最終更新日:2024/12/20

永大産業(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 建材・エクステリア
  • 住宅(リフォーム)
  • 日用品・生活関連機器
  • 建築設計
  • その他メーカー

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

知識ゼロから住宅内装のスペシャリストに成長できる環境がここに

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充実のサポート体制のもと、自分の新たな可能性を広げていける!

今年で創業78年を迎える永大産業は、住宅内装の開発・製造・販売をトータルに手掛ける総合住宅資材メーカー。営業と企画の最前線で活躍する先輩に、成長の道のりや仕事のやりがい、目標について伺いました。

●下村 颯一郎さん 営業本部 大阪営業部 大阪営業所
(社会学部社会学科卒/2022年入社)
●榛葉 美穂さん 事業本部 内装システム事業部 商品部 企画開発課
(大学院 生物資源環境科学府 修了/2009年入社)

オフの時間の過ごし方

サッカーの社会人チームに入っていて、休日は試合をしたり好きなチームの応援に出かけています。服も好きでショッピングを楽しむことも多いですね。(下村さん)
仕事を頑張った分、子供と思い切り遊んでリフレッシュしています。また休日はゆっくり家事ができるので、食事の作り置きや掃除の時間に充てています。(榛葉さん)
基本的に土日祝は休みで営業職や企画職は年間休日120日。福利厚生倶楽部に加入し、国内外宿泊施設やレジャー施設、育児サービスなどを優待価格で利用することができます。

迅速な対応とこまめな訪問でお客様と信頼関係を構築。「永大に決めたよ!」の声が何よりのやりがいです。

父が住まいに関わる仕事に就いていたことから住宅資材業界に興味を持つように。当社の会社説明会や面接で人事担当の方がざっくばらんな雰囲気を作ってくれて緊張せずに自分を出せたことや、製品説明会や先輩社員との懇親会を通じて働くイメージを明確に描けたことが入社の決め手になりました。入社後は指導係の先輩のもとで製品知識や商談の進め方の基礎を学ぶことからスタートし、半年間のOJT期間を経て現在は長年お取引のある販売代理店様や工務店様に向けたフローリングの提案に携わっています。駆け出しの頃は建築の専門用語を理解するのに苦労しましたが、お客様や先輩から優しく丁寧に教えていただき、その都度メモしたり資料にまとめたりして着実に業務を習得していきました。

今私は仕事で2つのことを心がけています。1つ目がスピーディーなレスポンスです。経験や知識が浅いぶん迅速な対応を徹底することで信頼を得たいと思い、見積り依頼や製品に関するお問い合わせにはその日中に対応するようにしています。2つ目が足繁くお客様を訪問して信頼関係を築くことです。特別な用事がなくても顔を出したり、ときには共通の趣味の話題で盛り上がったりしながら私自身を知っていただき、お客様の人となりの理解にも繋げています。

やりがいを感じるのは、何社ものライバルメーカーがいる中で私の提案が受け入れられ「永大に決めたよ!」とお客様に言っていただけたとき。当社には厳選した銘木を使った『銘樹』というフローリングがありますが、以前あるお客様に天然木の風合いを活かした〈銘樹モクトーン〉という製品を提案することになりました。日焼け前のサンプルはありましたが、日焼け後に色合いや質感がどう変化するか見ていただきたいと考え、営業所の日当たりの良い場所で数週間かけてサンプルを作成。「どんな風に変わるのか一目で分かった」と好評をいただき、受注を獲得することができました。先輩の指導を受けながら4カ月がかりの提案がようやく実ったときは本当に嬉しく、工夫を凝らしてやり遂げたこの経験が今でも仕事をする上で大きな自信になっています。
(下村さん)

技術職で培った知識と経験を発揮して製品の魅力をPR。子育てと両立できる環境も仕事の励みになっています。

大学で学んだ木材の知識を活かしたいという思いで当社を志望しました。入社後は総合研究所に配属となり新製品に繋がる素材の研究や、材料・工学分野の先端技術をモノづくりに応用するための調査・分析業務に約8年間従事。その後産休・育休をはさんで同研究所へ復職、それから1年ほどして住設商品開発課へ異動し、キッチンをはじめ水栓金具やガスコンロなどの設備機器開発とカタログ制作に取り組みました。特に印象に残っているのがデジタルカタログの制作です。キッチンに比べて設備機器は短いスパンで製品が開発されるため、紙のカタログでは即座に情報を発信できないという課題がありました。そこで開発スタッフ全員でアイデアを出し合って設備機器専用のデジタルカタログを制作。営業からも「リアルタイムで最新機器を提案できる」と好評を得ることができました。

そして現在は企画開発課でキッチンにまつわる製品全体のプロモーション活動に携わっています。カタログ制作では開発担当者に製品のアピールポイントをヒアリングしますが、開発職にいた経験が製品に込めた作り手の思いを引き出すのに役立つこともしばしばあり、この強みは今後も活かしていきたいですね。反対に苦労しているのがターゲットに合わせた「伝わる表現」の工夫。カタログと一口にいっても販売代理店様への提案用と一般ユーザー様用があり、製品の魅力が一番伝わる見せ方を吟味する必要があります。まだまだ勉強中ですが、どういった情報や画像を入れたら提案しやすいか営業に質問したり、デザインや文章について上司にアドバイスをもらいながら一つひとつ身に付けているところです。そうやって試行錯誤を繰り返した分だけ、カタログが完成したときの達成感は格別ですね。

産休・育休から職場復帰までしっかりサポートする体制が整っていることも当社の大きな特長。育休中は上司や人事担当と今後の働き方について相談することで不安を解消できました。復帰後も、子どもの行事や急な体調不良などで早退する際は周りがすぐに手助けしてくれたりと、仕事にも子育てにも安心して向き合い、両立できることに喜びを感じています。
(榛葉さん)

経験豊富な先輩に学び、部署を超えて自由にアイデアや意見を交換しながら日々成長中です。

【下村さん】
営業所内の雰囲気はいつも明るく活気に溢れ、休憩中はプライベートの話題が飛び交うなどメリハリをつけて働ける環境です。また、先輩の仕事ぶりを間近で見られることも私を含めた若手の成長の原動力で、製品に対する専門知識やお客様へのレスポンスの早さ、情報収集・整理能力など、日々アドバイスをもらいながら身に付けていけることが仕事のモチベーションになっています。誰よりも早く仕事を終えるにも関わらず高い売上目標を常に達成している先輩もいて、憧れの存在ですね。

当社の大きな強みは、フローリングや室内ドア、収納、システムキッチン、洗面化粧台まで多種多彩な製品を通じて住まいの内装を“オールEIDAI”でトータルコーディネートできること。これからも知識や経験を積み重ね、先輩たちのようにお客様のあらゆるニーズに応えていける営業に成長していきたいです。

【榛葉さん】
企画開発課はもちろん他部署も含めて穏やかでフラットに話ができる人ばかりで、風通しの良さは抜群です。カタログ制作ではデスクで黙々と作業をするだけでなく、営業や開発部門に足を運んで打ち合わせをする機会も多いのですが、若手やベテランに関係なくみんなが自由にアイデアや意見を出し合える社風がより良いモノづくりを支えています。私が働く職場には数年前に若手社員が中心となってリノベーションした社員食堂があり、木製のテーブルや樹木をかたどった間仕切りなど、木のぬくもり溢れる空間でランチをしながら趣味の話題でワイワイ盛り上がれるのも楽しみの一つです。

今後の目標は販促物の企画・制作に関する専門知識を深めていくこと。社内・社外の研修やセミナーを通じて画像編集やレイアウト作成のスキル、伝わる文章の書き方を身に付けて、多くの人々に永大産業の製品の魅力を発信していきたいと思います。

学生の方へメッセージ

【下村さん】
若手のうちから裁量を持って積極的にチャレンジしていける社風が当社には根付いています。たとえミスをしたとしても、上司や先輩に報告した上でまずは自分で解決策を考えて出来るところまでやってみる。そんな環境のもとで日々鍛えられ、支えられながらスキルアップできることが着実な成長に繋がっています。職場環境や社風を知るためにも、ぜひ会社説明会やインターンシップなどの機会は活用してほしいですね。当社も先輩社員との座談会を実施しており、思い描いている働き方が実現できるかどうかを自分の目で確かめながら、マッチする企業を見極めていってください。

【榛葉さん】
産休・育休から第一線に復帰した先輩があらゆる部署にいて、ロールモデルとなる存在が身近にいることが本当に心強いですね。就職活動を進める上では当社のようにライフステージの変化に合わせた柔軟な働き方ができるかどうかも重要なチェックポイント。また自分の専攻する学部・学科とは違うからと決めつけず、未経験から成長していける環境が整っているかどうかにも注目して可能性を探っていってください。私自身も研究、開発、企画と異なる分野の職種を経験してきましたが、手厚い研修制度や経験豊富な先輩のフォローのおかげ安心してチャレンジすることができました。

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上質な空間を実現するため、唯一無二のアイテムを取り揃えた最上位シリーズの「グランマジェスト」など、より高い価値を感じていただける製品づくりに取り組んでいます。

マイナビ編集部から

コロナ禍を経て「家」は、生活や趣味を楽しむ場所から仕事をする場所までさまざまな役割を担うようになった。永大産業では“自宅をより快適な空間にしたい”という人々のニーズを追い風に、多種多彩な新製品を開発。お客様に「多少高くてもぜひ買いたい」と思ってもらい、「買ってよかった」と満足してもらえる付加価値の高い製品を世の中に送り出すことに全力を注いでいる。

今回の取材で特に印象に残ったのが、未経験から住宅内装のスペシャリストを目指せる同社の育成環境だ。営業の下村さんは文系出身で、理系出身の榛葉さんは開発や企画職を経験し、現在は製品のプロモーションを担当している。自身が学んだ学部・学科とは異なる分野にチャレンジし着実に成長できるのは、先輩や上司のサポートと研修体制が充実しているからこそ。「来月はデザインに関する外部講習に参加予定で、豊富な学びの場を活かしてスキルアップしていきたい」と榛葉さんも意気込みを語ってくれた。またお2人への取材から、年次や役職に関係なくフランクに交流でき、協力し合って仕事をしていける社風が成長を後押ししていることも感じ取ることができた。

建築系の学科を専攻していないからと選択肢を狭めず、住宅分野に興味のある人はぜひ気軽にエントリーを。自分の新たな可能性を発見し、伸ばしていけるチャンスを掴み取ってほしい。

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「木を活かし、よりよい暮らしを」という当社の企業理念に共感し、地球・社会・人との共生につながる事業活動に一緒に取り組んでいく新しい仲間を心からお待ちしています!

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