最終更新日:2024/10/4

日本管材センター(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 商社(建材)
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • インテリア・住宅関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

管材の提案を通して、街に残る建物を支える仕事

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サブリーダーの歩んできた成長への道のり

建物内の給排水や空調といった設備に用いられる管材を中心に、幅広い商材を扱う日本管材センター。営業の最前線で活躍する吉岡さんに、同社で働く醍醐味や将来の可能性などについて聞いてみた。

吉岡さん
サブリーダー
経営学部卒/2013年入社

先輩のお仕事拝見

「部署によって多少カラーは異なりますが、全体的に雰囲気が良い会社ですから、人間関係で困ることなく仕事ができています」と吉岡さん。
現在はサブリーダーとして責任ある仕事を任されている。お客様に対しては、どんな情報でもはっきりと、誠心誠意お伝えするのを心掛けているという。
オンオフのメリハリをつけた働き方を目指している。休みの日には大学時代の友人とサッカーを楽しむなど、充実の余暇を過ごしているという。

配送センターでの1年間の研修で、確かな土台を築き上げる

就職活動を開始した当初は業種業界を絞ることなく、衣食住に関わるさまざまな企業を訪問しながら、自分に合う職場を探していこうと思いました。人と話すのが好きだったので人と人との間を取り持つ営業職に興味を持っていたところ、就職活動サイトでたまたま日本管材センターの名前を発見。入社の決め手となったのは、最終面接で話をした社長を筆頭に、気さくで話がしやすい人たちがそろっていたからです。また、東京が地元の私にとって、転勤せずにずっと首都圏で働きつづけられるという点にもひかれました。

現在、私はお客様とさまざまな交渉を行う営業の仕事に就いています。給排水、衛生、空調などのライフラインに関わる設備や資材をトータルな視点から販売するのが当社の役割。社名にもあるとおり、パイプや継手、バルブといった管材で特に強みを発揮していますが、トイレやエアコン、給湯器なども手掛けています。取り扱い可能なアイテム数は在庫だけでも約2万点、総合的に見れば約15万点にも及びます。

入社後の1年間は新木場配送センターでの勤務になります。配送センターの一員として働きながらそこでは配送の流れや、現場で必要な商品知識を学びました。また、営業が受注した現場への在庫品の出荷や、検品作業も経験。実際に商品に触れながら知識を深めることができたので、現在の営業活動にも生かされていますね。

文字どおりゼロからのスタートでしたから、知識を一つひとつ積み重ねていくほかありませんでした。心強かったのは周囲の先輩たちの存在で、未熟な私に対して懇切丁寧に教えてくれたこと。また月1、2回ペースで行われるメーカー主催による研修会もいい学びの場となり、充実した助走期間を送ることができました。

地道な対話の繰り返しが、大きな仕事の受注につながっていく

晴れて営業となった2年目以降は、東京23区の中でも新宿、目黒、渋谷、足立といったエリアを受け持ってきました。私が担当しているお客様は実際に工事に携わる中小規模の設備会社です。規模の大小を問わず約25社の設備会社を担当しており、少なくとも週1回は定期的に訪問をしながら受注を目指していく日々を過ごしています。

半年ほどの同行営業を経て、2年目後半から独り立ちをしました。当時、20代前半だった私にとっては、出会うお客様全員がかなり年上の方ばかりで、なかなか会話が続かないのが悩みの種でした。乗り越えていくには、とにかく臆することなく場数を踏むのが近道。ただ単に仕事の話をするだけではなく、世間話や趣味の話といったくだけた会話を通して少しずつ信頼関係を築き上げ、距離を縮めていきました。

そして、自信が持てるようになったのは3、4年目頃のこと。ちょうど規模の大きな建物に関して、提案から納品までの全てを任される案件が続いたことで、視野がぐっと広がりました。ある大型マンションでは、トイレやエアコン、パイプ類といった空調や給排水に関する設備を丸ごと任せてもらうことに成功。さまざまなメーカーの方々と共に工事現場に出かけながら、大量の商品を効率よく納品するべく奔走しました。

こうした大きな現場を任せてもらうには、普段からお客様との会話のキャッチボールを増やすことが大事。そして、判断に迷ったときには細かいことでも電話をかけ、手間がかかっても直接お邪魔して意思疎通を交わす。そんな毎日の地道な努力が大きな成果につながっていくのだと実感しています。

営業をしていて課題となるのは、納期ですね。商品によっては欲しいと思ってもすぐにお届けできないことも少なくありません。だからこそ、余計に細かなコミュニケーションが重要。本当にすぐに必要なのか、それとも別の工事を先に進めておけば大丈夫なのか、お客様と現場の状況をしっかりと理解した上で、お客様に合わせた提案を勧めるということを強く意識しています。

自分という人間の信頼が高まっていく点に喜びを得る

入社6年目にはサブリーダーに昇格。それに伴い課の中で大きな規模の設備会社を受け持つようになり、扱う金額も非常に大きくなりました。また、最近は学校の新築や公共プールの改修といった大型の公共案件の話をいただくケースも増えています。これらの案件には非常に多くのモノを納入するだけに、売上金額も大きくなるので、一つひとつの伝票チェックをより慎重に行わなければなりません。

プレッシャーもありますが、それでも周囲と連携しながら何とか納期どおりにモノを届け、関わった建物が無事に完成していく姿が見られたときは何よりもうれしいですね。建物は一度つくれば、長く街に残りつづけるもの。新人時代に関わった建物の前を通りかかり、懐かしい思いに包まれるというのも、この仕事に携わる者の醍醐味です。

当社の場合、基本的にはどの営業も、同じお客様を長い期間にわたって担当することになります。私も長いお付き合いの中でお客様のニーズに最適な提案ができるように日々努力してきました。徐々に頼られることも増え、今では「吉岡に任せれば大丈夫」と言っていただけるようになりました。信頼関係を築けたことは自信とやりがいにもつながっています。

個人のノルマはあるものの、チームでノルマの達成を目指すのが当社の特色です。
ノルマを達成すると支給される報奨金制度もあります。
経験が浅いうちは、個人のノルマを達成するために上司や先輩に協力していただき、それが結果としてチームのノルマ達成に繋がるのは達成感もありますね。後輩が配属されたときは同じように支えていけるような先輩になりたいと感じました。
今は後輩が安心して働ける環境を意識していて、モチベーションにも繋がっています。

私自身、リーダーの名が付く肩書とはいえ、今はまだ一人のプレイヤーとしての仕事が中心です。今後はマネジメントという方向にキャリアを向けることになるでしょうから、後輩の教育などにも積極的に取り組んでいくことで、自分自身を高めていきたいと思っています。特に意識したいのはワーク・ライフ・バランスを大切にしたマネジメント。入社した時から自分自身が大切にしていることのひとつなので、後輩達にもプライベートと仕事の両立がしやすい環境を率先して作っていきたいです。

学生の方へメッセージ

当社は人材教育面がしっかりしており、先輩社員が後輩を親身にサポートしていく文化も根付いているため、安心して仕事を始められるはずです。入社後は、新木場配送センターで商品知識や商品管理、発送業務などを学び、2年目営業職ではOJTで営業としての基礎も伝授します。基礎を身に付けてから営業の第一線へと飛び出していくことができます。今、建築業界は都市再開発で盛り上がりを見せており、それを支える私たちの仕事も今後ますます拡大していくでしょう。ぜひ、各企業の社風や研修制度にも注目してみてください。
<第2営業統括部 営業>

意欲的な若手には早くから責任ある仕事を任せていくのが当社のスタイル。私自身も入社2年目からお客様を任せてもらい、経験が乏しいながらも誠心誠意お客様と接することで小さな信頼関係を築いてきました。営業としての仕事の本質的な部分に、早い段階から触れられるのも当社の「隠れた魅力」の一つだと思っています。キャリアステップは企業によって様々。企業研究の際は参考にしてみてください。
<第4営業統括部 営業>

企業研究では多種多様な業界を見ながら、進みたい企業を判断してください。興味のない業界でも、もしかすると自分に合っている可能性がありますから、幅広く見ていくとい良いでしょう。当社の場合、社内の雰囲気が良く、「人」に恵まれた環境である点にも注目していただきたいですね。
<吉岡さん>

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チームワークのいい会社でもある。建設業界の知識が乏しくとも、研修やOJTを通してきめ細かく支援してくれるから、不安なく成長を遂げられるはずだ。

マイナビ編集部から

水と空気にまつわる管工機材の商社として1967年に誕生した日本管材センターは、どこのメーカーにも属さない独立系という立ち位置で業界を盛り上げてきた存在だ。「建築資材メーカーと施工業者とをつなぐ商社は1社でいい」とのコンセプトのもと、複雑な流通経路をたどっていた業界の慣習を整理し、シンプルイズベストな商品提供を貫いてきた。おかげでサブコンや設備会社といったモノづくりの最前線に立つお客様にとって、真に必要な機材をリアルタイムで提供できる体制が構築されており、今や仕入れ先は約1,000社、対応アイテム数は15万点に達している。

空調や衛生設備、消防設備といった専門性の高い工事で同社は実績を残しているが、営業にも高いレベルでの専門性が問われてくる。ただ、今回、取材を受けてくれた吉岡さんのように、新卒の若手社員は1年間の配送センターでの勤務をはじめ、長期にわたる準備期間を経て担当を持つことになるから、学ぶ気持ちさえあればいくらでも成長を遂げられるはずだ。

同社の納品先には首都圏のランドマークというべき建物も多く、自分の仕事の成果が街に根付く実感をたっぷりと味わうこともできる。独り立ちをした後は早い段階でチャンスを提供しているというから、影響力の大きな仕事に挑みながら、自分をどんどん高めていける環境であると感じた。

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早くから若手に重要な仕事を任せていくのが当社の営業スタイル。商社営業ならではのダイナミズム溢れる仕事のやりがいに早くから触れる事ができる。

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