル」完成
• 1987年（昭和62年）
  • 経年劣化した生田川倉庫を解体し、「新生田川倉庫」を完成
• 1990年（平成2年）
  • 「三宮ビルファイブ」完成
• 1991年（平成3年）
  • 「六甲アイランド倉庫」完成
    「三宮ビルシックス」完成
• 1995年（平成7年）
  • 阪神淡路大震災により、倉庫部門では、第8突堤倉庫が全壊、不動産部門では、三宮ビル北館、南館、西館が座屈し、撤去。その他のビル・倉庫もいち早く修復し、営業を再開。
    「三宮グランドビル」を完成させ、被災テナントを受入。
• 1997年（平成9年）
  • ISO9001の認証を取得
    （2017年（平成29年）にはISO2015年版の移行審査承認済）
• 1999年（平成11年）
  • 震災により座屈した旧南館・西館の跡地に、新「三宮ビル南館」完成
• 2008年（平成20年）
  • 神戸税関による審査の結果、全ての保税蔵置場において、神戸税関管轄初の特定保税承認制度に基づく特定保税承認者の承認を受けた
• 2015年（平成27年）
  • 震災の翌年、旧北館跡地に地上2階の仮店舗を建設していたが、解体し、新「三宮ビル北館」を完成
• 2021年（令和3年）
  • 六甲アイランドの所有地に、六甲アイランド冷蔵倉庫完成。