(株)スギ薬局【スギ薬局グループ】

私がスギ薬局を目指そうと考えた理由は3つあり、1つ目は企業としての安定性です。店舗の8５％以上を占める調剤併設型ドラックストアは今後も需要が高まると考えられますし、長期的な指標である自己資本比率も業界ではトップクラスに高いです。
2つ目は福利厚生の手厚さです。4日以上の連続休暇を年２回は取ることが可能であり、「プラチナくるみん」を取得するほど高水準な子育てへの支援を行っています。全品10％引きで購入できるのも家計にやさしいです。
3つ目は自分にとって身近なドラックストアであったことです。集中的な店舗展開を行うドミナント戦略によって、日常生活の不可欠な存在として地域に根ざしています。

薬剤師として主に行うのは処方内容が正しいかの確認と調剤、薬の監査と投薬です。
処方箋に不備があるか、患者の希望に沿っているかを最初に確認します。そのあとはピッキングや一包化などの調剤を行います。最近では専用の機械が多くなりこれらの作業の手間が省けて楽になりました。そのあとはお薬に不備が無いかの監査を行います。数が違っていたり異物が混ざっていると大きな問題となるため最も神経をとがらせて作業を行います。最後は患者様と対面で薬の指導を行います。ただ渡すだけではなく患者の考えも理解しなければならないため、患者とのコミュニケーションは最も大切に行います。
最近では多店舗の応援行くようになりました。慣れない店舗なので戸惑うこともありますが店舗の方が親切に教えてくださるため自分の店舗と同じ心持で働くことができます。

やはりお薬を渡すときに患者様から患者の言葉をいただけるのが最も大きなやりがいです。とはいってもただお薬を渡すだけでなく、お薬の使い方を分かりやすく説明したり患者様の抱えている不安や疑問が解消されるように時間をかけて対応することが大切です。時にはお薬だけでなく終末期医療などの難しい内容も聞かれるため答えるのが難しいですが、感謝の言葉をいただけると励みになります。また、処方箋が無くても風邪や痛み止めに対しておすすめの市販薬についても聞かれることが多いです。自分で適切な薬を判断するため市販薬に関して正確な知識が必要ですが、貴重な経験だと感じます。
患者背景を聞き、お薬だけでなく生活の改善点などを説明することは大変ですがやりがいも大きいと感じます