新潟運輸(株)

仕事内容は「人事・労務全般」です。その中でも、主に給与計算事務を担当しています。具体的には、勤怠管理、ドライバーさんの実績の管理、年末調整などです。給与計算以外にも、社宅・寮関係、資格取得補助関係、保険関係の事務なども担当しています。仕事の性質上、基本的に本社の事務所の中での仕事となりますが、電話・メール・書類等で、社内はもとより、社外の人と関わる機会もあります。その際は、部署・会社を代表する担当者としての立場となりますので、責任の重さを感じます。就活生の皆さんは、「人事」と聞くと、真っ先に「採用関係やってるのかな？」と思われるかもしれませんが、採用関係の仕事も、私の担当のような仕事も、いずれも会社で働く「人」にかかわる仕事ということでは共通しているのだと思います。

地元の会社であったこと、父親が長距離トラックドライバーであったこと、小さいころから新潟県内では有名すぎるほど有名な「あのＣＭ」を見ていて名前を知っていたこと、縁あって内定をいただけたこと、の４点に集約されようかと思いますが、就活生として入社することを決めた理由としては、最終面接をしていただいた役員の方の雰囲気が良かった、ということにもなるのかな、とも思っています。

「与えられた環境の中で精一杯努力する」高校時代の恩師の言葉です。生きていく中で、ことによると、自分が思ってもみなかった環境の中に身を置くこともあるのかもしれません。ただ、自分が身を置くことになった環境で、精一杯の努力をしていくことで、道は拓けていくのではないか、そのような意味であったと記憶します。私も仕事をしている中で、折に触れてこの言葉を思い出しています。

皆さんフレンドリーで、こちらが申し訳なくなるくらい優しい方々です。店所へ連絡する際も、元気のいい方が多く、活気のある会社だな、と感じています。支店での作業をお手伝いする機会もあるのですが、私のように不慣れな本社の人間に対しても、「どうしたんだ？」とか「何の荷物を探してるんだ？」など、気にかけてくださる方もいらっしゃいます。

「自分がやりたいこと」と「自分に向いていること」は、必ずしも一致するものではないのかもしれません。どちらの方向を目指して、就職活動を進めていくのか、その答えを導き出すことは、非常に難しいことだろうと思います。時には悩むこともあると思います。ただ、一人で抱えてしまっても何も解決はしません。自分がパンクしてしまう前に、誰でもいいですから、周りの人に相談しましょう。曲がりなりにも就職活動を経験した者として、そのことだけは伝えておきたいと思います。就職活動は、本当に大変なことだと思いますが、一人でも多くの後輩の皆さんが、自分の納得のいく結果が得られることを心から願っています。