最終更新日:2024/5/14

トリニティ工業(株)【東証スタンダード上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 設備工事
  • 機械
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
愛知県
PHOTO
  • 11年目以上
  • 電気・電子系
  • 技術・研究系

固定観念を打ち破る技術革新への挑戦

  • S.K
  • 2007年 入社
  • 中部大学
  • 工学部 電気工学科 卒業
  • 開発部 設備開発室

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名開発部 設備開発室

現在の仕事内容

現在の業務は、自動車部品の溶接時に発生する粉じんを集めて除去する装置の開発です。
溶接時に発生する粉じんは、5μm以下の非常に細かい粒子の集まりであるため、除去しないと呼吸により体内に入り込み、健康に悪影響を及ぼします。
そこで、除去するための手段を検討し、装置の構成や形状を決めて実験機を試作します。
その後、ラボへ実験機を設置して、実験を計画し、除じん性能などの性能を評価していきます。
評価結果から改良点を見出して、装置として成立させ、安全性やメンテナンス性なども考慮したうえで製品化の段階まで一貫して行うのが私の仕事です。

現状の性能に満足せず、出来たものをより良くするためにはどうすればいいか??
それを常日頃考え、実現方法を考案し、実際に形にして性能を向上させる。
持てる知識や技術からひねり出す『固定観念を打ち破る革新的アイデア』と困難なことに挑戦し、『最後までやり遂げる諦めない心』が必要となる仕事です。


この会社に決めた理由・入社してから印象的なエピソード

私がトリニティ工業に決めた理由は、父が自動車の塗装工であったことから、塗装に興味が有り、熱、水、空気の技術を応用した塗装設備のエンジニアリング会社だったからです。
私が入社したての時は、工場の塗装工程の空調機の加湿技術開発を行ってましたが、私は、大学で電気工学専攻であったため、熱、水、空気に関する知識が全くありませんでした。

加湿の技術開発を行うには、加湿の現象をもっと深く理解する必要がある。
そのためには、流体に関する知識が必要だと判断し、仕事後に先輩に付きあっていただいてわからないことを教えてもらったり、自分で流体や熱の参考書を買って読んだりして知識を蓄えました。
結果、現象を原理から理解できたことで、最適な加湿条件を見いだせたため、技術として確立することができ、10年たった今でも立派に装置として動いています。
この経験は、知識を得ただけで無く開発を完遂したことで、自分に自信を持つことができるようになりました。

開発は、今まで行った事のないことが多いため、困難の連続です。
ですが、困難なことでも諦めずにつき進めば、必ず実現できるということがわかりました。


将来の夢

私の将来の夢は、だれにもマネできないようなすごい技術を開発することと、技術者として一つでも多く役立つ製品を開発することです。
そのために、分野に囚われず幅広い視野で色々なことに興味を持ち、開発する際に独創的なアイデアが出せるよう頑張りたいと思います。


学生の皆さんへメッセージ

世界一の自動車塗装の製造ラインを最初から最後まで作れる所が、会社としての魅力です。
範囲がとても広く扱う設備も大がかりなため、簡単ではないですが、非常にやりがいがあります。
開発には、若い方の物事に囚われない柔軟な発想が必要です。

就職活動は、社会人への第一歩です。
辛く大変だと思いますが、その困難を無事乗り越え、悔いの残らないように頑張って下さい。


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