(株)永昌堂

私は入社以来、営業に携わり、東海エリアを中心に230店舗を展開するスーパーマーケットに対する折込広告や販促物の提案を行っています。チラシやパンフレットのほか、SNSを通じた販促提案を行うのが私の仕事です。営業と企画デザインでチームをつくり、総勢20名ほどでお客様をフォローしているのですが、私はクライアントの販促チーム内にデスクを置き、ほぼ常駐するような形で仕事をしています。1日の大半をそこで過ごすからでしょうか、今ではお困りごとやニーズをより早くキャッチできるようになり、的確かつ成果につながる提案ができるようになったと感じています。

これまでで最も印象に残っているのは、年末年始のオードブルなどを掲載したパンフレットの提案です。以前は掲載商品を購入するとポイントがつく仕組みだったのですが、「もっと消費者に還元できる施策を」というニーズに応え、購入ごとにクーポンが発行される仕組みにブラッシュアップ。おかげさまで売上アップに貢献することができました。クライアントに喜んでいただけたのも嬉しかったですが、クーポンに変えたことで「だれが、どこで、どれくらい利用したか」がわかるようになったのが営業としての大きな収穫。得たデータから消費者の動向もわかりますし、その情報を次の施策にも生かせるなんて、とても合理的だと思いませんか？合理的な物事が好きな自分にとって、これを生み出した時、理想的な仕組みができたと一人悦に入ってしまいました（笑）。今後はデジタルツールを通じた販促でも成果をあげ、クライアントの期待に応えたいと思っています。

私は人と関わることやコミュニケーションが得意ではなく、最初は苦手意識がありました。しかし、クライアントの元に通い、関係を深めることで自分なりの関わり方を見つけ、苦手を克服することができました。関係を構築できた今は、成果物がクライアントの意向に沿えているのかと悩むこともありますが、こうした葛藤が向上心につながり、成長できた時にさらなるやりがいを感じます。私のように人見知りを自認する方も、思い込みで向き不向きを決めてしまってはもったいない。興味がある仕事があるなら、まずはその場所に飛び込み、持てる力を最大限発揮して挑戦することをおすすめしたいですね。（畑平）

私はこのページに登場する畑平さんと同じスーパーマーケットの営業を担当し、特定エリアの店舗に紐づく広告媒体提案を行っています。座学を経て、OJTで実践的なノウハウを学び、現在はクライアントと社内の企画デザインチームをつなぐ懸け橋として商談を通じたご要望やご意見の収集に携わっています。

まだ1年目ですが、すでに責任ある仕事を任せてもらい、最近得意の料理分野での仕事をやり遂げたばかり。入社時から「料理の知識を生かしたい」と上司に伝えていたところ、ぴったりの案件を担当することができました。定期的に発行するチラシに料理レシピを掲載する企画で、クライアントのイチオシ食材を使った料理の撮影に立ち会う仕事を任されたのです。現場で料理をつくるフードコーディネーター、撮影するカメラマンのディレクションを行い、売りたい食材がおいしそうに見えているか、ちゃんと写っているかなどをチェックしながら現場の進行管理を行いました。手掛けたチラシの効果があり、食材の売れ行きがいいと嬉しいですし、不特定多数の消費者の目に触れる広告に携わっているので、自分が関わったチラシを目にしたり、それを見ている消費者を見かけたりするとやりがいを感じます。

今後はチラシだけでなく、SNSを通じた発信などZ世代ならではの感性を生かして活躍するのが目標です。仕事を通じてその大切さを実感したコミュニケーションスキルを磨き、幅広い世代に届く広告を生み出したいと思っています。

私は就職活動でなかなか内定がもらえず苦労したタイプ…うまくいかないと焦るし、自己肯定感は下がるし、本当につらいと思います。でも、内定をもらうために自分を偽らず、自分らしさを受け止めてくれる場所をとことん探してみてください。私もたくさん落ち込みましたが、あきらめずに続けたことで自分らしくいられる当社と出会い、楽しい社会人生活を始めることができました。皆さんも頑張ってくださいね。（瀬良）

私は大手スーパーマーケットのチラシ広告作成をメインに、動画作成にも携わっています。心掛けているのは、ミスがないよう細心の注意を払うこと。特に数字にミスがあると、クライアントのイメージを損ないかねないので気を付けています。それともう一つ、大切にしているのが見やすさです。スーパーマーケットを利用するエンドユーザーは主婦が多く、折込チラシを手にするのは高齢者がほとんどなので、パッと見てわかりやすいデザインが大切。

例えば、業界では4月ごろに「涼味」というテーマで冷しゃぶやカツオのたたきなどを特集するのですが、クライアントから「既存のデザインは涼やかさに欠ける」とご指摘をいただき、色味を変更。黒文字ベタ塗りだったタイトルを、青のグラデーションに変更することでOKをいただくことができました。また、売場で流すレシピ動画や15秒CMを作成する際も、見やすさと分かりやすさを重視したデザインを心掛けています。タイトなスケジュールのなかでクライアントの期待に応えるのは簡単ではないですが、当社は困っていると必ず誰かが助けてくれるのがありがたいところ。ベテランの先輩からの助け舟にはいつも感謝しています。

私はWEBデザインを学んでいたので、今後はそのスキルを生かせる仕事に挑戦するのが目標です。動画のデザインも今は営業担当者がつくったデザインをもとに作成していますが、できればラフから携わり、1から10まで自分が手掛けたといえる広告を世に送り出したいと思っています。

私は就職活動を始めるのが遅く、マイペースなスケジュールになってしまいました。当社と出会えたので結果的には良かったですが、焦らず活動するには早めのスタートがおすすめ。そして、必ず譲れない軸を持ち、何があっても妥協しないでください。そこをうやむやにすると絶対に後悔すると思います。幅広い年齢層が活躍する当社を見て、入社前の私は「なじめるかな…」と少し緊張していましたが、実際に働いてみると社風はとてもフラット。上司や先輩と一緒にランチに行ったり、趣味のアニメの話で盛り上がったり、想像以上に居心地がいいんです。皆さんもそんな会社を見つけられるよう頑張ってください。（牧野）