最終更新日:2024/7/26

(株)ソラスト【東証プライム上場】

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東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

利用者さまとスタッフが、共に元気になれる現場を実現しています

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「ありがとう」の声掛けでパワーをチャージ

利用者さまのことだけでなく、共に働くスタッフ、事業所のことまで考えられる人材育成を目指している同社。仕事に対する想いや今後のキャリアについて、ソラストをけん引していく3名の先輩社員に話を伺いました。

介護事業本部 コンプライアンス部
T.H.さん/2010年入社(写真左)

東京介護ブロック 
A.A.さん/2013年入社(写真右)

東京介護ブロック 
A.M.さん/2016年入社(写真中央)

ソラストに入って成長した点は?

利用者様がほめてくださったとき、また先輩方から温かい言葉をいただいたとき、私も少しは成長できたのかなぁと思います。
以前は話をするのが本当に苦手でしたが、現在はコミュニケーション能力が格段に上がりましたね。今ではケアマネジャーや家族の要望にうまく対応できるようになりました。
私は家事がほとんどできなかったので、料理や洗濯機の使い方など細かなスキルを諸先輩方に教わりました。今ではだいぶ上達してきました。

現場経験を武器に介護事業所の環境整備をサポートしていきたい(T.H.さん)

私は元々介護業界を志望していました。幼少期から祖父母と暮らしており、祖父が介護サービスを利用していて、丁寧に支援して下さった介護福祉士の仕事を間近で見ていたこともあり、介護の仕事に興味を持っていたからです。介護業界に絞って就職活動を行っていたのですが、ソラストに興味を持ったのは、エルダー制度など研修が充実していることや、ケアワーカーから生活相談員へキャリアアップした人がいて将来像に重なったことが決め手になりました。この仕事に就いて最初に感じたのは自分の不甲斐なさでした。人と話すのは得意なつもりでしたが、ご利用者様と上手くコミュニケーションが取れなかったのです。お互いに知らない間柄で話が続かないのは当たり前なのですが、当時はそんな風に考える余裕もなく、悔しさでいっぱいになったことも。先輩方から「会話がうまくいかないならこうした方がいいよ」などの助言をいただき、少しずつ改善を重ねながら接し続けました。入社して半年が過ぎた頃、ご利用者様から「半年頑張ったわね」という言葉をいただいて、自分の努力をしっかりと見ていてくれる人がいることを実感し、とても嬉しかったことを覚えています。ご利用者様からの励まし、激励はとても嬉しくて、「私がやっていることの方向性は間違っていない」という自信が付いてきました。

入社後に生活相談員を経験し、7年目に所長代理に昇格、8年目で管理者に、そして9年目にはエリア担当に昇格しました。エリア担当では事業所運営のサポートがメインでした。利用者様の性格まで理解した上でサービスの提供ができているのか。マニュアル通りのサービスをしていた場合、教育という観点で現場に入ることもありました。
現在では、本部のコンプライアンス課に異動し、法務担当として現場をサポートする役割を担っています。具体的には、事業所が安定して運営できるように、労働環境の整備や感染症リスクの回避、また介護保険法に合った事業所運営ができるように指導する仕事です。利用者様と接する機会は少なくなりましたが、事業所で働いていた時に感じていた「現場で働く人の声」を反映することが私の役割だと認識し、これまで以上にソラストの介護を盛り上げていきたいです。

キャリアアップが早かったのが、モチベーションアップにつながりました(A.A.さん)

入社後2年間は介護職員として働いていました。送迎や入浴、排泄の介助、日常生活の支援が主な仕事です。最初は会話もスムーズにいかず、自分のスタイルを確立することに苦労しましたが、先輩の助言もあって乗り切ることができました。その後、入社2年目には生活相談員を経験。ご利用者様だけでなく、ご家族やケアマネージャーとの関わりもあり、コミュニケーション能力が鍛えられました。入社3年目に管理者となり、6年目には複数施設を管理するエリアマネージャーに、現在は会社の運営に携わるディレクターとして勤務しています。

今の仕事は施設の売上管理や、予算達成に向けて管理者と相談しながら実行してもらうことです。その他人材育成や職場の環境改善、生産性改善の施策立案なども行います。これまでは自分ですることを決めて実行していましたが、ディレクターとなった今は、自分が指示を出しスタッフに実行してもらう必要があります。人により受け止め方が違うので、言葉で伝える難しさを感じますが、人によって伝え方を工夫するなど常に考えながら接しています。

私の場合、介護職員からマネジメント職まで、早いキャリアアップを歩んできたなという感覚もあります。キャリア志向が強い方ではないのですが、当時の上司の期待に応えたいという思いでここまでステップアップしてきました。とはいえ、その分大変な部分もあります。責任感が強い性格なので、気付くと仕事のことばかり考えそうになり、切り替えが自分の中で今後の課題の一つになりそうです。

仕事で楽しいときは、ご利用者様と過ごす時間です。車椅子の方が歩けるようになったり、シルバーカーを使うようになったりと、目に見える形でADL(日常生活動作)が向上したときには、やりがいを感じます。
今後はもっと運営がしやすい仕組みをつくり、 スタッフの処遇改善に繋げていこうと考えています。現場のスタッフから管理職と、様々な現場を経験した強みを活かして、既存業務を定期的に見直し効率化を図ることで、社員の働きやすい環境づくりに力を入れていきます。

働きながら、世代を超えたつながりを感じられるのがうれしいです(A.M.さん)

私は入社時から、小規模多機能型居宅介護という施設に属しています。小規模多機能では、通所サービス、訪問介護、ショートステイの3つのサービスを受けることができます。通所サービスは送迎や入浴のお手伝い、レクリエーション、食事の提供など、ご利用者様の日常をサポートする仕事です。訪問介護では、利用者様のご自宅で生活支援や家事支援を行います。ショートステイでは、ご自宅と変わらない生活ができるようにサポートを行っています。
祖父がホームヘルパーにお世話になっていたこともあり、「誰かの生活を支えたい」という気持ちから、介護業界に興味を持ちました。その中で、ソラストの経営理念や働いている社員を見て、入社を決めました。経験や事前知識が全くなかったので、始めのうちは先輩社員に何度もサポートしてもらったことを覚えています。今でも感じることは、ソラストでは「仲間同士が支え合う一体感」が強く、職場の雰囲気は自信を持って誇れる環境だということ。ご利用者様は温厚な方が多く、初めからフレンドリーに接してくださったので、コミュニケーションで困った経験はほとんどなかったです。

ご利用者様もスタッフも年上の方になりますが、これまで聞くことのなかった演歌や歌謡曲を一緒に歌えるのも楽しいですし、料理などの家事を主婦歴の長いスタッフに教えてもらうなど、人生経験が豊富な人に囲まれた環境で勉強になることが多いです。私はご利用者様から見れば孫のような年齢かもしれませんが、それでも介護をする中で「あなたでよかったわ」と言ってもらえるとやりがいを感じます。ご利用者様との関係についても、スタッフとのやりとりに関しても、世代を超えたつながりができていくような気がして、とても楽しいし、うれしいですね。

入社してからは、2週間入社時研修を受講しました。入社3年目には、自分が担当したご利用者様のケア事例を取り上げて事例発表会の場で発表します。いろいろなサービスに配属されている同期のさまざまな事例を聞くことで、自分の仕事にも生かせています。

今後は社会福祉士の資格を取るのが目標です。まだ先にはなりますが、経験を積みケアマネージャーの資格にも挑戦したいですね。資格が取れたら、現場で働いた経験を生かし、ご利用者様だけでなくスタッフを支えられる存在になりたいです。

学生の方へのメッセージ

「就職活動で介護業界の企業研究を進めていくなかで、近年は、労働環境面も大きく改善されており、「働きやすく、満足度の高い職場環境を整えている企業もある」という点をぜひ知っていただければ嬉しいです。
当社も、そうした企業のひとつという自負を持っています。介護事業は、今後の成長著しく、大きな飛躍を見込んでいます。その中で福利厚生を充実させることにより働きやすく、満足度の高い職場を実現しています。また、介護事業の他にも医療事業や保育事業も有している東証プライム上場という点でも、従業員に安心感を持って働き続けることができると思っています。
また、企業研究をするなかでは、「どのようなキャリアが積めるか」も大切なポイントとなります。介護業界には、現場で利用者さまに向き合い続ける道の他にも、多彩な活躍の場があります。例えば当社では、施設長、エリアマネージャー、複数拠点を束ねるディレクター、本社などのポジションがあり、「多様なポジションに挑戦をしたい」という想いにもしっかりと応えられます。
当社の選考では、経験や知識は必要としていません。なぜなら、会社が資格取得支援制度や充実した研修制度を整えているからです。学部学科に関係なく、「会社と一緒に自らも成長したい」「介護分野でイノベーションを起こしたい」というチャレンジ意欲のある方とお会いできることを、楽しみにしています。
(採用担当)

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ソラスト全体では全国で約30,000人以上の社員が活躍しています。どの事業でも“人”こそが当社の最大の強みと捉えており、育成や環境・処遇の改善に力を入れています。

マイナビ編集部から

ソラストでは現在、医療事務関連事業、介護事業、保育事業、教育サービスを通して地域社会の発展に貢献を果たしている。中でも介護事業は大きく伸びている分野だ。基本理念である「自立支援と地域トータルケア」の実現を目指し、利用者さまの生活圏に有料老人ホームやデイサービス、訪問介護などの拠点をズラリと揃える。一人ひとりの人生に寄り添った介護サービスを提供してきたことが同社の信頼の源泉であると感じた。

新型コロナウイルスの影響による経済危機は介護業界にも襲いかかっている。実際、各社ともにステイホームの流れの中でデイサービス等での利用が減少した面はあったという。しかし、同社の場合、24 時間 365 日稼働する施設介護も有するなど、多角的に事業を営んできたからこそ、最低限のダメージで済んだという。地域トータルケアを実現するべく、1 つのジャンルにとらわれないバランスの良さが、不測の事態の中でも大きな武器になっているようである。

そんな同社の若手社員の多くは介護未経験でこの世界に飛び込んでいる。3 年間は若年層の育成期間と定めており、手厚いフォローを受けながら、どの若手も果敢に挑戦を重ねて成長を遂げている。同社は介護業界に対する先入観を払しょくするような社内制度作りにも精力的に取り組む。安心して仕事に集中できる環境がソラストには広がっていると感じた。

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”one team”この言葉が社内のどこにも根付いていることが分かる。1人じゃない。仲間との協働がソラストのサービスと文化を作っている。

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