最終更新日:2024/9/26

(株)メガチップス【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • ソフトウエア
  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品
  • 機械
  • 機械設計

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分らしいキャリアを築くことが、仕事を深め、社会への貢献になる

PHOTO

自分らしい働き方を貫く2人の先輩にインタビュー

時代に合わせた改革に取り組むメガチップス。在宅勤務や時短勤務、研修のオンライン化などの制度を利用して自分らしく働く2人の先輩に、自身の仕事やキャリアについて、話を伺いました。

■村嶋なぎ(写真右)
アナログ回路設計・開発部門
2020年入社

■山本真理子(写真左)
ITシステム運用部門
2008年入社

取材こぼれ話

在宅勤務だと相手の状況が見えないので今質問して大丈夫かな?と思うこともありますが、報連相は仕事の基本。タイミングと手段を使い分けてまめに行うようにしています。
今でも週に数日は出社していますが、大阪本社は新大阪駅から近く、雨でも傘なしでアクセスできるビル内にあるので通勤は便利。オフィスもキレイで居心地もいいですよ。
大阪本社内にある和室は、海外からのお客様のおもてなしの場であり、雰囲気を変えての会議にも有効。様々な面で柔軟な働き方・考え方を支える環境が整うのも当社の魅力。

回路設計の仕事はまだまだこれから。世の中・世界と繋がりながら仕事に向き合っています

就職先として当社を選んだ一番の理由は、合同説明会で話をしてくれた技術者の先輩が、とても楽しそうに仕事のことを語っていて良い印象を持ったこと。大学のシステム工学科で光ファイバーの研究をしていたこともあり、ハード寄りの企業だということも決め手になりました。

現在は、主に画像センサ用ADコンバータの検証業務を担当しています。検証作業は、進んでは戻っての繰り返しです。だからこそ、作業が進展した時の喜びはとても大きいですし、仕事へのモチベーションもあがります。

当社の製品を通じて社会に貢献するためには、技術者の考える研究と、世の中に必要とされる技術が一致していなければなりません。ですから、私たち技術者は、価格と性能のトレードオフを考え、そのちょうど良いポイントを見つけられるような回路を設計することが大切で、私自身も早くそうしたことに携われる技術者になりたいと思っています。

現在は、週2日程度在宅勤務をしています。在宅勤務中でも、ビデオ会議やチャットを使って先輩に質問や相談をすることもできますし、議事録の作成など、集中して一気に進めたい作業は在宅の日に行うなど、自分の仕事をうまくスケジューリングして、効率的に働けるように工夫しています。

また当社はグローバル拠点もあるので、海外の協力会社とのミーティングの機会は、私のような若手でもあります。英語で話したり、パワーポイントのプレゼン資料も英語で作成したり。私が普段仕事をしている方は、ネイティブの英語スピーカーではないので、会話が成り立たないということはありませんが、自分の考えを伝えるためにも英語力は必要なので、会社の語学学習支援制度を利用して英会話のオンラインレッスンも受講しています。少しずつですがリスニング能力も上がってきているように思います。

まずは、何よりも目の前の仕事を大切に。アナログ回路に関する知識や理解をもっと深めるため、社内の書籍や資料、アナログ回路を学ぶ学生が使う教科書などから知識を吸収して、試行錯誤しながら学んでいます。(村嶋)

ライフプランに合わせたキャリアの構築と、それを支える制度とサポート

2008年に入社し、新人研修が終わって最初に配属されたのは、システム事業部ハードウェアグループ。監視カメラの設計開発に関わる業務を4年ほど担当しました。その後、応用事業部でチップの応用検討・提案や、コーポレートマーケティング部で新規製品の立案に携わり、2016年11月から産休・育休を取得。1年半後に復帰し、同年11月から2度目の産休・育休を取得。前回と同様、1年半後の2020年4月に復帰しました。

現在所属する情報システム部は、給与や売上、財務など、事業運営に必要なシステムを統括する部門で社員から寄せられるさまざまな問合せに対応する業務を担っています。部内では、どんな問合せに対しても原則4時間以内に何らかの対応をするというファストリプライを掲げています。そして、問合せ対応と並行し、問合せそのものを減らすよう社内イントラの見直しなども進めています。問合せには部内だけで解決できないことも多々ありますが、他部署とも連携しながら対応に当たり、無事に解決できたときには大きなやりがいを感じます。

当社の在宅勤務は週2日までが目安ですが、私は子どもが小さいこともあり、上司と相談した上で週4日の在宅勤務、かつ1日6時間の時短勤務という形態で働いています。当社はコアタイムのないスーパーフレックス制度が導入されているので、在宅の日は通常の6時間に1時間プラスして7時間勤務にしたり、逆に子どもの用事がある日は4時間ほどの勤務時間にしたり、状況に応じて柔軟に調整しています。

それでも、日によっては問合せが重なることもありますし、子どもが急に熱を出して早退しなければならなくなるなど、予期せぬことも多く、周囲のサポートがなければこの仕事は務まりません。ですから、こうした制度や環境をありがたく享受しながら今は自分のできることに精一杯力を尽くし、仕事も家庭も大切にしながら自分らしいキャリアを築いていこうと思っています。(山本)

年齢も経験も異なる2人が考える、自分自身のこれからの   キャリア

今はまだ目の前の業務をこなすことで精一杯。先にも話した通り、業務を通していろいろなことを学びながら、自主的な勉強で知識やスキルを深めていくことが大切だと思っています。時間はもう少しかかりそうですが、技術者として専門性を高め、バランスが取れた汎用性の高い製品づくりに携われるようになりたいというのが今の私の目標です。
同じ部署に、憧れの先輩がいますが、その人は知識が豊富なだけでなく、業務の中でも細かいところにまでよく気がつく人。完成すればOKという観点ではなく、その途中プロセスで、もっともよい状態を数値レベルにまでこだわって検討する姿勢に驚きました。今はまだその人の背中を遠くから追っている状態ですが、いつか肩を並べて仕事ができるように、私も長く頑張っていきたいと思います。
(村嶋)

当社に限らず、今はどこの会社でも産休・育休から復帰する人が増えていますが、復帰する人にはそれぞれに理由があると思います。私は、いち社会人として人間性を高めるため。子どもが大きくなって社会に出て、何かしらの壁にぶつかったとき、自らの経験をもって話ができるようになりたいからです。もちろん、自分の子どもたちのためだけでなく、社内の後輩たちに対しても、当社なら仕事と家庭を両立し、自分らしいキャリアが描けるということを、身をもって示していきたいと思っています。そして、その経験やそこで感じたことを生かして、誰もが自由に、柔軟に働き続けられる仕組みづくりや福利厚生の見直しなどにも関わっていけたらと考えています。
今はまだ社内のシステムについて改善したいこと、すべきことがありますし、理想の働き方もできていると思うので、今の部署でしっかり経験を積んでいきながら、これから子供が大きくなるにつれて、復帰後の私のキャリアも再構築の時期です。忙しい毎日ですが、現在と未来をしっかり見つめながら過ごしていきたいと思います。
(山本)

学生の方へメッセージ

自分の大学にキャリアセンターがあれば最大限活用すること。私自身も、自分の思いや考えが希望する業界や職種に合っているかを客観的に判断してもらったり、面接でアピールしようとしていることを評価してもらうなど、キャリアセンターの方々にはお世話になりました。社会人は学びの連続ですから、もし先輩と直接話せる機会があれば、わからないことをすぐに聞ける環境か、支援やサポートも含めて学べる環境が整っているかも確認しておいてほしいと思います。あと、働き始めてから感じたことですが、大学で学んだはずなのにどういうことだったか思い出せない…ということがよくあります。学生のうちに自分が学んだことを整理して、必要なときに必要な知識や情報がすぐに引き出せるようにしておくと良いと思います。(村嶋)

未来の自分をイメージしてはどうでしょう。私のように産休・育休を取る方もいるでしょうから、その後の復帰率や、どんな制度を活用してどんな働き方をしているのか、実際に復帰した先輩から直接話を聞いてみるのもいいと思います。知り合いの先輩がいなくても、人事に相談すれば該当する社員を紹介してくれたり、話をする機会を設けてくれる場合もありますから遠慮なく相談してください。若いうちは特に仕事を覚えることに忙しく、並行して何かを学ぶことは大変です。ですから、語学など、いつでも学べることは学生時代に学んでおくことをお勧めします。(山本)

PHOTO
スーパーフレックスや在宅勤務など、自由で柔軟な働き方ができる制度が充実。今後も、会社の発展と社員の幸せを両立できるように考えていきたいと思います。

マイナビ編集部から

LSI産業は供給が需要に追い付かない状況であることから、今後さらに発展していく産業の一つだろう。その中でも独自の技術で付加価値を提供するメガチップス。在宅勤務制度やスーパーフレックス制度など、社員本位のさまざまな制度を設け、自由で柔軟な働き方を推奨している。仕事と家庭を両立する社員も年々増え、事務系の社員はもちろん、開発職でも現在育休中で復帰予定の社員が複数いるとのこと。その時々の状況や家庭の事情に応じて在宅勤務数も調整できる。

年間最大20日の有給休暇は1年間ストックでき、それでも消化できなかった分は1年につき5日を保存休暇として積み立てておくことが可能(最大40日)。在宅勤務制度やスーパーフレックス制度をうまく活用することで有給を温存できるため、直近の有給消化率は前年と比べて若干下がったというが、それは、自由で柔軟な働き方が無理なくできている証拠。

アクセス抜群のオフィス、資格支援制度など、長く働く上で気になるポイントはほぼクリアしているといっても過言ではなく、仕事に集中したい人やキャリアアップをめざす人には願ってもない環境だ。

最後に今回の取材を通じて、自分の意見や想いをしっかり言葉にして相手に伝え交渉していく姿勢が印象的だった。限られた時間の中で、最高の結果を出していくために、スピード感、こだわり抜く風土、気持ちの良い緊張感を感じられる会社だ。

PHOTO
プライベートな時間もしっかりと確保しながら、集中して仕事に取り組み、自分らしいキャリアパスを描いていく―そんな理想もメガチップスなら実現できます。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)メガチップス【東証プライム市場上場】の取材情報