桐生信用金庫

私は県外の大学へ進学していたため、初めは都内を中心に就職活動を行っていました。しかし、全国転勤を伴う企業が多く、地元での就職も考え始めた時に出会ったのがきりしんでした。もともと「人々の役に立てる仕事に就く」ということを軸に就職活動をしており、資金面や情報面で地域の活性化や人々の暮らしを支えることができる金融機関は、私の希望に適していると考えました。特に、信用金庫は営業範囲が限られており、転居を伴う転勤がなく、地域密着でお客さまとの距離が近いことが魅力でした。また、きりしんの人事担当者は金融機関特有の堅苦しさはなく、明るくアットホームな職場環境で働けると思えたこともきりしんを志望した理由の1つです。

現在は営業として、担当地区の個人・法人のお客様の資金調達や資産形成の手助けを行っています。特に、コロナウイルスの感染拡大が収束しない今、お客様との面談を重ねて、財務面の把握と経営改善に向けた取り組みがメインとなっており、信用金庫らしいお客様に寄り添った営業活動を行っております。

営業2年目の時、お客様より大掛かりな店舗改装を行って、心機一転事業に取り組みたいと話をいただきました。コロナウイルスの影響禍であるものの、お客様や家族の意思も強く、補助金を利用しての店舗改装を計画。事業計画書の作成や融資に向けて何度も訪問させていただきました。その後、無事リニューアルオープンでき、お客様から「小倉さんが担当で良かった。ありがとうございました。」と嬉しい言葉をいただいた時には、達成感を覚えました。また、努力の成果が形として現れたことを誇りに感じられ、自分の仕事にやりがいを感じました。

昨年より、営業担当はエリア営業から、コンサルタント営業に名前が変わりました。高度化、複雑化する地域の課題解決に特化した営業を実践し、地域金融機関としての役割を発揮することが求められています。課題解決型営業を実践するためには、課題に対応する能力が求められる為、今後も自主的な学習に取り組み、お客さまとWIN WIN な関係が構築出来る営業担当になりたいと思います。

就職活動中は、説明会や採用試験が重なり、学生生活で1番忙しい時期を過ごすと思います。不安な気持ちや、周囲の学生と比較し焦る気持ちもあると思いますが、就職活動を楽しむことが大事だと思います。就職活動では今まで知らなかった企業や、同じ業界を目指す学生との出会いがたくさんあります。毎日、不安や焦りに駆られるのではなく、新しい発見、考え方との出会いを楽しみ、前向きに取り組みましょう。そして、社会人になると学生の時よりも自由な時間が限られます。今しかできないことを考え、学生生活を楽しんでください。