最終更新日:2024/4/19

ナガイレーベン(株)【東証プライム上場】

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現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • アパレル(メーカー)
  • 繊維
  • 日用品・生活関連機器
  • 医療用機器・医療関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

医療人・介護人を快適に美しく彩るウェアを、製販一貫体制で届けていく

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中堅&若手営業が語る!ナガイレーベンの営業職の醍醐味

メディカルウェアの老舗メーカーとして、医療業界を力強く支え続けるナガイレーベン。入社16年目のT.Oさんと5年目のY.Sさんから、同社の営業職のやりがいや社風について語ってもらった。

■ T.Oさん(写真左)
営業本部 本社営業部2課 主任
経済学部 経済学科卒業/2008年入社

■ Y.Sさん(写真右)
営業本部 本社営業部1課
文理学部 社会学科卒業/2019年入社

ナガイレーベンの仕事について

お客さまの声を拾い上げ、社内にフィードバックすることも営業の仕事。多くの商談を経験する中では、昔はなかった度胸や交渉力なども身に付いてきました。(T.Oさん) 
100年以上培ってきたノウハウが詰まっている当社のウェア。品質・機能・デザインの面からも、現場のニーズを捉えた商品を提供できていると実感します。(Y.Sさん)
当社で扱っているメディカルウェアや介護ウェアは、年間600万着以上。特注仕様などにもきめ細やかに対応しており、ユニフォームから医療・介護業界を支えています。

フットワークを大切に、お客さまと信頼を築けることが何よりのやりがい【T.Oさん】

就職活動では業界を問わず、その分野で「堅実な実績を誇る企業」に注目し、そのうちの1社が当社でした。医療業界に向けた製品を手掛ける当社の事業を見て「人の役に立っている実感を得られる仕事だ」と感じて入社を決意しました。

新人時代の4年間は東京本社に従事。先輩たちに社会人としての基礎を教えていただきつつ、千葉エリアの大学病院から小規模なクリニックまで、さまざまな病院を回り、お客さまとの信頼構築に努めました。
5年目には初めての異動を経験し、福岡支店に配属。フレッシュな気持ちで、新たな取引先と一から関係を築いていきました。序盤は方言の理解に苦労しましたが、営業スタイルは変えることなく、こまめに顔を出すことを大切にしながら得意先との信頼関係を深めていきました。熊本と鹿児島を担当していたので、出張と内勤を組み合わせながらメリハリのある営業活動を経験できた実感がありますね。

8年目には東北支店に異動しましたが、病院の統廃合や新設が続いていた時期と重なり、ここではイレギュラーな対応も多く経験しました。また、同時に主任の立場をいただき、初めて後輩の育成に取り組み始めた時期でもあります。福岡や仙台での暮らしは本当に充実しており、私や家族にとって土地土地の特色を楽しむ良い体験になったと思います。カレンダー通りの勤務なので、週末のたびに近隣の観光を楽しむこともできましたし、人生もキャリアステップも豊かなものに変化してきたと感じます。

昨年から東京本社に戻っていますが、コロナ禍による衛生意識の向上を起因に、洗濯に強く長持ちする製品を評価いただける機会が増えています。当社のユニフォームは「買取」「洗濯付きのリース」という2通りの方法で提供していますが、洗濯の手間がないリースのニーズも高まっている実感がありますね。

私が営業として何より大切にしているのはフットワークです。こまめにお客さま先を訪問し、ニーズに合致する商品を紹介し、丁寧に説明するように努めています。採用を決めていただける瞬間や、後日「着心地が良いよ」「このウェアにして良かった」といった評判や感想をいただけたときに、日々の仕事のやりがいを感じますね。異動後、後任の担当者から「Oさんは元気にしているか、とお客さまが気にされてましたよ」と聞くこともあり、そういった瞬間はお客さまと信頼関係が築けていたことをうれしく思います。

医療業界に貢献できる仕事。取引先との関係構築に努めつつ、プレゼンでも活躍中!【Y.Sさん】

大学では社会学を専攻し、軽音楽サークルで音楽活動に力を注いでいました。モノづくりや洋服にも興味が強かったことから、就職活動ではメーカーを志望。なかでも当社はニッチな市場に特化しており、医療業界に貢献できる点が大きな魅力となりました。最終的に、社員の皆さんの人柄やアットホームな雰囲気にひかれ、「ここに入りたい」と感じて入社を決めました。

入社後は3~4カ月間程度の新人研修が実施されます。通常業務からマーケティング、企画、総務など社内の部署をひと通り体験したほか、秋田にある自社工場では、当社の縫製技術の高さを再認識する機会を得られました。配属後は1年間、先輩に付いて回りながら営業活動の流れやノウハウを習得します。当社の取引先は、「代理店(リネンサプライ業者、地域のユニフォーム店、医療機器の販売会社など)」であり、「病院」へ販促活動を行います。私の場合は、普段は病院を回って使用感をリサーチしたり、新商品のご案内をしたりすることが多かったですね。

2年目の秋からは正式に自分の担当を持ち、単独で訪問活動に出るようになりました。アポイントに合わせて柔軟にルートを組み、週3~4日は社用車で千葉や埼玉エリアを回っています。商品の説明会等でプレゼンの進行役を任せていただくことも多く、噛み砕いて説明する力や人前で話すスキルも鍛えられています。また、社用車での移動が多いので、運転スキルも入社後に身に付いたものの1つですね。

ありがたいことに当社のメディカルウェアをご存知のお客さまも多く、営業活動は比較的しやすいです。なかには「ナガイレーベンのウェアを着てキャリアを積んできた」という方もいたりするので、自分たちの仕事が医療業界に貢献できていることを実感する機会も多々あります。

当社では営業活動のほか、取引先への貢献につながるプロジェクトも実施しており、職業体験の一環で地域の子どもたちに無料で白衣を貸し出したり、大手化粧品企業と一緒に看護師さん向けのビューティー講座を開催したりとさまざまな企画を展開しています。私自身は子ども向けのプロジェクトに参加できたことが心に残っており、キャラクターの着ぐるみを連れて小児病院を訪問し、闘病中のお子さんや親御さんに非常に喜んでいただくことができました。製品はもちろん、さまざまな活動を通して社会に貢献できるのも当社の魅力の一つです。

2人の先輩の今後の目標/学生の皆さんへのメッセージ

――今後の目標を教えてください。

T.Oさん/昨年から東京本社に戻り、現在は横浜・川崎エリアを担当しています。場所は変わりましたが、今までと同様、困ったときには頼っていただき、時には融通を効かせあえるような良好な関係をたくさんのお客さまと築いていきたいです。福岡や仙台には「支店長になって戻ってきて」と話してくださるお客さまもいるので、将来はそうしたことも実現できれば嬉しいですね。職位や年次が上がっても、変わらずフットワークは大切にしていくつもりです。

Y.Sさん/次なるステップアップとして私が目標にしているのは、同じ課の先輩の姿です。先輩は誰に対しても誠実に接する方で、取引先からの信頼も厚く、「営業としてこうなりたい」と思う瞬間が多々あります。お客さまのニーズをより的確に掴めるようになることも、目下の課題です。新人時代はがむしゃらに数をこなす営業をしていましたが、ここ1年は病院別に営業戦略を考えるようになり、効率性も考えて動けるようになってきました。中長期的に目標を掲げ、計画的な訪問活動を行っていきたいです。

――学生の方へのメッセージをお願いします。

T.Oさん/当社の営業は「どの病院にどんな提案をするか」という営業計画を自分で立てられるので、やりがいを感じやすいと思います。特別な知識は必要ありません。私自身も洋服は好きでしたが、生地や縫製の知識は全くなく、商品を扱いながら学んできました。社内には互いにフォローしあう風土が根付いているので、失敗しても心配は要りません。新人時代には「特注のユニフォームが指示と違う形に仕上がってきた」というトラブルを経験しましたが、上司がすぐに一緒に説明に出向いてくださったことが心に残っています。

Y.Sさん/入社前は「目標数字がプレッシャーになるのではないか」「新規の飛び込み営業もするのだろうか」といった心配もありましたが、当社が長い歴史の中で築き上げた信頼や認知度の高さのおかげで、新規の営業にも果敢に挑戦することができました。また、成果が上がらないときは上司も一緒に改善点を考えてくれるなど、前向きに成長しやすい環境だと感じます。今はお客さまのニーズをヒアリングしながら、より良い商品を提案できることに楽しさを感じています。自分でスケジュールを組めるのでプライベートも充実していて、休日は音楽活動を通してリフレッシュしています。

学生の方へメッセージ

当社は一つの目標に向かって、一致団結して走りつづける――そんな“和”を大事にする文化が根付いています。だからこそ、チームワークを大事にする人達に集ってほしいと考えています。

メディカルウェアや医療に関する知識面に関しては、入社してから身に付ければ問題ありません。当社では、新人に対しては3~4カ月程度の研修を施しています。その中で、本社内での座学のほか、秋田の工場と物流センターでの実習、品質や繊維に特化した研修なども開催しています。配属後も1年目終了まではOJT期間とし、担当を持つのは2年目からです。学ぶ気持ちがあれば、着実に成長できる場を用意しながら、多くの若い力との出会いを待ち望んでいます。
<採用担当>

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「当社では人柄重視の採用を行っています。面接では自分の言葉で語っていただければ幸いです。より多くの学生さんとお目にかかれることを楽しみにしています」(採用担当)

マイナビ編集部から

メディカルウェアの専門メーカーとして、108年という歴史を誇るナガイレーベン。同社のウェアは医療従事者の仕事のしやすさに特化しており、機能性・快適さ・洗濯耐久性などを兼ね備えているだけでなく、仕事のモチベーションにもつながるデザイン性もしっかりと網羅されている。有名アパレルブランドや化粧品メーカーとコラボした高価格帯ブランドも誕生しており、より付加価値の高い商品づくりにも注力している企業だ。

同社を調べるのであれば、ぜひ実績やシェアについても着目していただきたい。医療白衣では国内有数のシェアを誇り、営業活動はその確固たる基盤の上で行うことができる。長年培ってきた取引先からの信頼とシェアを守っているのは、現役社員たちの誠実な対応姿勢や温かい人間性であることも、取材を通じてよく理解できた。

また同社は『いのちの力になりたい』という企業理念を掲げているが、医療現場の消耗品・必需品であるメディカルウェアは、「販売してよかったという実感を得やすい商材」である印象を受けた。「取引先と長期的な関係を築きたい」「相手が必要とするものや、心から勧めたいと思える商品を扱いたい」という志向の人にとっては、同社の営業職はマッチする可能性が高い。経営基盤の安定性やアットホームな社風、穏やかで気さくな社員たちの人柄なども併せて検討してみてほしい。

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同社のウェアは医療ドラマや映画でも頻繁に使用されており、公式サイトには衣装提供の実績がずらりと並ぶ。アイテム数の豊富さも、多くの医療従事者から選ばれる理由だ。

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