最終更新日:2024/5/16

(株)大創産業(DAISO・Standard Products・THREEPPY)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 専門店(複合)
  • 文具・事務機器関連
  • アパレル(メーカー)
  • 日用品・生活関連機器
  • 物流・倉庫

基本情報

本社
広島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

世界26カ国に広がり、躍進を続けるダイソーの魅力とは?

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ダイソーの海外展開をひっぱる若手&中堅社員の活躍ストーリー

世界26の国と地域に5,247店舗を展開するダイソー。インド初出店を担った海外事業部の中堅社員、海外子会社の内部統制・コンプライアンスに携わる海外管理部の若手社員に、お話を伺いました。

■S.T.さん
海外事業部/係長/2015年入社

■H.K.さん
海外管理部/主任/2019年入社

やっぱり「だんぜん!ダイソー」

【Sさん】ダイソーの海外展開をけん引するキーパーソンの一人。インド初出店を果たした今、すでに次を見据え、ダイソー未出店エリアのマーケティングを進める。
日本発のグローバル小売業を目指すダイソー。海外店舗の開発・運営を担う「海外事業部」は同社の海外戦略の推進役だ。
コーポレートロゴ「スリーアローズ」には、「人々の生活をより豊かにしていく」「人々の生活をアップデートしていく」という強い決意と熱意が表現されている。

インド初出店を実現し、ゼロからつくる面白さを体感!

【S.T.さん】海外事業部では、海外現地の子会社や代理店と連携しながら、マーケティング、出店先の検討、物流体制の構築、各国の規制に応じた申請対応、商品構成・店舗レイアウト、スタッフの指導など、海外での店舗立ち上げ・運営に必要なことをトータルに担っています。私はすでにダイソーをオープンしている国々への新規出店を経験後、インド共和国への初出店を担当し、2022年9月に「DAISO イランテモール店」の出店を果たすことができました。

私にとって新規開拓は初めてのチャレンジ。準備期間には限りがありますので、出店に向けたプロジェクト全体の計画表を作り、それに沿って一つずつ確実に進めることを意識しました。当然ながら私一人の力では成し遂げられず、現地の運営を担う代理店の方々との協力が不可欠。週1回のオンラインミーティングで随時、進捗を確認しあっていました。そのなかで大切にしていたのは一方通行にならないこと。こちらから一方的に「これをやって」「これができていない」と伝えるだけでは、相手は気持ちよく動いてくれません。店舗レイアウトの作成が遅れ、商品の出荷が間に合わないというギリギリの状況にも直面しましたが、そのときには私がレイアウト作成を引き取り、何とか間に合わせることができました。そうやって私にできることは率先してフォローし、「一緒に動くこと」でパートナーとしての信頼関係を築くことができたと感じています。

開店準備が大詰めを迎えると、私も現地入りし、スタッフの教育、什器の組み立て、商品陳列などに力を注ぎました。そして、いよいよ迎えたオープン初日。海外代理店の方々がインド国内で人気のインフルエンサーを巻き込み、SNS上で大々的にプロモーションを行ってくれたこともあって、お客さまの出足は想像以上でした。開店前からお客さまの行列ができ、テープカットのセレモニーを合図にお客さまをお迎えできたときには、大きな感動が押し寄せましたね。「開店を待っていたよ」と、お客さまからも声をかけていただき、ぐっと手応えを感じることができました。

店長を経て、希望していた海外事業部へ!

【H.K.さん】学生時代は英文学科で英語や中国語の勉強に注力し、オーストラリアやハワイへの留学も経験することができました。就職活動では、小売に限らず金融、商社など幅広い業種や業界を見ていましたが、“軸”に据えたのは「英語が使える仕事」「食品に関わることが仕事」でした。この“軸”にピッタリと合致したのがダイソーだったのですが、いちばんの決め手は「人を大事にする姿勢」です。内定直後に発生した2018年6月の大阪府北部地震の際に、誰よりも早く人事担当者が電話をくれたので本当に驚きました。

2019年に入社後は新入社員研修を経て、大阪市の大型店「心斎橋筋2丁目店」に配属となりました。トレーナー兼店長の先輩社員の指導のもと、商品陳列をはじめとした売上拡大のポイントや、店舗運営のオペレーション、商品知識、スタッフの採用・育成、数値・在庫管理のノウハウを学んだ後、2020年には「ライフ出来島店」に異動。約半年間、店長を務めました。当社店舗の店長には大きな裁量が与えられており、レイアウト作成をはじめ、あらゆる部分で創意工夫を発揮することができます。売上が伸び悩み苦労した時期もありましたが、エリア責任者のサポートのもと、集客のために店頭や駅前でチラシ配りを行うなど、さまざまな形でチャレンジすることができました。

そして、2021年には海外事業本部に配属となり、最初の2年間は海外運営部で先輩の補佐として担当し、アジア地域の海外子会社が展開する店舗の売上拡大に向けたマーケティング戦略の策定に携わりました。具体的には、海外子会社のメンバーと連携し、国内で展開しているマーケティング戦略をカスタマイズしながら導入。店舗運営の経験を大いに役に立てるとともに、管理会計や経営分析のスキルを身に付けることができました。

2023年からは海外管理部に所属しています。全世界の海外子会社の経営をいかに“ヘルシー”にするかという観点で、経理業務の内部統制やコンプライアンス関連の仕事に取り組んでいます。コンサルティング会社と連携して調査を行い、経理業務のリスク、コンプライアンス・リスクを見える化した上で、課題解決の提案から実行までを行うのが私のミッションです。専門的な知識が欠かせない仕事ですが、上司はもちろん、社内の財務部門、法務部門の担当者にもサポートしてもらっています。ほぼ全ての海外子会社に出張できたのも良い経験となりました。

ふたりが感じる仕事のやりがいと、これからの目標

【S.T.さん】私は国内の店舗運営を約4年間経験し、店長、SV(スーパーバイザー)として新規出店も経験しました。多くの人たちと協力し、コミュニケーションを取りながら店舗をつくり上げた経験が、海外出店を担う今のベースになっています。とはいえ、海外では文化も価値観も日本とは異なり、現地スタッフの皆さんが思うように動いてくれないこともあります。そうしたときも心掛けているのは、相手を理解することに努め、スタッフとのコミュニケーションを大切にしながら店舗全体のモチベーションを高めること。そうやって異文化の方々と一緒にゼロからつくることには難しさも伴いますが、そこには大きなやりがいがあり、楽しさを感じています。

インドでは第1号店オープンを皮切りに、すでに2号店、3号店と、新規オープンを続けています。今後5年間で少なくとも50店舗以上の出店を実現したいと意気込んでいるところです。ダイソー未出店の国・地域は、ほかにもまだまだたくさんあります。インドでの出店経験を活かし、そうした国・地域への出店戦略を積極的に主導し、世界中にダイソーを広めていきたいと思っています。

【H.K.さん】
この数年間のポジションの変化とともに、やりがいを感じる部分も変わってきています。店舗スタッフとして仕事をしていた頃は、与えられた仕事を的確にこなせたときや、綺麗な売り場をつくって数字に結びついたときに達成感を感じていましたが、店長になってからスタッフからの「あなたが店長で良かった」といった言葉が何よりのやりがいになっていました。一方、海外事業本部の仕事では、海外子会社のメンバーに主体的に動いてもらう部分が多いのですが、彼らから「頼りになります」といった言葉を掛けてもらえたときに、やりがいを感じられますね。

現在所属している海外管理部では、経理やコンプライアンスを中心に、幅広い分野の仕事を手掛けていますが、今後はさらに高度な専門性が求められる仕事に挑戦していきたいと思っています。専門的な部署で海外子会社との橋渡し役を果たすことができるといいですね。将来的にはリーダーシップを発揮しながら、後輩社員の成長を力強くサポートできる人材になることが、現時点での私の目標です。

学生の方へメッセージ

ダイソーでのキャリアは、店舗運営から始まります。スタッフの育成、商品管理、売り上げ・コスト管理など、経営の三要素である「ヒト・モノ・カネ」をマネジメントする役割を務め、早くから経営人材としてのスキルを身に付けられるのは大きな魅力です。早ければ入社2年目に店長に昇格でき、その後はSVやマネージャーへ、今回登場したふたりのように海外事業へ、あるいは商品企画、開発営業、物流などへ、キャリアパスは多彩に広がっています。

そうしたチャンスをつかみ、ゆくゆくは会社・事業の幹部へ、キャリアを力強く伸ばしていただきたいと期待しています。そのために大切なのは、「自律・自考」です。与えられるのを待つのではなく、主体的にやるべきことを見出し、目標達成に向けて自ら進んでアクションを起こして、会社も自分自身も成長させていく。そうした方にとって、ダイソーはとても魅力的な環境だと思います。「こんな商品があると喜ばれそう」と、店舗から本部の企画部門へ提案したり、オペレーションを改善したり、さらには新業態・新ブランドを立ち上げたり、全員にアイデアをカタチにするチャンスがあるからです。

社会に出るにあたり、「こうなりたい、こうしていきたい」というさまざまな想いを皆さんはお持ちだと思います。直接お会いし、お聞きできることを楽しみにしています!
(大創産業人事部/Oさん)

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「変化とチャレンジに前向きな会社です。自分で考え、自分の裁量で挑める場面が多く、自分から行動すればするほど、チャンスが大きく開かれていきますよ」(人事部一同)

マイナビ編集部から

「だんぜん!ダイソー」をスローガンに、企業としてのブランド価値を世界に広げる大創産業。そのスピードは目覚ましいものがあり、海外1号店を台湾にオープンした2001年以来、わずか20年余りで海外店舗は2,296店舗(2022年3月現在)に及んでいる。

さらに、国産の素材を中心に使い勝手や品質にこだわった「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」、「あいらしい。そして私らしい。」をコンセプトにリブランディングした「THREEPPY(スリーピー)」など、ライフスタイルの多様化に合わせて、新たな業態の立ち上げも積極的に進めている。

こうした市場ニーズへの柔軟な対応力は、同社のビジネスモデルであるSPA事業(製造小売業)ならではのことだといえる。商品開発→輸出入・物流→店舗開発の全てを自社で管理するため、ニーズを最前線でつかみ、市場が求める商品をいち早く届けることができる。

「次の新業態をつくるのは、これから加わる皆さんかもしれません」。人事部のOさんは、そう話してくれた。チャンスが大きく開かれた同社でなら、早くからマネジメント力を身に付けることができ、会社の中核へキャリアを伸ばしていける。「自分発でチャレンジしたい」「経営に興味がある」という方はぜひ注目してほしい。

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2021年生まれの新ブランド「Standard Products」は、早くも国内外30店舗以上を展開。国内外へ、多彩なブランドへ、ダイソーでの活躍フィールドはますます広がっていく。

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