ソントン食品工業(株)

主に大手製パン向けのクリーム開発に携わっており、パン生地に包まれたカスタードクリームや、パン生地に挟まれたチョコクリーム等々を開発しています。お客様と当社営業部門の商談中で生まれたアイデアを、営業－開発間で話し合い、形にしております。
日々の業務としては、毎日２～３件の配合レシピを考え試作し、サンプルを提案しています。通常は家庭用サイズの鍋でサンプルを試作しますが、大量サンプルに対応するために製造ラインの小型版でテストも行っています。

配属後１ヵ月程度は原料単体の特性を学ぶ機会を設けていただきました。これらを複合的に組み合わせ形にしていきます。学んだ原料の知見を活かし、クリームの配合レシピを考え、具現化できたときにやりがいを感じます。１年目で未だ自分の思い描いた形にするのは難しく先輩社員に助言を仰ぐことが多々ありますが、経験を積むことで成長していると感じます。

出会いは就活サイトでふとジャムを見た際に「あれ？見たことあるなと」と思ったところからです。
そこから、自分の知っている家庭用商品は売上全体の１７％に対し、業務用商品が８３％を占めていることを知り興味を持ちました。説明会や直接話を聞くなかで、パンだけではなく様々な食品の中身を作っており、誰しも必ず一度は食べたことがある味を作っていると知りました。多様な食品の味を作ることができるこの会社を選びました。また、実際に働いている方と一対一で話すことができ、どのような仕事を行っているかを伺えたことも決めての一つです（技術系は技術系の方、営業は営業の方）。

まずは様々な会社を見てみるのが良いと思います。私は学生の頃、食品に直接関係のない研究に携わっていましたが、結果的に食品開発の職につきました。自分の専門とは異なる分野に触れ視野を広げることも良いですし、これだと思う分野に片っ端から触れることも良いと思います。また、就職活動中は周りと比較することで焦り不安に感じる人が多々います。自分なりのペースで行ける人はそのペースで、不安に感じ焦る人は人一倍努力し周りに助けを求めることも一つの選択肢だと思います。加えて、自分のやりたいことと入社後の仕事内容に乖離がないよう、多くの会社から知見を得て、自分に合う会社を見つけてください。就職活動頑張ってください。