最終更新日:2024/6/17

(株)鶴見製作所【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 機械
  • 環境・リサイクル
  • 機械設計

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

100周年を迎える鶴見製作所。やりたいこと、なりたい自分に挑戦できる環境がここに!

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若手、中堅、幹部にツルミで働く魅力をインタビュー

水中ポンプのエキスパートとして建築・土木、産業・エネルギー、治水分野などあらゆる領域で活躍する鶴見製作所。営業、技術、広告宣伝を担う3名の先輩に仕事の面白さや今後の目標についてお話を伺った。

■I.Kさん(写真左)
国内営業部 推進グループ グループ長
2004年入社/経営学部 経営学科卒

■S.Jさん(写真中央)
京都工場 設計グループ 設計管理課
1998年入社/工学部 機械科卒

■M.Rさん(写真右)
デジタル推進部 広告宣伝課
2020年入社/地域創生学群卒

「失敗を恐れず常に挑戦」がツルミのスタイルです!

上司と部下が1対1で話をするフィードバック面談を定期的に設けて頑張りをしっかり評価。今の課題と目標の達成に向けた頑張りをサポートしています(I.Kさん)
「こんな方法でこんなことがしたい」と手を挙げればどんどんトライできる環境。他部署の人とも自由に意見を交わしながらアイデアを実現していくことができます(S.Jさん)
挑戦したい事を周りにアピールすることで、多くのチャンスを与えてくれる会社です。やりたいことだらけの私にとって願ってもないフィールドが広がっています(M.Rさん)

「水」に関わるあらゆる分野で、産業の発展と人々の暮らしに貢献できることが原動力

国内営業部 福岡営業所からスタートし、関東・関西とさまざまなエリアで営業としてのキャリアを積み重ねてきました。2022年に国内営業部 推進グループ 営業推進課の課長として、全国10支店・42営業所と連携し、重点市場開拓を行い、市場ニーズにマッチングしたマーケティングと営業展開を図るために、販促企画の立案・実施、常に生きた情報の収集・発信と部門間連携の推進に取り組みました。この春から、国内営業部 推進グループ グループ長兼営業推進課長を兼任し、各部門・課と連携し会社施策に基づいた国内重点市場への販売支援による売り上げ拡大及び商品企画の立案、調整などの業務に携わっています。

長らく営業畑を歩んできましが、私が大切にしてきたのは変化が速く不確実かつ複雑な時代において、お客様へいち早く正確な情報を届ける事と情報収集・共有・発信の徹底、そして何よりも自分自身が変化を楽しみ挑戦し続ける事をモットーにしています。我が社は、製品の提案・開発・製造・販売・納品後のメンテナンスフォローまで一貫したサポート体制が充実しており、また、全国に張り巡らされたネットワークでユーザー様へのリアルタイムな現場対応ができることも当社の強みです。

そして当社で働く最大の魅力は、自分が扱う製品が産業の発展や人々の暮らしを支えていることを実感できるところではないでしょうか。建設・産業・エネルギー・治水など当社の製品は「水」が関わるあらゆる分野で活躍しているため、仕事を通じて社会への貢献をダイレクトに感じられるはず。国家プロジェクトなどの大型案件の受注が決まったときは、当社の技術が認められたことへの誇りと、人々に快適な暮らしを届ける喜びを味わうことができます。

当社は2024年1月に創業100周年を迎えます。この記念すべき節目の年を笑顔で迎えるために、そしてさらに次の100年企業へ飛躍を遂げるために挑戦を続けております。引き続き営業所員のモチベーションアップと、働きがいのある職場づくりにも力を注いでいきたいと思っています。

I.Kさん

設計業務のデータ一元化プロジェクトを推進。試行錯誤の繰り返しが際立たせる面白さ

入社後は、開発部(現在の技術部)で下水道用水中ポンプの開発に2年間携わり、その後2年間は京都工場 設計グループでモータの開発を担当しました。以降も技術部と京都工場 設計グループを行き来しながら、既存製品の改善・改良や新製品の開発、お客様の要望に合わせた受注設計などの業務を通じて、技術者としてのスキルを磨いてきました。

ここ数年は、スムーズな生産活動を実現するための設計業務の効率化を担っています。その取り組みの一つがデータ一元化プロジェクトでした。たとえば、当社が提供する水中ポンプの「標準品」は使用可能温度が0℃~40℃なのですが、60℃で使いたいなど「準標準品」の注文もしばしば寄せられます。国内で使う「国内製品」、海外で使う「国際製品」もあり、製作図面や製品仕様などの詳細が、資料としてまとめられています。しかし、プロジェクト着手前は紙媒体・データが点在し、どこにどの資料があるか探しづらい状況でした。そこで、誰でもすぐに欲しい情報を入手できるデータベースの構築に着手。構想からシステムの立ち上げ、データ移行まで約3年かけてプロジェクトを進め、無事にリリースすることができました。現在も新製品の登録が行われ、営業がボタン一つで適切な生産仕様を選べる数が増えています。「受注業務がスピーディーに始められるようになった」と、評価を受けたときは本当に嬉しかったですね。

開発の仕事も生産に関わる管理業務も、どうすれば実現できるか構想を練り、設計・試作・検証を繰り返していく過程が一番面白いと感じます。もちろん一筋縄ではいきませんが、さまざまなハードルを乗り越えた先の達成感は格別。何よりも、自分の手がけた仕事が世の中に役立っている実感を味わえることが技術者の醍醐味ではないでしょうか。

私は2度の育児休業を経験していますが、復帰後に不安なく仕事ができたのは同僚のサポートのおかげです。子供のお迎えで早めに帰るときはヘルプをお願いできるなど、仕事を共有しながら進めていけたのは心強かったですね。会社全体でも働きやすい環境づくりを推進中で、さまざまな制度の充実が、長く働くための安心感につながっています。

これからも自分の意見を正しく明確に伝え、相手の状況も正しく受けとめることを意識しながら、設計環境の整備に力を注いでいきたいと思います。

S.Jさん

営業から広告宣伝へ。オリジナルのやり方でツルミブランドをより高めていきたい

大学では社会問題解決の為の地域活動について学び、関連する法律や教育、広報などの分野を幅広く勉強していました。就活の際には機械が好きで製造業を探していたところ、当時働いていた自転車ショップの常連さんから「ツルミがいいよ!」と当社を勧められ、迷わず会社説明会に参加。社会が大きく変わっていく中で、水と人との普遍的なテーマを謳う当社の理念に感銘し、入社を決めました。

はじめの3年間、地元の福岡産機営業所に配属されて営業活動に取り組んでいました。私の営業スタイルは少し変わったもので、価格や納期の説明だけではなく、デザインや、ユーザーのことを考えたこだわりの仕様など、私自身がいいなと感じた “推しポイント”をアピールしていました。自分ならではのアピール方法でお客様の心を動かし、受注へ繋げていく中で、このスタイルをもっと追究したいと広告の仕事を志望するようになり、上長との面談で思いを伝え続けました。さらに、過去のノベルティにあったポンプのミニチュアを実際に使えるようプライベートで改造したところ、当社のSNSで取り上げられて一般の方々からも多くの反響が。これらが広告宣伝課に伝わり、異動のお声がけをいただきました。

現在のメイン業務は製品カタログの制作で、売りたいポイントやこだわりの仕様などを営業・技術の両チームにヒアリングし、カタログコンセプトの決定、デザイン会社へのディレクションまで全てに携わっています。複数の部署から情報収集してまとめる過程ではさまざまな苦労がありますが、完成したカタログを見た瞬間の喜びは何ものにも代えられません。また、カタログ制作にあたっては、お客様への説明を想定した営業目線での制作を心がけており、これまでの営業経験を活かせる場面がたくさんあることもやりがいになっています。

当社のポンプは多くの現場から「頑丈で高品質、手厚いアフターフォロー」と国内外のお客様から高い信頼をいただいています。今後も広告の立場から、そんなツルミブランドをより一層高めていきたいと思います。

M.Rさん

学生の方へメッセージ

●I.Kさん
働きがいのある会社かどうかを見極めるために、興味のある会社のWEBサイトで、会社が取り組んでいることや目標をチェックしてみましょう。当社ではCO2排出量を削減した製品開発や、環境負荷の少ないハイブリッド車を社用車に導入するなど、さまざまな環境に対する取り組みを進めています。このような風土のもと、お客様にも仲間にも誠実に接し、目標の達成に前向きにチャレンジする人が活躍しています。

●S.Jさん
私は「完成品を作る会社で働きたい」という思いで企業研究を進める中で当社に出会いましたが、その会社の製品やサービスに興味を持てるかどうかは大切な軸になります。会社見学やインターンシップなども活用し、先輩から話を聞いて働くイメージや職場の雰囲気をリアルに掴んでください。ちなみに、当社では自分が実現したいモノの完成像をしっかり持ち、周囲とすり合わせながらカタチにしていける技術者がたくさん活躍しています。

●M.Rさん
やりたいことを明確にした上で、将来その会社がどうなっていくか、自分はどうしているかを想像しながら企業研究を進めてください。学生時代はゼミやアルバイトなどを通じて社会人と触れ合う機会を作ってほしいですね。気おくれせず、目上の人と同じ目的に向かって行動する経験が、将来必ず役立つはず。当社でも自分の意見を持ち、周囲を巻き込みながら実行できる人が高く評価されています。

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歴史ある機械メーカーであるために堅いイメージを持たれがちだが、実際は新しいことに積極的に挑戦する仲間が集い、フラットに意見交換できる風通しの良い風土がある。

マイナビ編集部から

大正13年創業の鶴見製作所は、水を守り、水をコントロールする技術を100年に渡って追究してきた。建設現場で雨水や湧水をスピーディーに排水する、工場で適切に水処理を行う、大雨や台風時に川の氾濫や浸水被害を防ぐなど、実はさまざまな場所で、私たちの暮らしを支えるために多種多彩なツルミのポンプが活躍し、日本発のブランドとして海外でも存在感を発揮している。

今回の取材で印象的だったのは、「やりたいことを実現できる会社」と3名の先輩が口を揃えて話してくれたこと。「ストップをかけられたことは記憶にある限り一度もありません」とS.Jさんも断言するように、自ら行動する人を応援する社風が根付き、能力を最大に発揮できる人材育成制度や努力を正しく評価する仕組みもしっかり整えられている。こうした環境が社員の成長を力強く後押しし、お客様の課題を解決する高い提案力と、どこにも真似できないオンリーワンの技術力につながっていると感じた。

2024年に創業100周年を迎えた同社では、「For The Earth, For All The People 地球のために、かかわるすべての人のために」をブランドスローガンに、次の100年に向けて「社会」「環境」をメインの課題とした活動をスタートしている。水中ポンプを通じて持続可能な社会の実現を目指す鶴見製作所。これからの100年、さらにその先へと挑戦は続いていく。

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大阪本店とツルミ東日本ロジスティック(宇都宮)では「再生可能エネルギー100%電力」を使用。開発から生産まであらゆる事業活動において環境負荷の低減に努めている。

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