最終更新日:2024/7/4

パーソルAVCテクノロジー(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 家電・AV機器
  • 自動車・自動車部品
  • 半導体・電子・電気機器
  • 受託開発

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様の期待値を超えるモノづくりに挑戦!

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モノづくりに夢中になれる、唯一無二のプロフェッショナルであれ

今回は、入社2~3年目にして技術の第一線で活躍するプロフェッショナル3名の仕事場を拝見。それぞれのインタビューを通して、パーソルAVCテクノロジーの「技術者像」を紐解く。

■中本 光玲(写真中央)2020年入社
所属:新規事業推進室 BIプロデューサー
出身:生命環境科学研究科 緑地環境科学専攻
2年目で社内公募にチャレンジし、新規事業のプロデューサーに抜擢。新たな自社製品の開発を進める。

■狩野 鷹也(写真左)2021年入社
所属:第八技術部
出身:情報工学部 情報通信工学科
1年目にして自社製品『AI みぞみるくん』プロジェクトに参加。大学での学びを活かし、AIエンジニアとして活躍中。

■阿部 慎平(写真右)2021年入社
所属:第五技術部
出身:生産電子情報システム技術科
若手ながら最先端の技術に関わる。「モノづくりへの情熱では誰にも負けない!」



先輩たちの1日に密着!

生物系専攻出身ながらメキメキと頭角を現している中本さん。「社内の委員会活動で新卒採用に関わるなど、幅広い仕事を経験できて本当に楽しいです」
AIに高精度な劣化診断を学習させている狩野さん。「自社製品の開発ではモノづくりの最初から最後まで携われたため、知識や経験値が上がったと感じています」
モノづくりの現場で最先端技術を駆使してアイデアをカタチにしていく阿部さん。「集中して業務に打ち込める当社で、情熱を胸に今後も研鑽を重ねていきたいです」

ソフト開発未経験から社内公募に合格し、新規事業のプロデューサーへ!

■入社した理由は?
大学院では昆虫の生態、特に外来種のテントウムシについて研究していましたが、その道で就職するなら研究職しかありません。そこで、昔からモノづくりが好きだった私は、もっと幅広く企業研究してみようと考えました。その過程で、「IT企業でありながらメーカーに近いモノづくりができる企業」に絞り込み、当社と出会いました。

■入社後、現在の仕事内容を教えてください
入社後は、主にレコーダーのソフトウェア開発を担当。大手電機メーカーのロングセラー製品だったため、新しい機能を追加する差分開発が中心でした。そこでの仕事も楽しかったのですが、「将来的にはイチから企画するようなプロジェクトにも関わってみたい」とも考えていました。

そこで2年目の秋、新規事業を推進する社内公募に思いきってチャレンジ。『地域の直売所の課題を解決するDX化』をテーマに在庫管理ができるスマホアプリを考え、社長や役員の前でプレゼンテーションしました。それが見事合格となり、現在は新規事業推進室のプロデューサーとしてスマホアプリを開発中です。まさか3年目でこんなチャンスに恵まれるとは思っていませんでしたが、「興味があればどんな高い壁でもチャレンジしてみよう!」「携わっている仕事に全力で取り組もう!」そんな姿勢が評価されたのかもしれません。

■今後の目標・展望をどうぞ!
ビジネスモデルのブラッシュアップなど、事業実現に向けてのフェーズでクリアしなければならない課題は山積みですが、専門性に長けた技術者たちと連携しながら、自社オリジナル製品を世の中に広めていきたいと考えています。
【中本】

大学時代の学びを活かし、1年目から自社製品のAI開発者へ!

■入社した理由は?
情報工学科でAIを研究した知識を活かすため、IT企業への就職を希望していました。当社を選んだのは、モノづくりを重視する姿勢に惹かれたから。「ワクワクするような仕事にチャレンジできるのでは」そんな期待感がありました。

そんな予感が的中したのは、入社1年目の後半です。企画段階だった自社製品『AI みぞみるくん』の開発を一緒にやってみないか?という話が舞い込みました。AIなら学生時代に学んだ得意分野ですし、「1年目からこんなプロジェクトに関われるんだ!」と、すぐに挑戦する意思を伝えました。

■入社後、現在の仕事内容を教えてください
『AI みぞみるくん』は日本初(2020年12月当社調べ)のハンディ型タイヤ溝計測器で、誰でも簡単にタイヤの溝と劣化を測定できる製品です。私はAI技術の部分を担当し、AIがプロの整備士に変わってタイヤの劣化状態を診断できるよう、試験を重ねています。AIに学習させるには大量のデータが必要なため、タイヤメーカーやガソリンスタンドに何度も通ってタイヤの画像を撮影するなど、アナログな努力も重ねました。AI学習の成果が上がり、AIが正確に「これは傷である」と判別できた時は、大きな手応えと達成感を得られました。

■今後の目標・展望をどうぞ!
『AI みぞみるくん』の販売は2023年夏を予定しています。展示会への出展など、大々的な自社製品の発売はこれが初めてなので、楽しみ半分、不安も半分です。上市すれば、お客様の反応を見ながらさらに進化させていきたいと考えています。
【狩野】

モノづくりを極めるには、知識と技術+コミュニケーション力が大切!

■入社した理由は?
私は職業能力開発大学校で、電気系の技術や知識に加えソフトウェアについても学んでいました。幼少の頃からモノづくりが好きで、プラモデルから始まり、マイコンで制御する製品を自作したこともあります。そんな経験や学びを活かした仕事に就きたいと考え、モノづくりの上流から下流まで携われる当社を志望しました。

■入社後、現在の仕事内容を教えてください
現在は、FPGAの設計を担当しています。これは従来のマイコンでは制御できない、高速処理が可能なICで、Iot家電や映像機器などに採用されています。今後ますます需要が高まる技術なだけに、最前線のモノづくりができるやりがいを感じています。

実際に仕事に携わって感じたのは、知識や技術だけでなく、コミュニケーション力の大切さです。2年目で初めてお客様と打ち合わせした際は、要求仕様書のさらに奥にある、潜在的ニーズを引き出すのにかなり苦戦しました。正しく要求をくみ取り、ゴールを明確化できてこそ、最適解が得られます。知識と技術にコミュニケーション力も兼ね備えてこそ、一流の技術者になれるのだと思います。

■今後の目標・展望をどうぞ!
ソフトウェアとハードウェアの橋渡しができるエンジニアになるのが目標です。それぞれ必要なスキルは異なりますが、両者の間に立って、今までにない魅力的なモノづくりを実現したいと考えています。
【阿部】

学生の方へメッセージ

【中本】自分の専攻から業界を絞るのではなく、最初は固定概念を持たずいろいろと幅広く見るように心がけてください。そして関心を持った企業を深掘りする際は、「自分自身と真摯に向き合い、大事にしてくれる会社かどうか」をポイントにチェック。私はITに関しては未経験で入社しましたが、一人ひとりのペースに合わせて勉強させてもらえたおかげで、仕事ができるレベルにまですぐに成長することができました。

【狩野】企業研究は、自分が納得いく企業と出会うために行う下準備です。私の場合は「モノづくりができる」「大阪が勤務地で、転勤の可能性が少ない」、この2つの譲れないポイントから企業研究しました。特に良かったのは、当社で開催された3日間のインターンシップです。事前に仕事内容や社風をしっかり確認できたので、入社後のギャップもありませんでした。

【阿部】まず「自分が何をしたいか?」をしっかり固めた上で、それを実現するためにはどんな環境が必要かを考えてみてください。私は勤務地と仕事内容を軸に、複数の企業をピックアップして調べていきました。またホームページなどで受けた印象を頼りにするのでなく、インターンシップへの参加などを通して、企業のリアルな姿を確認してください。



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広い開発室の中央に設けられた、ゆったりとしたソファスペース。誰でも気軽に利用でき、情報交換や技術交流の場として活用されている。

マイナビ編集部から

ソフトウェアとハードウェアを掛け合わせたシステム・ソリューションで、多彩なモノづくりを支援しているパーソルAVCテクノロジー。出身学部や個性もさまざまな人材が揃い、皆が一様に楽しく前向きに仕事に取り組んでいる姿が印象的だった。

その一つの要因として、働きやすい環境が挙げられる。例えばフレックスタイムやテレワークの制度は、いずれも自分の担当業務やプロジェクトに合わせて柔軟に活用できるのが特長だ。さらに年間休日は127日(2021年度実績)と多く、最大20日ある有給休暇も取得しやすいという。ワークライフバランスを取りながら、メリハリをつけて働ける環境が、個々のモチベーションアップに繋がっているのだろう。

また産休・育休の取得実績も豊富で、男性社員の育休取得率も比較的高め。復職率は100%で、復職前と同じく開発の最前線で活躍するケースもあれば、後方支援として一時的にキャリアチェンジできるなど、それぞれの希望に沿って無理なく働ける。時短勤務は子どもが小学校を卒業するまで可能、家族の用事やイベントの際はファミリーサポート休暇を取得できるなど、各種制度で誰もが働きやすい環境をサポートしている。

IT技術者としてスキルを磨きながら長く活躍し、自分自身のライフステージも大切にする。そんな理想の働き方を、この会社なら実現できると感じた取材だった。

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スキルアップの支援制度も充実。技術はもちろん、マネジメント、ヒューマンスキル、語学などの幅広い研修で、人間的にも大きな成長が期待できる。

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