最終更新日:2024/7/13

(株)マルト

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット

基本情報

本社
福島県
残り採用予定人数
13

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

マルトで働く喜びは、地域のために働く喜び!

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先輩インタビュー【部門担当(新人)・バイヤー・店長】

スーパーマーケットは身近な存在だけど、どんな職場なのか想像できない…という方も多いのではないでしょうか。そこで代表的なキャリアステップとして3名の先輩たちの「いま」をインタビューしてみました。

小笹 真奈美さん/高坂店ドライグロサリー部門(2019年入社)
竹之下貴士さん/本部バイヤー・日配課 課長(2002年入社)
伊藤 正紀さん/窪田店 店長(2001年入社)

先輩ポートレート

入社1年目の総仕上げであり、主任昇格への登竜門でもある「トレーニー・レポート(売場改善の実践報告)」に向けて吸収・発見を重ねる小笹さん。
メーカーと共同開発したプライベートブランド商品を手に持つ竹之下課長。「商品開発で自分の思いをお客さまに届ける、それがバイヤーの夢ですね」
デスクで数値データと向かい合う伊藤店長。「スタッフの頑張りを収益に反映させるのも店長の大きな使命ですから、無理や無駄のない現場管理に努めています」

【部門担当/新人】地域におけるマルトの存在感の、その一員であることを誇りたい

「ど根性で立ち上がるこの感じ、やっぱり私向きの会社かも」
 台風19号が大きな爪跡を残して去った翌日、幸いにも水害の難を逃れた高坂店では、地域一帯の命綱といえるライフライン…水と食料の確保・供給のために、みんなが腕まくりで底力を発揮していました。私は、東日本大震災のときに直後からマルトが営業していたことを思い出し、その「縁の下の力持ち」的な頼れる存在感と、これを支える団結力の両方に、いまは社員として参加していることをとても誇らしく思いました。就活では、在学中に取得した栄養士資格を地域の食と健康のために活かせる点と、地元の安定した企業という点にまず注目したのですが、企業説明会や内定者交流会のときに感じた「なんとなく肌が合う感じ」は、実はこういうところだったのかもしれないなと、あらためてそう思っています。

 ドライグロサリー部門に配属となった私は現在、冷食(アイス、冷凍食品等)とパン、そして日用雑貨のそれぞれの売場を担当しています。アイテム数がとにかく多いので、配属当初は、お客さまから「これどう?」と聞かれ、返答がいっさい浮かばないこともしばしば…。これではいけないと、私はいろいろな商品を実際に試し、少しずつではあるのですが、お客さまのためになる商品知識を自分なりに増やしているところです。この経験は「くやしさは成長のバネになる」という発見にもつながったと思います。

 いま苦戦しているのはパン売場で、なかでも発注業務は、欠品が生じると大きなチャンスロスになり(売上構成比が高い)、仕入れすぎると廃棄ロスになる(消費期限が短い)ため、売場担当の手腕が大きく問われます。主任から「パンはセンスだ」と言われ、はじめは戸惑ったものの、いまは「あなたなりの売場でお客さまを振り向かせなさい」というメッセージだと受け止めて研究と工夫に努めています。

 まだまだ失敗続きの私ですが、新人思いの上司とパートさんたちに励まされながら(ときどき感謝で涙しながら)頑張っています。

【本部バイヤー】 魅力的な商品群を育成し、マルトファンの期待に応えるのがバイヤーの仕事

スーパーマーケットにおけるバイヤーの仕事は大きく3つあり、ひとつは商品の仕入れ、もうひとつはその販促プラン、そしてオリジナル商品の開発です。これをお客さまの視点から見ると、「いつも品揃えが豊富で、売場も魅力的で、しかも他店にはない商品が買えるスーパーマーケット」…となるわけです。もちろん価格競争を勝ち抜くための商談と駆け引きも重要な仕事ではあるのですが、それだけだと結局は取引先に無理を強いることになりますし、なによりも「マルトらしさ」が生まれません。地域のお客さまの生活…なかでも「食卓」に安心と豊かさをお届けするのがマルトです。私たちバイヤーがそれぞれの担当分野で商品群を育成し、ときに新たに開発し、いつも新鮮な気持ちでお買い物を楽しんでいただけるよう熱い思いを捧げているのは、すべて「マルト」への信頼と期待に応えるためといえるでしょう。

 さて、地域に密着した店舗づくり、売場づくりを行ってきたマルトが、いま各店で新たに展開しているのが「地場商品」の販売です。これは、いわゆるご当地もの…例えば美味しいケーキ屋さんがあればそこの人気のケーキをマルトでも販売していこうという企画で、地域と共に発展を目指す「共生」への思いが売場として形になったものといえます。潜在する魅力を発掘し、売り出すわけですから、これこそまさにバイヤーの腕の見せどころ。この情報化の時代にあっても知られざる逸品というのはまだまだありますし、情報過多の時代だからこそ、そうしたレアな商材は抜群の求心力を発揮します。どう発展させていくか、アイデアが尽きません。私としては地場産業とのコラボレーションによる商品開発にチャレンジしてみたいと考えています。たくさんの人から愛されるマルトを、商品を、地域の魅力と創造力でつくっていけたら、そこから新たな活力が生まれるかもしれません。新時代の感性を持つ皆さんとぜひ一緒に取り組んでみたいですね!

【店長】 お客さまの反響がいちばんの手応え!…それは店舗の仲間がいい仕事をしてくれた証

 入社してから19年。スーパーマーケット「マルト」の売場(ドライ部門10年)も、本部(バイヤー4年半)も経験してきましたが、やはり店長職は特別なポジションだなというのが店長5年目の実感です。というのも、いまの私は、お客さまの声がとにかく嬉しいのです。以前は、正直なところ、自分が手掛けた売場や販促プランが当たって数字が伸びるとやりがいを感じていました。けれどもいまは、品物の質が良かった、気持ちのいい接客だった、心のこもったサービスを受けた…等々のお客さまの反響に何よりも仕事の手応えが感じられます。

 もちろん数字が気にならないというわけではありません(同様に以前からお客さまのお褒めの言葉は嬉しく感じていました)。店舗全体の毎日の売上げと粗利益、経費、そして収益と、数値管理の面ではどの職種よりもタイムリーでロジカルな分析が求められますし、価格の見直しと運営の効率化は日々の重要な課題です。ただし、そこだけを見ていれば数字が伸びるかというと…必ずしもそうではありません。言うまでもないことですが、お客さまは値札だけを見ているわけではないのです。その店舗の品揃えや品質をはじめ、接客だったり、売場の工夫だったり、催事だったりと、さまざまな面を見たうえでそれぞれに感想を抱き、店舗を後にします。このとき重要なのは、そう、また来店したいと思われているかどうかです。

 店舗の部門担当が売場づくりで数字を伸ばし、本部のバイヤーが商品群の育成で数字を伸ばすように、店長は店舗づくりで数字を伸ばすのが仕事です。店舗はひとりではつくれません。人を育て、仲間と支えあい、全員でつくっていくのが店舗です。私がお客さまの声に感じる嬉しさは、一緒に頑張る仲間が褒められたことへの嬉しさなのだと思います。同時に、それは「マルト」を支持する声でもあります。これから入社する皆さんも、まずは売場でマルトをつくっていくことになります。業務を深く理解することで、それぞれに仕事の喜びを見つけてほしいですね。

学生へのメッセージ

仕事選びは職場選び。「どこで働くか」も大事ですが、「誰と一緒に働くか」も同じくらい大事だと思います。私は、会社説明会等の場面では、そこに集まった人たち(特に採用担当の方!)の雰囲気も見るようにしていました。なんとなく肌に合う…ってわりと重要ポイントですよ。(小笹真奈美)

まるで大家族のような会社、それがマルトです。まわりに同年代の仲間がたくさんいるのも特徴のひとつ。兄弟や姉妹のような関係性の中で理解を深め、ときに競い合いながら「我が家」である会社の未来を共に開拓します。みんなの顔が見えて、声も届きやすいという点では、ちょうどいい規模感の職場だと思いますね。(竹之下貴士)

素直で前向き、そして勉強好きな人ほど伸びるのがマルトです。ちなみに、学生時代の「勉強」と社会に出てからのそれはまったく違います。チャンスと言い換えてもいいでしょう。研修・教育体制がしっかり整っているマルトは、まさしくチャンスでいっぱいの職場。スキルアップで自分だけのキャリアをつかんでください!(伊藤正紀)

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社会での第一歩と成長を共にした同期のつながりは強い。まさに一生の絆といえる。写真は2019年入社の新人がオフで開催したバーベキューでの記念撮影写真

マイナビ編集部から

能力には地位を、功績には報酬を。それが「マルト」のキャリアに対する考え方である。例えば同社では、現場で必要な各種資格を取得するごとに毎月の手当が付与されるほか、資格取得を要件とする職階制の等級アップに近づくこともできる。当然のことながら等級手当は上級になるほど厚く、加えて社の預り金制度の金利や決算賞与の額まで上がっていく。おわかりだろうか。マルトでは、自己を高めるその「意欲」に投資しているのだ。

意欲に投資する最大の理由は「三方善(さんぽうよし)」にある。これは、従業員とその家族、地域の取引先、そして会社…の三者の“共栄”を通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献していこうという商いの心得であるが、その実践と実現には社員一人ひとりのモチベーションが深く関わってくる。マルトでは、透明で公正なキャリアアップシステムにより、「頑張ればみんなで豊かになれる」という気運を日々高めているのだ。

さて、マルトの新人は最初のステップとしてまず売場の主任を目指すことになる。そして、そのチャンスは早くも2年目に巡ってくる。1年間の研修とOJTを経て迎えるトレーニー・レポートがそれだ。各新人は自身の担当売場に関する改善提案を3ヶ月間かけてまとめ、その成果を社長の前で発表する。意欲への投資は1年目から始まっているのだ。

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多種多様な職種からなるスーパーマーケットでは、実にさまざまな資質や才能が生きる。そして、それらを開花させるのは、地域に密着して頑張る意欲だ。

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