最終更新日:2024/10/9

(株)ベルーナ【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • 通販・ネット販売
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 広告
  • 出版

基本情報

本社
埼玉県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分の可能性に枠を設けることなく、活躍領域をどんどん広げられる環境がココに!

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不可欠な存在として輝きを放つ中堅社員にフォーカス!

今回は、入社11年目のHさんにインタビュー。ベルーナに入社したきっかけやこれまでの歩み、それぞれの仕事のやりがい、今後の目標など、いろいろな切り口で語っていただきました。

◆H.Jさん
マーケティング本部 マーケティング室
芸術工学部卒
2013年入社

先輩の活躍風景

関連部署のスタッフと電話でやり取りしているHさん。「辛かったことも含めて、培った経験の全てが自分にとってはかけがえのない財産となっています」
プライベートでは2歳になるお子さんの子育て真っ最中。「休日は家族とのんびり過ごしています。今は子どもの成長が何よりの楽しみであり、頑張れる原動力です!」
年次やキャリアに関係なく、誰もが対等に意見をやり取りできる風通しの良い環境から、既成概念にとらわれないアイデアが生み出される。

仕入れの仕事内容を聞いて、「面白そう!」と感じたのが入社の決め手。

モノづくりが好きなこともあり大学では芸術工学部に在籍し、家具のデザインを専攻していました。学校にはいろいろな設備や工具などを取り揃えた工房もあって、デザインだけではなく、実際に自分たちで家具製作にも取り組めたことが面白かったです。企業研究では家具メーカーはもちろん、専門商社など広い視野でさまざまな企業を見ていました。ベルーナとの出会いは企業見学会だったのですが、通販総合商社として多岐にわたるアイテムを取り扱っている点に興味が湧き、より詳しく会社について知りたいという気持ちが深まりました。家具も取り扱っているので大学で学んだ知識を活かせるチャンスがあると思いましたし、「多種多様なモノを扱っているということは、濃い経験が積めるに違いない!」と感じたんです。また、先輩社員とお話しさせていただく機会があり、仕入れ(デリバリー)担当の仕事内容で、商品の予測には過去10年分のデータ、県別の受注状況、天候や気温まで加味することがある。と聞き「これは面白そうだ!」と思ったのが、最終的な入社の決め手でした。

入社後は1週間の全体研修の後、店舗事業部に配属となりました。所属部署では主に、実店舗で販売されるアパレル商品の企画・開発とカタログ製作を行っています。私が任されたのは、入社の決め手にもなった仕入れ担当。需要予測や発注管理、納期管理、在庫管理、取引先との交渉など、業務内容は多岐にわたります。レディースファッションに関する知識も全くないところからのスタートで、最初のうちは仕事の進め方を覚えると同時に、基本的な知識を習得することにも必死でした。私が質問すると自分の仕事の手を止めて、時間をかけて丁寧にいろいろなことを教えてくださった先輩方には本当に感謝しています。

仕入れ担当としての一番のやりがいは、自分の予測とお客様の需要が合致した時。街中や電車の中で担当している商品を着用いただいている方を目にすることもあり、その時はすごく嬉しいです。また、実店舗研修では、販売スタッフも経験し、いろいろなお客様とお会いしてコミュニケーションを図ることが出来ました。会社の中で仕事をしているのとはまた違った刺激がありましたし、自分の中に新しい引き出しが一つ増えたような感覚でした。

少数精鋭チームのリーダーとして、新ブランドの立ち上げプロジェクトに挑戦。

他部門でメンズチーム長を約1年務めた後、2019年3月には、新事業チームの発足に携わりました。その少し前から、社内では中~高価格帯の商材を扱う新たなブランドを立ち上げる動きがあり、本部長から直接、私がそのプロジェクトチームのリーダーを任命されました。メンバーは私の他に若手社員が2名の3人チーム。「中・高価格帯のアイテムを支持してくださる、ベルーナの新たなファンを増やす」というテーマを軸に、コンパクトなチーム体制によるゼロからの挑戦が始まりました。

ベンチマークしていたイメージが近い他社のブランドの研究からスタートしたのですが、新ブランドのコンセプトを煮詰めていくための情報収集が大変でした。とにかくあらゆる人脈を頼りながら様々な方とお会いし、話をお聞きしました。また、過去数年分のカタログを取り寄せ、良いアイデアやヒントはないかとくまなく目を通しました。メンバーでアイデアを出し合って意見をやり取りし、役員の方々にもバックアップしていただきながら固まったのは、「より上質で少し価格の高いアイテムを求める50代の女性客を獲得する」というコンセプト。新ブランドの名称も若手社員の意見を取り入れつつ、納得感のあるものに決定しました。

カタログの発刊が2020年夏だったのですが、コロナ禍の巣ごもり需要も追い風となり、売れ行きは好調で、結果的に10万人弱の新たなお客様を獲得することができました。ゼロから新ブランド立ち上げというミッションを成し遂げて実感したのは、それまでいかに自分たちが上司をはじめ、周囲の人たちに手厚く守られていたか、ということ。もちろん達成感はありましたし、これ以上ないほど中身の濃い経験となったことは事実ですが、取引先にご迷惑をかけてしまうなどの反省もありました。それらの反省点やミスをしっかりと振り返り、今後に活かさなければならないとも強く感じました。

どんな立場になっても、チャレンジする姿勢は忘れない。

今年の4月からは、マーケティング室の一員になりました。顧客リストをベースに、どんな方にどのようにカタログを配布すれば売上の最大化につながるのかを検証しており、異動してきてまだ半年余りですが、いろいろなアプローチの仕方があるなとこの仕事の奥深さを日々実感しています。それまで携わってきた仕事とは真逆といえるほど業務内容は異なりますが、いち新人のようなフレッシュな気分で仕事と向き合えていますし、新たな知識やノウハウが自分の中に着実に蓄積されていく喜びを楽しんでいます。

マーケティング室には30名程が在籍しており、個々のスキルの高さに加えてメンバー間の横のつながりも非常に強固。情報の共有はもちろん、その時々の状況に応じて柔軟にフォローし合う風土がしっかりと根付いています。さまざまな経験を積んできた社員の集まりなので、一緒に仕事をすることでいろいろな刺激ももらえています。また、現在私には2歳の子どもがいるのですが、マーケティング部には私と同じように小さい子どもを育てながら働いている社員が多くいます。子どもが急に熱を出した時には在宅ワークに切り替えてもらったり、病院に連れて行ってから出社することができたりと、子育てに理解があるのも非常にありがたいです。

当社の一員となって早いもので11年目となりましたが、これまでを振り返って改めて強く感じるのは、当社は若手のうちから大きな裁量を与えてもらえる、ということ。熱意を持ってやりたいことを伝えれば、「よし、やってみよう」と背中を押してもらえますし、前向きに挑戦したうえでの失敗を責められるようなこともありません。「一勝九敗」の精神で、失敗から学び成功に向けて成長します。この先もどんな経験が積めるのかとワクワクしています。今後も自分の可能性に枠を設けることなく、どんな立場になってもチャレンジする姿勢は忘れないでおこうと決意を新たにしています。

学生の方へメッセージ

新卒での就職活動は人生で1回のみ。自分の歩んできた道のりを誰かにアピールする機会はそうそうありませんから、前向きに捉えて頑張ってください。面接官からのさまざまな角度での質問に対して、「自分のことに興味を持ってくれている」とポジティブに捉え、思い切り楽しんで自分をアピールしましょう。そのうえで当社に興味を持ってもらえたら嬉しいです。当社の多彩な事業に関して調べていけば、その面白さが見えてくるはずです。説明会やWeb媒体などを通して、積極的に情報を集めてみてください。

ちなみに私はワインや営業に携わりたいとの希望をもって入社しました。しかし、最初は考えてもみなかったアパレルの企画・仕入れに携わることで、自分の視野が大きく広がったと手応えを得ています。もちろん、いつかはワイン通販にもチャレンジしたいという希望は持ち続けています。おそらく、新卒でいきなり配属されてもできることには限界はあると思います。しかし、売り上げや利益などの数字の管理を十分に経験し、マネジメント面に関して磨きをかけてから異動できれば、好きなワインに対してより深く入り込んでいけるのではないかと思っています。これから入る皆さんも、当社らしい多様な部署に視野を広げ、長い目で見たキャリア形成を意識してほしいです。

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埼玉県上尾市にあるアリコベールオフィス。一人ひとりが自分らしく活躍できるように力強く背中を押してくれる上司や先輩ばかり。挑戦者として活躍できるフィールドがある。

マイナビ編集部から

通信販売をはじめ、さまざまな事業を展開している「通販総合商社」ベルーナは、アパレルや食品、ワイン、インテリア、健康食品、化粧品など、実に多岐にわたるアイテムを広く世の中に送り届けている。カタログ通販のイメージが強いが、近年はECサイトに注力しており、若い世代に向けた新ブランドの展開もスタート。また、店舗販売や物流、不動産など多様なフィールドに広がっており、社内で異動をしたら、転職をしたような感覚になるほど違いの大きな業務に携わる可能性もある。挑戦を推奨する企業文化だけに、自分次第でキャリアを多角的に開拓できるのも同社の良さだ。

挑戦する社員を支える育成制度も整備されている。半年にわたる実務研修では、異なる事業の実務をジョブローテションで経験できるほか、本配属となったらOJT研修で実践的なスキルを伝授するとともに、ブラザーシスター制度を通して若手の悩みに寄り添ったサポートを展開。新人の“はじめの一歩”の歩幅を大きく取れるように後押ししているから、安心して仕事に集中できるだろう。

安心という意味では、本社勤務の場合は社員寮を用意。駅から徒歩5~10分の好立地に複数構えており、家賃は1万円からと破格。社員寮では部署の異なる先輩たちが生活しており、困ったときに面倒見よく支えてくれるという。埼玉・上尾での初めての暮らしも快適に過ごせるはずだ。

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人事担当の皆さんも元気いっぱい。若手社員たちに寄り添い、「挑戦したい」「成長したい」という思いを徹底支援してくれる。

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