最終更新日:2024/7/16

三菱電機システムサービス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事
  • 検査・整備・メンテナンス
  • プラント・エンジニアリング
  • 情報処理
  • セキュリティ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

暮らしと産業を支える幅広い仕事に、個性を発揮して取り組む社員たちの声

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気心知れた3人が、本音で語った「仕事のこと」「会社のこと」

三菱電機システムサービスの仕事って、本当に面白いの?やりがいはあるの?学生の気になるポイントに答えるべく、同期入社の3名が本社オフィスに集結。和気あいあいとした雰囲気の中、ざっくばらんに語り合った。

<写真左より>
■石井 健浩さん(2012年入社/工学部機械科卒)
首都圏第1支社 世田谷サービスステーション
■石井 英登さん(2012年入社/工学部電気電子工学科卒)
首都圏第2支社 製品販売課
■伊藤 純さん (2012年入社/工学部情報通信学科卒)
本社電子技術部 品質保証グループ

私のオフタイム

【伊藤さん】趣味は写真撮影。風景写真をはじめ、モデルの人に来てもらい、スタジオを借りて撮影するほど。画像センサーばかりでなく、カメラにも造詣が深い。
【石井(健)さん】アフリカなどから輸入した、珍しい観葉植物を育てることが趣味。また、古いものを見ることも好きで、ビンテージファッション、古い自動車にも詳しい。
【石井(英)さん】学生時代は、ロックバンドでボーカルを担当。今も音楽好きは変わらず、時間があればロックフェスなどに足を運ぶ。「ハードめのモノ」が、好物とのこと。

三菱電機システムサービスを選んだ理由/現在の仕事内容について

【Q】まずは、皆さんそれぞれに、三菱電機システムサービスへの入社動機について、お伺いしたいと思います。

伊藤さん◆学生時代は、半導体デバイスについて研究していました。具体的にはデジタルカメラのセンサー、ディスプレイのバックパネルなどです。これらに関する知識を生かせる会社はないか?と探し回った結果、たどり着いたのが当社でした。

石井(健)さん◆学生時代は機械科に属し、CADを使って自動車部品を設計したほか、エンジンの仕組みについてなど、力学系の研究に取り組んでいました。子どもの頃から、いろんな装置を分解して組み立てたり、その仕組みを解明したりすることが好きでしたね。当社に決めたのも、そうした仕事に取り組めるところがあると聞いたからです。

石井(英)さん◆大学では情報関連の勉強をしていたのですが、やはり、石井(健)と同じようにモノづくりが好きで、何かを作り出す仕事がしたいと考えました。また、就職活動を始めるにあたっては、BtoCの仕事ではなく、BtoBの仕事に就きたいと考えていましたね。そこで、いろいろ探し回るうち、出会うことができたのが当社だったわけです。

【Q】現在、取り組んでいる仕事の内容について教えてください。

伊藤さん◆現在、手掛けているのは監視カメラのシステム構築に関する、品質保証の仕事です。カメラやディスプレイをつなげる設計については、専門のスタッフが行っているのですが、私の仕事は、そのできあがったものに対する検証作業です。

石井(健)さん◆私が取り組んでいるのは、白物家電をはじめとした三菱電機が製造している電機製品についての、修理・メンテナンス業務です。多くは、一般家庭でも使用されているものですが、時にはオフィスビル等に設置されている空調機等も手掛けることがあります。現在、自分が現場に向かうことはなく、サービスエンジニアの工程管理をはじめとした管理業務を担当しています。

石井(英)さん◆自分も、みんなと同じようにエンジニアになるつもりで入社したのですが、入ってみるとなぜか営業をやることになりました。たぶん、上司が自分の言動を見ていて、よく喋るから営業が向いているだろうということになったのだと思います(笑)。担当しているのは、三菱電機が提供している製品に使われている、さまざまな部品の販売です。販売先は、工場などの製造現場が多いですね。

新人時代、さまざまなことに悩んだが、今では業務をけん引する存在へ成長を遂げた

【Q】新人時代をふりかえって、苦労したこと、難しかったことは?

伊藤さん◆入社1年目は、私も現場に出て、ディスプレイモニターの取り付け・交換工事に携わっていました。
その時、慣れるまで大変だったのは、常に高い安全意識を持って仕事に取り組むことでしたね。技術以外の部分で、どうしたらみんなの安全が確保できるのか?ということを考える難しさ、そして大切さを学びました。

石井(健)さん◆私も、1年目は実際に修理・メンテナンスの現場を訪問し、作業に取り組んでいました。でも、作業そのものより大変だったのは、お客さまの質問に答えることでした。私たちは専門家として見られていますから、何でも知っていると思われているわけで(笑)。もちろん、いろんなことを勉強した上で現場に向かうのですが、時々、難しくて答えられない質問をされることもありました。

石井(英)さん◆営業に取り組み出して感じたのは、それまで感じたことのないコミュニケーションの難しさでした。こちらが言いたいことを、正しく伝えるにはどうすればよいか?改めて、自分の口にする一言一句が、重要な意味を持っているということを考えさせられましたね。

【Q】現在、取り組んでいる仕事の面白さ、やりがいはどんなところに?

伊藤さん◆私の取り組む業務は、監視カメラシステムを作る上で、技術面における最後の砦といった位置づけにあります。不具合のあった製品を調べて、その原因が分かったときや、現場で正しく機器が作動するようになり、設計担当者の方から感謝の言葉をいただけたときが、最もうれしい瞬間ですね。

石井(健)さん◆現在、人の管理をする立場でもあるので、スタッフ全員のより良い働き方を追求しています。工程をいろいろ工夫して、みんなの労働時間を減らすことができたときは、ちょっとした達成感がありますね。

石井(英)さん◆営業に取り組み始めた頃は、普段目にしない産業機器ばかりで、知識が身に付くまで難しさも感じました。でも、今ではお客さまのニーズを汲み取り、カスタム製品をご提供できるまでになりました。達成感があるのは、他社から切り換えができたときです。壮絶なシェア争いをしている分野において、日々の対応の積み重ねが評価されたことをはっきり確認できる瞬間が、この時なのです。

技術領域の拡大、働き方の管理、そしてビッグディールの実現。3人の挑戦、進化は、まだまだ続く!

【Q】すでに、10年以上キャリアを積んできた皆さんですが、今後に向けた抱負などはありますか?

伊藤さん◆現在、監視カメラをメインで見ていますが、今後、取り扱える製品を増やしていきたいと考えています。当社では、テレビ会議やIP電話といった製品も取り扱っているため、将来的には、そこにも携わっていきたいと考えています。

石井(健)さん◆営業所の所長となって、所の運営全体に取り組んでいくことが、当面の目標ですね。また、世の中で関心が高まっている働き方改革についても、手を緩めることなく取り組みつづけていきたいです。サービスステーションの仕事は、他部門と比べると場合によっては残業が増えてしまう時もあります。管理する立場にある者が知恵を出し合い、より良い環境づくりに努めていきたいと思います。

石井(英)さん◆分かりやすいのですが…まずは、課長になりたいですね(笑)。それから、営業としてはもちろんビッグディールを狙っていきたいと思います。これまで、数千万円単位の契約を獲得したことがあるのですが、まだ億単位の契約をいただいたことがありません。誰もやったことがないような、大きなビジネスを手掛けるのが夢です。

【Q】三菱電機システムサービスの、おすすめポイントを挙げるとすれば?

伊藤さん◆まず思いつくのは、教育研修がとても充実しているところですね。思い返せば、私の部署の場合、入社後半年間はずっと研修期間でした。当時「給料をもらいながらこんなに勉強させてもらって良いのかな?」と思ったほどでした(笑)。また、新人の1年間で、資格もたくさん取らせていただきました。

石井(健)さん◆私のいる商品部の場合も、1年間にわたる研修が設けられていました。伊藤さんと同様に、この間にじっくり勉強して、さまざまな資格を取得しました。さらに、仮配属という形で営業所に入り、先輩に同行して仕事を教えていただきました。また、会社全体としていえるのは、一体感のある組織だということです。たまにしか話さない支社の方々も、電話をすると親身になって相談にのってくれます。

石井(英)さん◆まず、会社自体が社員の頑張りに対し、しっかり待遇で応えてくれるところ。また、社員同士が相手のことを思いながら行動する。そんな、あたたかい社風が浸透しているところですね。

学生の方へメッセージ

<伊藤さん>就職活動をふりかえって、まず悩んだのが、どういう業界に行くべきか?ということでした。その時、企業研究の軸になる業界が2つありました。1つは大学で専門的に学んだ分野、もう1つは趣味に関連した分野の仕事でした。2つの方向から企業研究を重ねた結果、自分が学んだ分野の業界が、どれだけ将来性に満ちたものであるかが分かり、迷いを解消することができました。

<石井(健)さん>私が就職活動に取り組んだ頃は、いわゆる「氷河期」と呼ばれた時代でした。なかなか、内定がもらえず苦労したのを覚えています。でも、今思えば、とても良い勉強をさせてもらったと思います。自分自身を分析し、考え、判断し、行動を起こしていく。その経験は、現在、仕事に取り組む上でも大きな糧になっているように思います。皆さんも、苦しいことがあるかもしれませんが、最後まで諦めずに頑張ってください。

<石井(英)さん>やりたいことを仕事にするというのは、誰しも憧れると思います。しかし、やりたくないことを見つけるというのも、1つのヒントになると思います。例えば、私の場合はBtoCの仕事がやりたくないと思い、BtoBに絞って就職活動を行いました。また、面接等でも、やりたいことばかりではなく、何がやりたくないのか?について、人事の人にはっきり伝えることが、ミスマッチのない働き方を実現する上で大切だと思います。

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仕事から趣味、家庭のことまで。ざっくばらんに語り合った、同期3人組。フランクに語り合う姿からも、同社に流れる温かくオープンな社風を感じ取ることができた。

マイナビ編集部から

今回は、同期入社のお三方が集まり、くつろいだ雰囲気の中で対談が行われた。そのなかで、皆さんが異口同音に語っていたのは「仕事における連携の大切さ」だ。いろんなポジションにいる人が協働し、一つのサービスとして提供している会社だけに、部門間・事業所の壁を越えて協力しあう風土が、深く根付いているのであろう。

そんな同社には、技術の会社ではあるものの、デスクに座っているのではなく外に出たい、というタイプが多いようだ。事実、社員の大多数は外に出て、いろんな現場で仕事をしているとのことだった。技術を生かしながらも、多くの人と対話しながら仕事をしたい、また、いろんなところに出かけて、多種多様な機器・装置にふれながら仕事をしたい。そういう学生には、特にフィットする仕事のようである。

さらに、お三方それぞれ、研修の充実ぶりについて強調していた点も印象的であった。同社では、入社1カ月目に集合研修を実施している。そこで、電気電子の基礎、ビジネスマナー、ねじ締め、圧着など大まかな基礎は吸収していくことができるだろう。今回、取材に応じてくださった伊藤さんも、ここで「電気電子の基礎」という講義を担当。高校物理レベルの電気に関する知識から、大学1~2年生レベルの半導体・回路理論に関する講義を行っているとのことだ。技術力を伸ばしながら社会に貢献できることも、同社の魅力であると感じた。

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さまざまな技術を修めた、個性豊かな人材がコラボレーションすることで、大きな力を発揮している同社。「三菱」のエンブレムを胸に、ワンチームで仕事に取り組んでいる!

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