(株)ユーハイム

現在所属している購買課では、当社の商品に使用する箱やフィルムなどの資材やお菓子の材料の購買先の選定、イベント商品の展開予定数の集計、海外製品の輸入、海外店舗で販売している商品の輸出業務を行っています。
その中で私は資材の購買先の選定、商品集計、輸出業務等を中心に行っています。
取引先選定では複数の資材メーカーの規模や得意なこと、工程などを加味して選定する必要があるため、考えることが多く大変なこともあります。
しかし、企画・設計に近い段階からお菓子づくりに関わることができるため、面白く思います。

資材に関わる業務に就いてから今年で6年目になるのですが、その中での成長を感じたことです。
配属当初は資材の知識が全くなく大変苦労しましたが、次第に資材の種類や材質、各メーカーの生産についても知識を深めることが出来ました。その他にも工場勤務の経験も活かして、取引条件に組み込む、資材メーカーと相談するなど現職の業務に取り組むこともできていると実感しています。
また、様々な業務を行う上で業務がより楽になるようなシステム作り・修正も並行して行っているのですが、私だけではなく他の方にも実際に使用してもらい、業務効率が上がった時は嬉しく感じます。

購買課は利益を生まない部門ということもありますが、どうすれば当社の利益につながるかということを意識しながら仕事をしています。
購買先選定の際には製品の単純な価格面でのメリットが目につきがちですが、品質の悪いものや供給不足が出てしまった場合には工場に手間をかける上、余計な費用も掛かってしまいます。
製品の品質や供給能力に不足がないか、企画部門や実際に使用する工場で不都合がないか等、最終的なリスクを考えながら総合的に判断することを心がけています。
また、決定した取引先に迷惑をかけないことも心がけています。商品集計を行った後、実際に納品・商品が生産されるであろうスケジュールと取引先の納期・生産予定を考慮したスケジュールを意識しています。

責任感のある方、スケジュール管理の出来る方と仕事をしたいと思っています。
購買課は比較的上流で仕事を行う部門であるため、様々な部門と相談・調整を行いながら業務を行うことになります。企画部門が相手であれば、製品の仕様が決定しなければ購買先の選定を行うことも出来ませんし、営業部門であれば予定数を出していただかなければ手配も出来ません。工場でも製品の手配をしていただかなくては当社の商品を作ることができません。
部門ごとの業務、担当している業務ごとに期日があることをきちんと意識し、責任をもって行わなければ、会社全体だけではなく取引先にも大きな迷惑がかかってしまいます。

就職活動では慣れないことも多く、不安になることも多いと思います。趣味など適度に息抜きをすることも大切です。ふさぎ込んでしまうと本来の実力も魅力も伝えられなくなると思います。
就職活動は多くの業界、企業を知る絶好の機会であり、多くの情報、価値観に触れて新しい考え方が得られると思います。今はまだやりたいことがおぼろげでも、次第にやりたいことが見えてくるかと思います。就職活動を終えた際に、やりきったなと思えるように頑張ってください。