エムティジェネックス(株)【東証スタンダード市場上場／森トラストグループ】

駐車場事業部では、駐車場の開発や運営受託を担っています。オフィスビルの空きスペースを活用した駐車場経営の提案を行い、その運営受託をするというビジネス。月極もしくは時間貸しといった駐車場の形態を決めるところから駐車料金の設定、月極の場合はお客様との契約や請求管理、時間貸しの場合はトラブル対応のコールセンターの設置や売上管理まで、業務内容は多岐にわたります。

私たちが駐車場の開発・運営を行うオフィスビルの多くは、グループ会社である森トラストが所有しているビル。そのため、コミュニケーションがスムーズで意思の疎通がしやすいというメリットがあります。しかも、丸の内・虎ノ門・赤坂をはじめ、一等地にビルを構えているので、自分の提案が大きなビジネスに発展することも。

この仕事の醍醐味は、ゼロからビジネスを生み出し、開発から運営までワンストップで携われるところです。しかも、駐車場の開発や運営を通してビルオーナーに大きく貢献できる仕事。テナント用の駐車場が空いているという相談を受け、一般向けの駐車場への転用を提案して運用をスタートさせたところ、月数千万円の売上アップに貢献できたことがありました。また、オフィスビルを利用されるお客様の利便性を高められることも、やりがいにつながっています。

日々の運営業務を通して、お客様から直接感謝されることもあります。例えば、月極駐車場の解約時に、「長い間ありがとうございました」というメッセージをいただいたことがありました。お客様とそういった関係性を構築するために大切なのは、トラブルに対応するスピード感。「自分の駐車スペースに知らないクルマが停まっている」「機械が動かない」などという一報を受けたらすぐに行動することが、信頼の獲得につながっていくのです。

現在は、駐車場の開発・運営のノウハウを生かし、グループ会社以外へのビジネス展開を強化しているところ。新規アプローチによって、さらなる事業の拡大を目指しています。また、IT化の推進を図るなど、新たな取り組みで、駐車場事業部の成長を牽引していきます。

〈田邊秀雄さん〉

営業企画部は、当社の外部成長を担う部署であり、営業活動を通じて当社が扱うあらゆる製品やサービスの提案を行っています。オフィスビルなどで使用する、衛生消耗品や清掃用品がその一例。また、当社工事部門と連携してLED化工事にも対応しています。駐車場開発やその運営受託の提案を行うこともあれば、それに付随して自動販売機の設置提案をすることも。多彩な商材を扱っており、幅広い提案ができるのが大きな特徴だと言えるでしょう。

私の業務は、基本的に新規開拓が中心です。といっても、足で稼ぐ飛び込み営業ではなく、グループ会社から取引先の関連会社を紹介してもらうケースが大半。例えば、ゼネコンのグループ会社でビルメンテナンスを手掛けている会社へアプローチするといった具合です。医療コンサルタント経由で病院・介護施設の施設長や事務長を紹介してもらい、トップダウン手法で提案を進めるケースもあります。紹介ベースなので、新入社員でも安心してスタートできるでしょう。

当社の営業の魅力は、それだけではありません。一人ひとりの裁量が大きく、自分のアイデアを生かして活躍できるのがメリットです。当社に売り込みに来た他業界の事業を行う会社に協力を持ち掛け、その会社の取引先を紹介してもらったこともあります。

また、お客さまの課題解決につながることなら、どんなチャレンジもOKです。以前、介護施設のご担当者様との雑談の中で、電気代の高騰に嘆いている様子から、新電力会社を探し出し、提案したことがありました。自分のアイデアで新たなサービスを生み出すこともできるのです。

販路の拡大や扱う商材・サービスの裁量が大きい当社で働いてから、コミュニケーションスキルが高まったと実感しています。同時に、お客さまのニーズや課題を引き出し、それを解決へと導く提案力がつき、大きな成長を手に入れることができた、と手応えを感じています。私の提案でお客さまが満足してくれたときの喜びは、言葉で言い表すことができません。自分らしさを生かした方法で、販路を拡大していくことが大きな目標。チャレンジングな環境で、さらに自分を高めていきたいと思っています。

〈境 佑樹さん〉

父が自動車関係の仕事をしていたので、子どもの頃からクルマが身近な存在でした。就職活動では、自動車業界を中心に幅広く企業研究をスタート。そんななか、“製造する”“売る”以外にも、駐車場の開発や運営を通してクルマに関われることを知り、この業界に興味を持ちました。

職場の雰囲気を重視していた私にとって、一番理想的だったのが当社。職場見学にて社員が社長と膝を突き合わせてお話しされているのを目の当たりにし、経営層との距離が近く風通しの良い会社だと感じました。最終的な決め手は、管理部の部長とのやりとり。「新人だからと遠慮せず、どんどん意見を出してほしい」「失敗は当たり前。しっかりフォローするから安心して」という言葉に背中を押され、入社を決めました。

私が所属する管理部は、総務から人事、経理、広報、システムまで、会社運営に欠かせないバックオフィス業務をすべて担っています。入社後、先輩にフォローしていただきながら備品の在庫管理など庶務的な業務からスタートし、少しずつ届いた請求書の管理や会計システムへの入力に携わるように。入社半年後には、駐車場事業部の月次の売上や経費のデータ作成を任されるようになりました。現在は、総務・経理の仕事に加え新卒採用も担当。先輩とともに新卒媒体の選定や原稿作成などを経験し、今後は説明会の運営にも携わる予定です。

入社して驚いたのは、若手のうちから幅広い業務を経験できること。総務や経理・採用など、多くの知識を身につけることができ、幅広いスキルを磨けるのが魅力です。しかも、任せてもらえる仕事の裁量が大きいことにもビックリ。私は入社1年目のときに、取引先に配るノベルティの企画を一任され、各部署の要望を聞き取り、アイテムのセレクトから社長へのプレゼンまで一人で担当。「自信と余裕を持って話すと説得力が高まるので、もっと堂々とプレゼンしたほうがいい」という社長からのアドバイスは、とても嬉しかったです。

1つ上の先輩のアイデアが採用され、職場に“オフィスコンビニ”が導入されるなど、良い意見を積極的に採用する社風が当社の特徴。自分たちの提案で、社員の皆さんがより働きやすい職場をつくっていけるのも、管理部の仕事ならではと感じています。今は、任された仕事をやり遂げるだけで精一杯ですが、今後はできることを増やし、もっと貢献できる存在になりたいです。

〈浅羽めいさん〉