最終更新日:2024/5/2

(株)高速【東証プライム上場】

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研修・教育について伝えたい

食品パッケージ専門商社『高速』。幅広い研修制度を整え同期と共に社会人として成長!

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入社4年目以上の社員が語る、年次研修の大切さと仲間との関わり

食品トレーをはじめとする食品包装用品卸大手『高速』。入社4年目以上の社員たちに、年次研修の内容やそこで学んだこと、仲間との関わりについて伺いました。

【写真左より】
■相澤 翔さん/白河営業所/2020年入社
■成田 鯨太さん/仙台営業部・物流管理課/2017年入社
■武田 菜津子さん/人事部/2017年入社
(取材年月 2023年12月)

相澤さんは「食べること」が好きで、食品に関わるニッチな業界に興味を持ち入社した。物腰が柔らかく、お客様の立場になって考える営業職として活躍している。
常に仕事を「楽しむこと」を意識している成田さん。自分が出荷した商品が家の近くのスーパーマーケットなどに陳列されている様子を見ると、やりがいを感じるそう。
担当業務の目的を理解した上での行動を心がけている武田さん。自身が採用から関わり、入社時は不安げだった新入社員が活き活きと働く姿を見た時にやりがいを感じるという。

研修を通じて仲間との絆が深まることが魅力!大切な同期は「本音を言える存在」

<相澤 翔さん/白河営業所 営業職>

Q. 年次研修(2~4年目研修/職種別研修)とは?
当社では入社2~4年目にかけて、年1回(2年目と3年目は2日間、4年目は1日)の研修を行っています。社内規定・評価制度・福利厚生をはじめとする会社制度について理解を深めた後、営業職・事務職・業務職という3つの職種別の研修を取り入れています。営業職の場合は新しいお客様と既存のお客様へのアプローチ方法などを学びました。長年営業職として活躍されたアドバイザーや、現在も営業の最前線で働きながら複数の営業所を統括する管理職の方が講師を務めてくださるのですが、やはり経験に基づいたお話はとても勉強になります。私は現在、食品関係のスーパーマーケットや食品加工工場、宿泊施設などのお客様を担当しています。実際に研修を通じて学んだ内容を実践した経験もあります。

Q. 3年目フォロー研修とは?
3年目には同期との絆を深めるための研修が用意されています。私たちの代は愛知県のフルリレーマラソン大会に参加し、打ち上げも含めて社長も参加してくださいました。このような機会がないと遠く離れた営業所で働く同期とはなかなか会えないので、とても楽しかったですね。同期と一緒に同じ目標に向かって汗を流した経験は、絆が深まるきっかけに!翌日には職種別研修もあり、思い出深い時間を過ごせました。

Q. 同期との関係性は?
近隣の営業所で勤めている同期とはよく連絡を取り合い、特に同じお客様を担当している同期は、頻繁に情報共有も行っています。プライベートで、一緒に遊びに出かけることも多いですね。私にとって同期は「本音が言える存在」です。もちろん、上司や先輩も優しいのですが、同期だからこそ言い合えることもあります。研修を通じて普段あまり会えない同期と会えたことは心の支えになりましたし、良い刺激にもなりました。これからも互いに支え合える関係性を大切にしていきたいです。

数字や倉庫内全体の管理も学べる充実の内容!業務リーダーとしての責任感も生まれた研修

<成田 鯨太さん/仙台営業部・物流管理課 業務職>

Q. 年次研修(2~4年目研修/職種別研修)とは?
年次研修は「その年次で会社から求められること」が研修目的として明確にされており、そのタイミング毎に必要な知識をしっかり学べます。例えば、私たちの仕事はピッキング(必要な商品を在庫から取り出す作業)がメインですが、物流管理課という名前の通り、配送面や商品の在庫管理も社員が行います。研修では在庫管理の仕方などを学べたので、現場へ戻った時に「こういう風にしたら良いのでは?」と考えられるようになりました。物流管理の仕事は業務職と呼ばれる社員が、各拠点にある倉庫内で作業を行います。お客様からのご注文に合わせて、ピッキングを行い、お客様に合わせた梱包で商品を出荷します。全てを覚えきることができないほどアイテム数が豊富ですが、コツを掴むと覚えやすくなり、お弁当容器など身近な商品が多いので、楽しい作業です。

Q. 業務社員勉強会、業務リーダー研修とは?
まず業務社員勉強会は、拠点ごとにメンバーを選んで行う勉強会です。業務職である私たちは、社員だけではなく、パートさんをはじめ、様々な区分の方と接するので、その方々とどのように接するとよりよい職場に出来るのか、コミュニケーションで意識するポイントなどを外部講師の方に教わります。年2回の開催ですが、その間に課題を出されオンラインによる中間報告も行うので、しっかり学べる内容です。
次に年2回行われる業務リーダー研修は、業務リーダーを担当している社員が対象で、営業所の運営に関わる数字の見方や、物流業務の効率化といった倉庫内全体の管理について学べる研修です。私も2023年4月から業務リーダーに選任されたため、この研修によって自分が所属する営業所で、どれくらい経費がかかっているのかなどが分かり、責任感が生まれました。

Q.多職種との関わりは?
仕事を最初に取ってくるのが営業職、そして事務職が伝票を発行し、業務職が商品を出荷します。この3職種が連携しチームプレーで作業を行うことで、お客様のもとにはじめて当社の商品が届きます。職種関係なく意見を言いやすい環境づくりが大切ですので仕事のことはもちろん、仕事以外の時間でも積極的にコミュニケーションを取ることで関係性を深めています。

働きがいのある会社を目指し、幅広い制度や支援・充実した研修で社員をサポート

<武田 菜津子さん/人事部 企画職>

Q. 新入社員研修や研修にかける想いは?
当社では新卒入社の社員も中途入社の社員も、入社後に充実した研修を実施しています。新卒者には入社時に約2週間の新入社員研修を用意しており、座学やグループワーク、人前で発表することを通じて、自分の考えを伝える場を作っています。研修でこのような経験を積むことによって、各部署へ配属後もチームワークを大切にし、自分の意見を相手に伝えられます。また、当社では前述のとおり、年次ごとの研修制度も幅広く用意しています。そこには、同期との親睦を深めて欲しい、上場企業に勤める一員として自覚を持ち、会社のことも理解して働いて欲しいという想いがあります。そのため、座学のほか、ビーチクリーンなどの体験活動も取り入れ、当社の社会貢献活動をこれまで以上に知ってもらうきっかけづくりをしています。

Q. 有休取得促進の推進施策とは?
社員一人ひとりが休暇を取得しやすいように、1年間の研修日程と受講者名の記載した研修計画表を各拠点に配布し、業務との兼ね合いを考えながら、みんなで話し合い、1年間の休暇計画を立てることを推奨しています。また、ライフスタイルに合わせて選べる3つの取得方法で推進しています。1つ目は、土日祝日を含めた連続7日間休暇を年1回取得、2つ目は、土日祝日を含めた連続5日間休暇を年2回取得、3つ目は1年間に付与される休暇日数の8割取得です。この施策がスタートしてから、海外旅行や家族で温泉やテーマパーク巡りができ楽しめたなどの声が聞こえています。取得状況は経営者層で把握され、休みやすい職場環境の風土づくりを推進しています。

Q.優秀社員表彰とは?
研修のほかにも、充実した社内制度があります。一例として、3ケ月に1度、職種を問わず優秀な社員を所属長が推薦し、経営者層の会議で決まる優秀社員表彰制度というのがあります。受賞者は社長と対談し、社内報のトップページを飾るなどの機会があります。さらに、社長との懇親会やこれまでの貢献に感謝の意を込めて、ご家族含め旅行(沖縄)にも招待するので頑張りがいがあります!

学生の方へメッセージ

早くから新卒採用に取り組んできた当社では、時代のニーズに合わせたオンライン採用が基本です。これはオンライン時代ならではの便利な環境を有効活用して、より多くの学生さんに気軽に当社を知っていただくためのものです。まずはWebで実施している会社説明会で当社の仕事の面白さを知っていただき、その後のステップへ進んでいただければと思います。採用活動は基本オンラインですが、内定後、内定者向けのセミナーで直接お会いする機会を設けておりますから、会社や社員の雰囲気もきちんと確認できますので心配いりません。また、セミナーは新入社員から「内定時にここが知りたかった」を集めた意見に基づく内容なので当社理解が深まります。

さらに、2020年より内定者の皆さんとの繋がりを大切にするために、内定者向けのサイトを立ち上げました。ここには入社2~3年の先輩社員に、当社の良いところや課題について率直な意見を聞いて掲載し、今後に役立てています。このほか、会社の取り組みについて写真付きで分かりやすく説明するページや、内定者研修に向けた課題のやり取り、入社前までに必要な準備の情報なども発信しています。

学生の皆さんは、社会人生活を始めるにあたって、少なからず不安を抱えていると思います。当社は入社後ではなく、皆さんが社会人準備を進める段階からサポートするので、安心してお越しください!

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研修会をはじめ、社員との交流の機会には欠かさず参加する、赫裕規(てらしゆうき)社長。そこには、社員から直接意見を聞き、自分の思いを伝えたいという考えがある。

マイナビ編集部から

1966年の創業以来、食品パッケージの専門商社として「食」の流通や安全安心、豊かさを支えてきた株式会社高速。時代の流れに合わせて、お客様から求められるものを敏感にキャッチし、包装資材のみならず、チラシやラベルなどの販売促進ツールの提案や包装に関連する機械販売など、幅広い業務を展開しているのも特長だ。

このような同社の進化を支えるのは、社員たちの活躍だ。内定者の段階から人材を大切にする姿勢からも伝わる通り、入社後の教育計画にも力を注いでいる。1年目は商品知識と営業社員に必要な事務業務の基礎固め、2年目は営業の基本と営業ノウハウを身につけて仕事の幅を広げ、3年目以降は戦力として各地で活躍できるように育成。その結果、若くして所長に抜擢されるなど、若手営業社員の積極登用が実現している。

同社では一人の新入社員に一人の教育担当の先輩社員がつくブラザー・シスター制度はもちろんのこと、同じ部署の社員が、全員で新入社員を育てる組織風土も大切にしている。そのような人材が揃うのも、採用の段階から「誠実で真面目な人材」に目を向けているのが大きいと今回の取材を通して分かった。社員同士が助け合う環境で、幅広い仕事にチャレンジできるのが魅力的だ。更に、選べる3つの転勤制度はキャリアプランを描きやすく、若いうちは日本全国で活躍し、落ち着いたら地元へ戻るなど「自分らしい働き方」を実現できる。

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宮城県仙台市宮城野区扇町に本社を構える(株)高速。日本全国に52拠点を構える物流力で、お客様のご要望にきめ細やかに応えている。【写真:関東物流センター】

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