最終更新日:2024/5/21

富士通グループ(障がい者採用窓口)[グループ募集]

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 情報処理
  • コンピュータ・通信機器

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 社会学部
  • IT系

幅広い知識でどの業界でも活躍できる人材に

  • H.Mizota
  • 2018年入社
  • インフラ&ソリューションセールス本部 SIer・組込インフラ統括部

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 営業で勝負する仕事
  • ITに関わる仕事
現在の仕事
  • 部署名インフラ&ソリューションセールス本部 SIer・組込インフラ統括部

Q.現在のお仕事は?

-数千円の品から数億円のシステムまで、幅広く扱う仕事-

500社以上ある富士通のパートナー企業の中からSIer(システムインテグレーター)1社を担当し、そのパートナー企業の顧客から寄せられる多種多様なニーズに、協業しながら応えていく仕事を担っています。お客様のニーズを踏まえて、課題解決策を提案しながら、取り扱う製品は、さまざまなメーカーの中から最適と思われるものを自由に選んでいます。
自社製のサーバやストレージといったハードウェア関連製品の提案販売を主に担当していますが、AI搭載システムによるビジネスソリューションなども含め、必要に応じてなんでも扱います。そのため数千円のバッテリー交換から数億円規模のシステム開発まで、担当案件の幅広さが特徴の一つです。
富士通の強みは、社内に何でもあること。その強みを活かし、案件に応じてそれぞれの技術領域に強い専門家を巻き込み、密に連携をとりながらチーム力で勝つビジネスプロデューススタイルをとっています。


Q.仕事で大変なことは?その経験を通して学んでいることは?

‐さまざまな技術や業界に精通し、どの業界でも活躍できるビジネスプロデューサーに‐

昨年の秋まではどちらかというとパートナー企業の要望に応えていくことがメインの業務でしたが、現在は部署を異動し、より積極的に仕掛ける動きが求められています。
私は担当のパートナーを一社丸ごと見ているので、その先にいるエンドユーザーのことを知らなければ仕掛けるタイプの活動はできません。エンドユーザーは製造業や流通業などの民間企業から教育機関、医療機関、地方自治体など千差万別です。幅広い業界知識と、それぞれで求められる技術についての専門知識をもっていなければ商談の場にすら立てないのです。
顧客のウェブサイトで公開されている中期経営計画などをチェックしながら、業界全体のトピックや技術トレンドを調べつつ、「どのような提案が刺さるのか?」をパートナー企業とともに模索しています。技術支援など専門スタッフのサポートはありますが、窓口役となる自分がきちんと理解していないと話が進まないので、毎回とにかく勉強です。確かに大変ではありますが、普通に暮らしていたら決して関わることのない業界の中身を知ることができるので面白いです。


Q.ご自身の成長を感じるシーンはありますか?

‐細かくPDCAを回す、アジャイルのスタイル‐

現在の部署で結果を残すためには、仮説提案によるビジネスプロデュース力が求められます。これは手元にあるさまざまな情報をもとに顧客の課題と解決策を仮説立て、こちらから能動的に提案していくというものです。明確なオーダーがあるわけではないため、アジャイル型のビジネスプロデュースとでもいうべきでしょうか、PDCAを回しながら提案の確度を高めていくほかありません。顧客にぶつけてみて、どこに関心を示しどこの反応が薄かったかを見て、わからないことがあれば率直に「教えてください」と聞く。こうした積み重ねにより少しずつ顧客理解とリレーションを深めながら潜在的ニーズを発掘し、顧客が本当に必要としているソリューションにつなげていきます。
そのために必要なのは、何もないところからゴールを設定し、そこに至るまでのストーリーを設計する力です。正直なところ、入社後しばらくは与えられた仕事をこなすことで手いっぱいで「自分はこうしたい」という意思を持ってやれていなかった部分がありました。しかし今4年目になってその設計力と、プランの実行力が少しずつ養われてきていると感じています。


Q.仕事をする上で心がけていることは?

-サポートを当たり前と思わず、周囲との信頼関係を築いていく-

私は目が不自由で、例えばお客様訪問時に担当の方がいらしてもすぐに気づけません。そのため当初は「どうしよう」という戸惑いもありましたが、同行している技術支援の人が察して「あの方だよ」とそっと耳打ちしてくれたり、まわりが自然とサポートをしてくれます。その他にもチーム内で共有する資料を私が識別しやすいような文字表記に変えてくれたり、自然光が苦手な私のために何も言わなくてもカーテンやブラインドを閉めてくれたり・・・。
とはいえ、一方的にサポートを受けるだけでは、仲間も「こいつと一緒にがんばろう」とは思えないですよね。ですから私は、まずは自分が配慮に値する人物だと思われるよう心がけてきました。
配属当初は右も左もわからない新人ですから、ちょっとした雑務が多いんです。そういうところからとにかく手を抜かず、与えられた仕事を誠実にやっていこう。そうすれば周囲との信頼関係も自然とできていくのではないかと考え、意識的に取り組んできました。その成果もあって、今のお互いに遠慮なく意見が言い合えるような関係性が築けたのではないかと感じています。


新しく仲間になる人たちへのメッセージ

個人的に、就職活動は「ダメでもともと」の精神でまずは挑戦していった方がいいと思っています。富士通は、たとえ障がいがあっても本人の希望を考慮しながら「どうしたらできるか」を一緒に考えてくれる風土があります。だから「社会人になったらこうしたい」とか「実はこういう不安がある」といったことは、どんどん伝えていくべきだと思います。どこの会社にせよ、自分がやっていきたいことを大切にして言葉で伝えることができれば、結果がどうあれ納得のいく就職活動になると思います。
皆さんもこれまでの人生でさまざまな挑戦をされてきたと思いますが、その経験は、必ずこの先を生き抜く糧になります。これから臨まれる就職活動や社会人生活の場でも活きるはずです。がんばってください。


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